きちんと捨てないと大変なことに!家電の廃棄方法知っていますか?

一般家庭や会社の家電を廃棄したいと思った時、廃棄方法が決まっているものがあるのをご存知ですか?家電から出る廃棄物を減らしたり、使えるものをリサイクルしたりするために法律が制定されているのです。家電を廃棄する時の正しい方法を詳しくご紹介していきます。

目次

  1. 家電リサイクル法の制定
  2. 具体的な廃棄方法
  3. 家電リサイクル券とは?
  4. 廃棄する家電の引き取り料金
  5. なぜ正しく処分しなくてはならないのか
  6. 正しい家電の廃棄方法まとめ

家電リサイクル法の制定

リサイクル

家電リサイクル法は、正式名称を「特定家庭用機器再商品化法」と言います。これまで家庭や職場で家電を廃棄したいと思った時は各自治体に収集してもらっていました。しかし家電には大型のものも多く、ごみ処理施設での処理が困難です。しかもまだ使える資源が残っていることも多くありました。

そこで2001年から施行されたのがこの法律です。業者は不用家電の引き取りと製造業者への引き渡し、製造業者は引き取りとリサイクルが義務付けられることとなりました。引き取りを依頼した持ち主は、引き取りの際に料金を支払わなければなりません。

具体的な廃棄方法

対象品目となる廃棄物

対象となる廃棄物は4つあり、エアコン、テレビ(ブラウン管、液晶、プラズマ)、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・乾燥機です。これらは家電4品目と呼ばれています。埋め込み式のエアコンやディスプレイモニター、業務用の保冷庫などは廃棄対象外となるので注意が必要です。

家電の回収方法

廃棄したい家電を購入したか買い替えをするお店に引き取りをお願いします。お店によって方法が違う場合があるので、事前に問い合わせておくとよいと思います。引っ越しなどで買ったお店に依頼できない場合は自治体などに相談してみるのもよいですね。

廃棄したい家電の引き取りを依頼すると、指定の日に回収業者が来てくれます。「家電リサイクル券」に必要事項を記入します。引き取り時に店頭で記入する場合もあります。控えを保管しておくと、ホームページなどでどのようにリサイクルされたかを知ることができます。

家電リサイクル券とは?

家電リサイクル法の施行により、各業者の業務をスムーズに進めるため、一般財団法人家電製品協会が作ったのが「家電リサイクル券」のシステムです。このシステムには2つの方式があり、1つ目は料金販売店回収方式、2つ目は料金郵便局振込方式です。

料金販売店回収方式

販売店に廃棄する家電の引き取りを依頼する際、販売店に直接リサイクル料金を支払う方法です。買い替えの場合、新しく購入する販売店で手続きをします。回収の際は別途収集運搬料金がかかりますので、注意が必要です。

料金郵便局振込方式

リサイクル料金を郵便局から家電リサイクルセンターに振り込む方法です。自治体などや家電リサイクルセンターに入会していない販売店に引き取りを依頼する際にこの方法を使います。手数料などの詳細については、引き取りを依頼する場所に問い合わせるのが確実です。

廃棄する家電の引き取り料金

保険・相続

廃棄を依頼する時に気になるのが、引き取り料金ですよね。料金はメーカーや業者ごとに異なってきます。ここでは平成28年4月1日現在のリサイクル料金例をご紹介します。ここに記載するのはあくまでも例ですので、実際に引き取りを依頼する際には詳細を確認するとよいと思います。また、前述したように別途収集・運搬料金がかかってきます。

リサイクル料金例

エアコンの場合は972円~となっています。テレビの場合はブラウン管(15型以下)が1,836円~、16型以上が2,916円~。液晶・プラズマ(15型以下)が1,836円~、16型以上が2,916円~となっています。冷蔵庫・冷凍庫の場合は170ℓ以下が3,672円~、171ℓ以上が4,644円~です。洗濯機・衣類乾燥機の場合は2,484円~です。

なぜ正しく処分しなくてはならないのか

不法投棄や不適正処理の可能性

不法投棄

家電や家具の回収業者の中には、「無許可」で処分を行っているところもあります。自治体からの委託を受けずに勝手に回収業者を名乗っているということです。大音量で街中を回収に回っていたり、チラシやインターネットで宣伝している業者をすぐに信用してはいけないのです。

このような「無許可」の業者に引き渡してしまうと、適正な廃棄処理を行ったという確認が取れません。不法投棄や不適正な管理と処理がされる場合もあります。そのため有害ガスが出たり、燃やしてはいけないものを燃やして火災になってしまったりという事例があります。

高額請求の可能性

「無料」という宣伝文句で回収していたのに、回収が完了した途端に「全て無料なわけではない」などと高額請求をされることもあります。そのような悪質な業者に依頼してしまうと、思わぬトラブルになる可能性も出てくるのです。正しくリサイクルすることは、環境だけでなく自分の身や家族を守ることにもなるのですね。

正しい家電の廃棄方法まとめ

いかがでしたか?今回例に挙げた家電4品目については、家電リサイクル法により廃棄処分の仕方が決められています。「自分くらい大丈夫だろう」と誤った処理を行ってしまうと、環境破壊だけでなく思わぬトラブルとなる場合があるのです。もちろん不法投棄や不正処理は犯罪となります。生活に必要不可欠な家電製品。不要になった後の廃棄処分方法もしっかりと考えていきたいですね。

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