仏壇買い替え予定の方必見!事前知識のまとめ

仏壇を買い替える予定の方必見の事前知識を解説します。新しい仏壇を買ってしまう前に知っておいて損はありません。買い替えでなく新たに購入を検討している方も是非ご覧ください。

目次

  1. 仏壇の買い替えのタイミングは?
  2. 仏壇の買い替え本当に必要?修理洗濯!
  3. 仏壇買い替えの流れ
  4. 仏壇買い替えのポイント
  5. 仏壇の買い替え時のお布施

仏壇の買い替えのタイミングは?

仏壇が古くなってきた、引っ越しする、親から仏壇を引き継いだなど、仏壇を買い替えようかと検討している方の理由も様々かと思います。
では、買い替える際にタイミングはあるのでしょうか?

閏年は避けたほうが良いという説

仏壇やお墓を買い替えたり、新たに購入する際に閏年は避けたほうが良いという地域があります。
なぜそのように言われているのでしょうか?

理由を考えてみると、昔の暦は太陰暦で一年が約354日で、太陽暦と比べると一年で約11日ずれが生じます。
このずれを無くすために閏月という月がある年を設定しました。
つまり一ヶ月長い年があったのです。
昔は農業が主要産業で、単純に考えると一年間の収入はあまり変わらないのに、生活費は一ヶ月分余計にかかるわけです。
こんな年に大きな買い物はできないわけですから、閏年は避けた方が良いという考えが生まれたと思われます。

準備ができればいつでもOK!

現代では多くの方が月収制で収入も安定していると考えると、タイミングは特になく買い替えや購入の準備さえできればいつでも良いと思われます。
では、準備とは何が必要でしょうか?買い替えや購入するのはどういう流れなのか、いくらくらい必要なのかの知識と、そのための資金、設置場所が必要になります。

仏壇の買い替え本当に必要?修理洗濯!

仏壇の買い替えをする前に考えていただきたいのが、本当に買い替えが必要なのかということです。
引っ越し先に今の仏壇を置くスペースがない、親から引き継いだけど置くスペースがないなどの場合など物理的に難しい場合は、買い替えないと仕方ないかもしれませんが、置くスペースがある場合は、修理や洗濯という方法があることも知っておいていただきたいと思います。

仏壇

仏壇の修理

古くなったり壊れている箇所がある場合でも多くの仏壇は修理することができます。
金箔の貼ってある黒塗りの金仏壇と、黒檀や紫檀などの唐木仏壇では修理の方法が多少異なりますが、どちらも修理可能です。
修理方法も簡単な部分修理からほぼ新品同様になるような修理とケースバイケースで費用も変わってきますが、今回は新品同様になる修理方法を簡単に説明していきます。

金仏壇の場合

金仏壇は漆や合成漆で塗装されている仏壇なので、まずはバラバラにして黒塗りの塗料を剥がします。
そして、破損していたり、無くなっているパーツがあれば、そこは新たに木を加工し足します。
その後再度塗装を行い、金箔を貼り、金具をつければほぼ新品同様の仏壇に生まれ変わります。

塗装方法や金箔のランクなどで価格も変わってきますが、長い場合は数か月の修理期間と新品の仏壇を買うのと同じくらいの費用が掛かります。

唐木仏壇の場合

唐木仏壇も金仏壇と基本的には同じ流れで、バラバラにし表面のコーティングを剥がします。
破損や欠損箇所を補充し、全体のバランスが合うように着色とコーティングを行い、組み立てて金具を打つと完成です。

修理ができない場合

修理ができない場合もあります。
修理は仏壇店が受けて、修理を行えるメーカーに出しますが、仏壇店によっては修理のメーカーとのコネクションがない場合もあり、そういった店では断られる場合もあります。
また、元々安価な仏壇は接着剤で止めてありバラバラになりにくくなっていたりする場合もあるため、修理が困難な場合もあります。

仏壇の洗濯

仏壇が汚れているだけでまだ使えそうな場合は洗濯という方法があります。
表面を乾拭きや艶出し液で磨くだけの簡単な方法と、専用の洗剤を使い、表面の汚れを浮かせて落とす方法とがあります。
仏壇の汚れは線香やローソクの煤汚れが多いので、汚れを落とすだけでも見た目がだいぶ変わる場合も多々あります。
特に金仏壇を専用の洗剤できれいにすると、煤が落ちて金の輝きが復活します。
家の中で作業もしてもらえるので、急ぎの場合などその日のうちにきれいにしてもらうことができます。
また、費用も修理に比べると安く済み、大きさや洗濯方法にもよりますが、数万円程度でも可能です。

仏壇買い替えの流れ

修理や洗濯をせずに買い替える場合の流れを説明したいと思います。

(1)設置場所と予算の決定
   ↓
(2)新しい仏壇、古い仏壇の処分費用の見積もり
   ↓
(3)新しい仏壇の購入
   ↓
(4)古い仏壇の魂抜き
   ↓
(5)古い仏壇の処分
   ↓
(6)新しい仏壇の設置
   ↓
(7)新しい仏壇の魂入れ

以上のような流れになりますので、詳細は次の買い替えのポイントで説明していきます。

仏壇買い替えのポイント

(1)設置場所と予算の決定

まず大事なのが新しい仏壇を置く設置場所の決定です。
大きさが決まらないと予算も決めることができません。

古い仏壇の置いてあった場所にそのまま置く場合は、仏間であれば仏間の大きさ(巾、高さ、奥行き)を測ります。
この時に、仏間の写真を撮っておいたり、コンセントの位置を確認しておくと仏壇店に行った時に話がスムーズに進みます。
仏間ではない場合は古い仏壇の大きさを測り、新しい仏壇は大きくしたいのか、小さくしたいのかを決めます。

