訃報が届いたら…知っておくとよいお悔やみごとのマナーとは?

親族が増えるにしたがって、お悔やみごとなどの冠婚葬祭に参列する機会も増えてきます。常識やマナーに戸惑う人も多いですよね。いざという時に困らないよう、ここではお悔やみごとに関するマナーを詳しくご紹介していきます。

目次

  1. 突然の訃報を聞いたら
  2. お悔やみの言葉のマナー
  3. その他の気をつけたいNGマナー
  4. 仏式以外の場合
  5. お悔やみごとのマナーまとめ

突然の訃報を聞いたら

葬儀

電話などで突然の訃報を聞いた時は、まず丁寧な言葉でお悔やみを伝えるのがよいですね。亡くなった時の様子や死因を尋ねたりするのはマナー違反とされています。遺族の方も取り込み中ですから、簡潔に通夜や葬儀・告別式の日程を確認しましょう。

身内や親族、親しい人の場合

身内や親族、親しい人の訃報を聞いた場合、できるだけ早く弔問し、お悔やみを伝えるのがマナーです。通夜や葬儀の準備を手伝うつもりで、何かできることがないか尋ねると相手も依頼しやすいかもしれません。突然の訃報であれば、地味な普段着でOKです。香典を持って行ったり、喪服を着ていくのは死を予測していた事になるのでNGとされています。

遠方ですぐに行けない場合

遠方ですぐに弔問できない場合は、訃報を聞いた際に電話でお悔やみを伝え、通夜や葬儀に間に合うかを確認して伝えるのがよいと思います。自分の家族など代理人に弔問してもらい、後日改めて自分で伺うのもよいですね。

友人・知人の場合

関係の深い友人・知人ならば通夜・葬儀・告別式まで出席を。全てに出席する場合、香典は通夜の時のみであとは記帳で構いません。それほど親しくない人であれば、通夜か告別式のどちらかで大丈夫です。仕事の都合などで昼間の告別式に出席できないという人も多く、最近では通夜に出席する人が多いみたいです。

お悔やみの言葉のマナー

葬儀

どのようなお悔やみの言葉がよいのか

お悔やみの言葉とは、亡くなった人を悼んで悲しむ気持ちを表す言葉です。訃報の知らせが入った時、また通夜や告別式に出席した時、遺族にどのような言葉をかければよいのでしょうか?遺族の気持ちを一番に考え、なおかつ自分の立場をわきまえたお悔やみの言葉が必要になってきますね。

一般的な言葉として、「この度はご愁傷様です。心からお悔やみ申し上げます」と言うのがマナーとしてもベストだと思います。「ご冥福をお祈りします」を付け加えるのもよいですね。生前にお世話になっていた人ならば、「大変お世話になりました」とお伝えしましょう。

ついやってしまいがちなマナー違反

親しくしていればしていただけ、亡くなった状況や死因などを知りたいものですよね。しかし、葬儀の場では亡くなった状況などについては尋ねないことがマナーです。遺族の方が死因について話している間に、悲しみが増してしまう可能性もあります。知らず知らずのうちに遺族を傷つけてしまわないよう配慮することが大切なのです。

お悔やみ時の「忌み言葉」とは?

葬儀の場では「忌み言葉」と呼ばれる、人前で使うとマナー違反となる言葉があります。具体的に言うと、「たびたび」や「くれぐれ」など繰り返しを使う言葉です。これは不幸なことが繰り返されることを示唆しているので、マナー違反とされているのです。

しかし最近では、あまり気にされなくなっているのも現状です。これは使ってもよい、これは使ってはダメなどいちいち気にしていたら言葉選びにも気を使ってしまいますね。あまり気にしすぎるよりも、心を込めてお悔やみを伝えるのがよいかと思います。

その他の気をつけたいNGマナー

故人との対面を自分から希望する

故人との対面は、遺族の方が勧めてくれた時のみとするのがマナーです。自らお願いするのは配慮に欠けるので、勧められた時のみ謹んでお受けするのがよいですね。対面時の正式な作法もありますが、それよりも遺族に対するお悔やみの気持ちと故人の冥福を祈る気持ちが大切です。

遅刻する

通夜などの時間に遅刻することは大変失礼になります。開始時間に間に合うように心がけ、読経中に着席するなどは避けた方がよいと思います。止むを得ない場合はお詫びの言葉と共に焼香をさせてもらってくださいね。受付に誰もいなかった場合は遺族に直接香典を手渡すか、式終了後に霊前に供えます。

新札を包む

結婚式などおめでたい席の場合は新札を使いますが、お悔やみ事の場合はマナー違反とされています。新札を準備しておくということは、予め死を予測していたことになるからです。どうしても新札を使う場合は少し折り目をつけて使用します。

仏式以外の場合

キリスト教式

日本ではほとんどの場合が仏式で行われますが、そうでない場合もあります。仏式は90%以上を占めています。しかし次に考えられるのがキリスト教式です。仏式では遺族にお悔やみの言葉を述べますが、キリスト教式でお悔やみの言葉を述べるのはマナー違反です。

仏式では人の死は「人生の終わり」を意味します。しかしキリスト教式では違います。キリスト教では人の死は祝福されるべきことなのです。生きていた時の罪を許され、神によって天に召されることを意味するので、お悔やみの言葉は述べません。

どのような言葉がふさわしいか

死は祝福されるべきこと、とは言え遺族は悲しみに暮れていることでしょう。そんな時、キリスト教式の場合はどのようにお悔やみを伝えればよいのでしょうか?一般的には「〇〇さんに神様の平安がありますように」「〇〇さんの平安をお祈りいたします」などです。宗教によってお悔やみの言葉には違いやあるなしがあります。訃報を受けた時、何式で葬儀を行うかも確認しておくとよいですね。

お悔やみごとのマナーまとめ

いかがでしたか?上記に挙げたのは一般的なお悔やみごとのマナーです。しかしある程度の決まりはあっても、宗教や地方の習慣によって異なってくることがあります。日本で最も多い仏式の場合を中心に記載してきましたが、自分の地域の習慣や他の宗教の場合も知っておくと、いざと言う時に便利かもしれませんね。実際に弔問する際も、自分と故人の関係によってマナーが変わってくることがあります。故人を偲び、遺族に配慮した行動が大切になるのです。

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