お供え物として「お線香」を選ぶとき・贈るときのポイント!

葬儀や法事などのお供え物の選び方や贈るときのマナー、お供え物として「お線香」を贈るときのポイントをご説明します。また、「お線香」の種類などもご紹介します。

目次

  1. 「お供え物」とは
  2. 「お供え物」を選ぶポイント
  3. 「お供え物」の贈り方
  4. 「掛紙」の表書き
  5. 「お供え物」の「お線香」
  6. 「お線香」の種類
  7. 「お線香」の香り
  8. まとめ

「お供え物」とは

葬儀や法事などで、「お供え物」を用意するべきか、また、どんなものが相応しいか、悩みますよね。失礼のないように、ポイントをおさえ、基本のマナーを知っておきましょう。

「お供え物」は、ご神仏、ご先祖や故人の霊に捧げるものです。最近では、「お供え物」の代わりに、「ご供物料」として、現金を包むのが一般的ともされています。但し、地域によっては、「お供え物をみんなで持ち寄り分け合う」など、地域特有の習慣・風習があるので、注意が必要です。

お墓

「お供え物」を選ぶポイント

「お供え物」には、特に厳しい決まりごとはありません。しかし、気をつけるポイントはいくつかありますので、確認しておきましょう。

【ポイント1:大きさ】
「お供え物」は、持ち運ぶものであり、何より、仏壇などにお供えするものです。重たいものやかさばるものは避けましょう。

【ポイント2:中身】
消費できるもので、日持ちするものが好ましいとされています。焼き菓子やお煎餅などのお菓子の他、「お線香」やロウソクなどです。日持ちはしませんが、季節の果物は、よろこばれる「お供え物」といえます。お魚やお肉などの生ものは、殺生を連想させるので、不向きとされています。

【ポイント3:個包装】
食べ物は、できるだけ、小分けになっているものを選びましょう。仏壇などにお供えした後、「お供え物」を分けて持ち帰ることがあるので、小分けになっている方がよいでしょう。

「お供え物」の贈り方

「お供え物」を持参するときは、必ず、掛紙をかけて包装します。掛紙の表書きは、亡くなられた日に関係なく、ご仏前への全てに使用できる為、「御供」を使うことが増えています。
また、「お供え物」は、直接仏壇にお供えするのではなく、まず先方にお渡しし、「ご仏前にお供えください」と言葉を添えるのがマナーですので、注意しましょう。
*弔事用では、のし紙のことを「掛紙」といいます。

「掛紙」の表書き

掛紙は、「内掛紙包装」と「外掛紙包装」のどちらでもかまいません。 不祝儀袋は「黒白結びきり」もしくは「黄白結びきり」を使います。
表書きは、以下の通りになりますので、ご参照ください。
*但し、宗教や地域によってなる場合がありますので、注意が必要です。

四十九日

御霊前 : 葬儀および四十九日(三十五日)の法要前日まで

初盆(新盆)

初盆御供(新盆御供) : 初盆(四十九日・三十五日を過ぎて)最初のお盆

お盆

盆 供 : 亡くなった年次を問わずお盆法要

お彼岸

御 供 : お彼岸だけではなく、全ての仏事で仏前にお供えする時

仏事全般

御仏前 : 四十九日以降全ての仏事
(故人が霊から仏になられたという意味で使用します。)

「お供え物」の「お線香」

「お線香」を贈るのは、古くから伝えれている日本の風習のひとつでもあります。「ご香典」の文字通り、香り(お香)を贈ることに由来しているといわれています。
故人となった方には、香りが最も上等な食べ物とされる考えや、香りによって心身を清められるという考え方からも、仏様にとって、最も良いご供養となるとも言われています。
また、「お線香」をお供えすることは、「お線香」の煙を通して仏様とお話しすることであるとも言われ、「お線香」のよい香りで心身を落ち着けて、仏様と向き合うことが大切だとされています。

「お線香」の種類

「お供え物」としての箱入り「お線香」は、様々な種類があります。「お線香」の質や内容量などにより、価格も様々です。ロウソクなどとセットになっているものもあります。高級な材料を使っていて、桐箱や化粧箱などに入っている高級なものから、手軽なものまでありますので、先方に合わせて選びましょう。また、近年では、マンションなどの集合住宅が増えたため、先方の住宅事情や健康上の事情など、様々な状況に合わせ、煙の少ないタイプや香りの柔らかいタイプの「お線香」を選ぶなどの配慮が必要です。

お墓

「お線香」の香り

「お線香」は、その香りも様々です。人気がある香りは、「ラベンダー」「桜」などのフローラルな香りや、「白檀」「香木」などの自然で爽やかな香りですが、最近では、「コーヒー」や甘い「お菓子」「果物」などの香りのするものまであります。仏様や先方の好みを考慮し、香りで選ぶということも、心のこもった贈り物になると思います。好みがわからないときは、やさしめの香りを選ぶのもよいでしょう。

まとめ

「お供え物」を贈る場合は、故人やご遺族とのかかわり合いの深さを考慮しながら、以上のポイントや予算との兼ね合いもふまえ、心をこめて選びましょう。注意するべき点は、過度の贈答は、先方にかえって負担をかけることになるということです。仏事に関わる「お供え物」選びは、より心遣いや配慮が必要だといえます。
「お供え物」に「お線香」を贈り、「お線香」の煙を通して、仏様やご先祖様と、お話ししてみてはいかがでしょうか。

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