奈良の大仏さんに願いをこめて ~東大寺の魅力と見所~

奈良県にある東大寺には、とても有名な大仏様がおられます。「奈良の大仏さん」として知られている大仏様と、東大寺について紹介させていただきます。

目次

  1. 東大寺について
  2. 東大寺にある多くの国宝
  3. 奈良の大仏さん
  4. 奈良といえば気になる存在
  5. 奈良の東大寺や大仏についてのまとめ

東大寺について

東大寺

東大寺は奈良県にあるお寺のひとつです。
奈良県で一番有名なお寺といっても過言ではないぐらい、とっても有名なお寺です。
大仏さんやシカなどでも有名で、多くの観光客の方でにぎわっています。
今日では、外国人観光客の方もとても多くなっています。

歴史

東大寺を建てたのは、聖武天皇です。
聖武天皇は、実の子を幼くして亡くしています。
その子を供養するため、728年に若草山の麓に9人の僧侶を住まわせました。
そして、その僧侶が住んでいた場所に、金鐘寺というお寺が733年に建てられました。
その金鐘寺が東大寺の元となったといわれています。

東大寺にある多くの国宝

東大寺

東大寺の境内にある建造物や仏像の多くは、国宝に指定されています。
そんな多くの国宝に指定されている建造物について紹介させていただきたいと思います。

南大門

南大門

東大寺の正門の南大門は、東大寺の顔とも呼べる存在です。
東大寺に着いたら、まずこの南大門をくