参加して初めてわかる仏教とは全然違う神式葬儀祭などでのお供えとは

神式と聞いて、神社を思い浮かべる人は多いと思います。仏教徒でも各家には神棚があり、神様をお祀りしていますから馴染がない訳ではありません。しかし、神式の葬儀に初めて参加した時はあまりにも動きが多くお供えも違いました。そんな神式のお供え、日々の物も調べてみました。

目次

  1. 神式のお供え
  2. 通夜祭と葬儀祭のお供え
  3. 神鐉お供えの順番
  4. 神棚のお供え
  5. 神式のお供えまとめ

神式のお供え

基本的に、神式と仏教の日々のお供えはあまり変わらないようにも思います。違いがあるとしたら、自然の物に感謝をしそのままの形でお供えする事とお清めの塩をお供えするところでしょうか。お供えで一番の違いは、通夜祭や葬儀際の時のお供えが仏式とは違います。

神式でのお供えとは、生きていきために絶対必要な米と塩そして水が基本です。旬なもの、珍しい物自分の育てた農作物などは、特に自分で作った野菜や果物をお供えするのは見栄えは悪くてもごちそうだと考えられています。

神社

神鐉とは

神様へのお供え物を神鐉と言います、海の物・川の物・山の物・野の物で採れた旬の物をお供えする事で神鐉には熟鐉と生鐉と二通りあります。
熟鐉とは、調理してお供えするもう一つの生鐉は生のままお供えする事です。しかし、熟鐉に使う火は火打石など清らかな形で起こした火でなければいけないと言う決まりがあります。神様へのお供えですから、神聖なものなので清らかな炎のみを使って作られた物でなければいけないようです。一般家庭では、なかなか難しいとように思います。

通夜祭と葬儀祭のお供え

宮司さんや系列の神社によって、お供えの種類は違ってきますので一つの例としてここでご紹介いたします。基本のお供えとして、お米、酒、餅、魚(尾頭付き)野菜、果物、菓子、塩、水、鳥、海藻(乾物)以上が通夜祭と葬儀祭など亡くなった時のお供えです。

五十日祭(仏教での四十九日)などではもう少し簡略して乾燥した物や野菜、果物お酒お米そしてお水をお供えしています。神社で行う事はありませんので、家や会場を借りて行うとかお墓で行ったりもします。

神式お供えの魚や野菜の順番

お供えを置く場所にも序列と順番が有ります、神様に使い所中央は序列が高く左から右へと序列が低くなっていきます。
順番として、①お米 ②酒 ③餅 ④魚(生の鯛が多く用いられます)⑤海藻(乾物)⑥野菜(まるのまま) ⑦果物 ⑧菓子 ⑨塩 ⑩水 この他に鳥をお供えする事も有ります。
魚は独特の縛り方で、頭と尾を上げた状態にして頭を神様に必ず向けてお供えします。

神式の通夜祭や葬場祭のお花

真榊を施主(喪主)は一対お供えします、その他親族は仏式と変わりなく生花を故人に供養としてあげます。お棺の中にも仏式と同じ様に、お花を入れて故人に持たせます。
ただ、通夜祭や葬儀祭などで玉串奉奠の義があり柏手も音を立てずに行います。意外と音を立てずに柏手を打つ事は、意識して行わなければ難しいと感じます。

日々のお花

本来は榊です、けれども長生きをした人であれば榊ではなくお花でかまわないようです。実際母方の親族は神式です、宮司さんから「お花もお線香も好きにあげていいです」と言われています。

神鐉お供えの順番

神棚

神式では仏壇ではなく、祖霊舎(それいしゃ)にお祀りします。神式では神様の所へ御霊は帰っていく、と言いますあの世へ行くと言う考え方ではありません。昔は葬儀祭などお祝いと言う考え方から、か朱塗りのお祝い膳で直会(お清めのお食事)を行いました。

お供えの並べ方

祖霊舎へは、毎朝お供えをお取替えします基本はお米(ご飯)お水、お酒、お塩です。置き方としては、お米(ご飯)を真ん中に置きますお水を左に塩を右に並べますお酒を瓶子(へいし)に入れます。お餅もお供えするようですが、大福で代用してもいいそうですから意外と寛容なところも有るみたいです。

神棚

神棚のお供え

仏教徒でも神棚を祀っているお宅は多いと思います、神棚へのお供えは神式程ではありませんけれども近い形で行います。神棚でのお供えは、榊は一対で二つ左右に置くのが基本です片方だけで祀るお宅もいますのでどちらでも良いようです。

榊と塩

榊と塩は、毎月一日と十五日にお取替えするようにと言われています。榊のお水やお米お水は、月に二回と言う分けにはいきませんから毎日お取替えしてください。

三宝

神前へのお供え物を乗せるための物で、上の部分がお皿で下が胴といいます。元々三宝は、切り離して皿と胴と別々に使用したりしていました。けれども、最近では一体での使用が多くなっているようです。古代の日本では、三宝は高貴な方へ物を献上するために使用されていました。
三宝にも、遠山三宝と長三宝と普通の良く見かける三宝の三種類があります。

三宝の使い方として、お皿は継ぎ目のない方を神様に向けます胴は穴の開いていない方を神様に向けます。

特別な日のお供え

お正月はお供え(お餅)やお雑煮おせち料理などいつもとは違ったお供えを行います。一日と十五日は特別な日ではありますが、もし代わった珍しい物が手に入ったなら特別な日でなくても関係なくお供えしてください。

神式のお供えまとめ

神式のお供えまとめ如何でしたでしょうか?
神式のお供えは神様への感謝が基本にあります、お供えは神への感謝と自然への感謝と言う事なのだと思います。昔の日本人は自然とともに生き、日々の食事に「いただきます」「ごちそうさまでした」と言う言葉に替えて恵みに感謝していたのでしょうか。皆さんも、食べられる事へ感謝してみませんか。

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