新たな場所に置く場合は、設置場所の大きさを測ります。
特に棚の上に置きたい場合など、棚の大きさを測り充分な広さがあるのかを考えます。
仏壇には扉や引き出しがあり、表示の大きさよりも広い場所が必要となります。

新しい仏壇の希望のだいたいの大きさが決まったら次に予算を決めます。
相場は一概には言えませんが、棚の上に置く小さな仏壇で数万円からありますし、床から置くタイプの仏壇であれば、安いものでも最低20万円から30万円は考えておいた方が良いと思います。
仏壇の価格は上を見るときりがありませんので、30万円とか100万円とかだいたいの予算を決めて仏壇店に行くと良いと思います。
また予算を決める際に、新しい仏壇の費用だけでなく、古い仏壇の処分費用(新しい仏壇を買う場合無料で処分してくれる仏壇店も多くあります。
)、仏壇の魂を抜いたり入れたりするお坊さんへ払うお布施などもかかってきますので、ご注意ください。

(2)仏壇の見積もり

大きさとだいたいの予算が決まったら実際に仏壇店へ見に行きましょう。
大きさや予算がはっきりしていれば何点かお勧めしてくれると思います。
また、仏壇店によって同じ仏壇でも価格の設定や値引き額が違いますので、複数のお店で見積もりを取ると良いと思います。
ネットでも仏壇は売っておりネット販売のサービスも発展してきていますが、表示寸法では扉を開けた時など実際の大きさがわかりにくかったり、仏壇の設置やアフターサービスなど実際の店舗で購入する場合の方が良いかもしれません。

また、見積もりの際に、古い仏壇の処分も相談してください。
多くの仏壇店は新規購入の場合は無料で処分してくれます。

(3)新しい仏壇の購入

見積もりが終わったらいよいよ購入です。
購入の際の注意点は、納入の期日についての打ち合わせです。
買い替えの際は、古い仏壇もある状態ですので、古い仏壇の魂を抜く日をいつにするのかお坊さんとの相談も必要となります。
古い仏壇の魂を抜いてもらう、古い仏壇を引き取ってもらう、新しい仏壇を納めてもらう、新しい仏壇に魂をいれてもらうということが必要となってきます。
一日で済ませたい場合は、仏壇店の来る日とお坊さんの来る日を合わせてもらい、新しい仏壇を持ってきてもらい、古い仏壇の魂抜きと新しい仏壇の魂入れを続けてしてもらい、古い仏壇を持って帰ってもらうということも状況によっては可能かもしれません。

(4)古い仏壇の魂抜き

仏壇の修理や処分などの際は、仏壇の魂抜きが必要と言われます。
仏壇の魂入れが開眼法要と言われるように、魂抜きは閉眼法要という言い方をする場合があります。

仏壇は本尊(仏像や掛軸)や先祖(位牌)を安置する場所で、仏壇自体に魂を入れるわけではないので必要でないという考え方もありますが、仏壇自体に魂を込めるという考え方もあるので、お坊さんに相談してください。
後程記載しますが、拝んでもらう場合はお布施が必要です。

(5)古い仏壇の処分

古い仏壇の処分は仏壇店に相談するのが一番です。
自治体などにゴミとして処分することも可能な場合もありますが、自治体によっては処分できないところもありますし、何よりゴミとしてだすことに抵抗感のある方も少なくないと思います。
仏壇店によってはお坊さんに来てもらって拝んでもらってからまとめて焼却するところもあります。

また仏壇内の仏具については、大きさが合ってまだ使えそうな仏具は買い替える必要がないかもしれませんので、購入店に相談して買う必要のない仏具はその分値引きしてもらうのも手かもしれません。
特に本尊である仏像や掛軸は仏壇の中でも重要なものになるので引き続きお祀りするのも良いことかと思います。

(6)新しい仏壇の設置

新しい仏壇の設置の際にトラブルになりやすいのが、搬入経路が狭かったり、設置場所が狭かったりすることです。
購入前に仏壇店に下見に来てもらうのが一番間違いのない方法です。
また古い仏間にそのまま買い替えて入れる場合など、壁や床が傷んでいたりする場合もあるので、事前にチェックして必要であれば、納入前に工務店などに手を入れてもらいましょう。
また、仏壇の中には灯篭などの照明器具もある場合が多いので、コンセントの位置も確認し、必要に応じて電気店などに工事してもらいましょう。

(7)新しい仏壇の魂入れ

新しい仏壇には開眼法要が必要となります。
後述しますがお布施も必要になります。
また、開眼法要の際は赤いローソクを使ったり、鯛を用意したり、地域によって風習が異なりますので、お坊さんに相談してください。

浄土真宗の場合

仏壇というと亡くなった故人、先祖の供養のイメージがあると思います。
浄土真宗の場合は、先祖供養をしないとも言われますが、先祖供養に対する考え方が他の宗派と異なるだけで先祖供養をしたらダメだというわけではないようです。
仏壇の買い替えの際も開眼法要ではなく遷座法要であったり他の宗派と異なることがあるのでお坊さんに相談してください。

仏壇の買い替え時のお布施

仏壇の購入以外にもお金が必要なのが、魂抜きや魂入れの際のお布施です。
あくまでお布施なので、値段があってないのですが、相場としては1回あたり1万円から5万円が多く、魂抜きと魂入れを同時に行えばまとめて渡せるので2回するよりも安いと言われています。

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