社葬とはどのような葬儀?
社葬というのは、会社の創業者や会長・社長などの会社の発展に尽力した功労者が亡くなった時や、社員などが勤務中に不慮の事故などに遭って亡くなってしまった時などに、遺族だけではなく会社も主催者として行う葬儀のことをいいます。
ここでは社葬に参列する時に知っておくべきマナーなどについてご紹介します。
社葬を行う目的
社葬というのは、亡くなった方を弔い、哀悼をすることだけが目的ではなく、その故人の功績を讃えたり、参列した方々に故人が所属していた会社への支援を引き続き求めたりなど、参列した方々や社会に対して会社を広報することも目的の一つとなっています。
社葬の別称(お別れ会など)
最近では社葬を行う会社は減っているようですが、葬儀の内容や目的は社葬と同じでも、お別れ会やしのぶ会などという別称を用いて行っていることがあるようです。
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取引会社から社葬の通知を受けた時のマナー

取引会社などから社葬の通知を受けた時ですが、まずは社葬に参列するか否かを判断し、参列する場合は人選を行う必要があります。
社葬が行われるのは創業者や会長などが亡くなられた時となりますので、参列する人の役職は十分に考慮しなければ、マナー違反となってしまうことがあるため注意が必要です。
亡くなられた方と同格の役職の方が参列するのが一般的なマナーとなります。
社葬の受付でのマナー

社葬における受付では、参列者は一般葬と同様に名前を記帳し、受け取りを辞退されていなければ香典を渡しますが、社葬特有のマナーとしては名刺を差し出すというものがあります。
会社の代表として社葬に参列するため、名刺は必ず持参しましょう。(本来参列すべき人が参列できない時の代理人として参列する場合は、本来参列すべき人の名刺も合わせて持参し、受付で2枚の名刺を差し出します。)
差し出す名刺のマナー
受付で差し出す名刺ですが、通常使用している名刺をそのまま差し出すのではなく、名刺の右肩に弔という字を書く、もしくは名刺の左下を折るのがマナーとなりますので、忘れないようにしましょう。
社葬に参列する時の服装マナー

社葬に参列する時の服装についてですが、主催者である遺族や会社社員は正装であるモーニングを着ますが、主催者以外の参列者は正装を着ることは少なく、一般葬と同様に喪服である黒系のスーツがマナーとなります。
社葬に参列できない時は
取引会社などから訃報・社葬の通知が届いた場合、基本的には葬儀に参列する必要がありますが、その時の状況によっては参列できない時もあると思います。
社葬に参列できない時の対応については、代理を立てることができれば代理の方に参列してもらい、それもできない時は香典を送る、あるいは弔電を打つようにしましょう。
香典を送る、あるいは弔電を打つ
社葬に参列できない時は故人へのお悔やみの気持ちを伝えるために香典を送る、あるいは弔電を打つようにしましょう。
香典については辞退している場合がありますので、送る前に必ず確認が必要です。
弔電については宛先を喪主として、必ず社葬が行われる前日までに打つようにしましょう。
社葬の時の香典の受け取り辞退について
社葬では、香典の受け取りを辞退していることがありますので、社葬に参列する前に調べておく必要があります。(香典は主催者である遺族・会社のいずれが受け取った場合でも税金が発生してしまうため、社葬では香典の受け取りを辞退していることがあるようです。)
社員が社葬に参列する時のマナー違反
社葬が行われるのはその会社の創業者や会長などが亡くなられた時となりますので、参列した時にマナー違反をしてしまうと、自分が所属する会社全体の評価が下がってしまうこともありますので、十分な注意が必要です。
ここでは社葬に参列する時に知っておくべきマナー違反についてご紹介します。
名刺交換
社葬には取引会社の方や顧客なども出席しているため、仕事の延長として参列してしまうと、つい名刺交換を行ってしまうかもしれませんが、社葬はあくまでも葬儀となりますので、主旨に反する仕事を行うことはマナー違反となりますので、注意が必要です。
商談や打合せ
名刺交換と同様に葬儀である社葬の場で、仕事である商談や打合せを行うことはマナー違反となりますので、決して行わないようにしましょう。
社葬時のマナー違反。(商談や打合せ)
服装などのマナー違反
服装マナーについては前述した通りとなりますが、マナー違反としては、匂いの強い整髪料や香水など使用していることが挙げられますので、注意が必要です。
社葬に参列する時のマナーなどのまとめ

社葬に参列する時に気をつけたい、知っておくべきマナーなどをご紹介しました。
マナーを知らなかったとしても、マナー違反してしまうことで自分だけではなく、所属する会社全体の評価が下がってしまうこともあります。
社会人として知っておくべき社葬のマナーなどについて今一度ご確認ください。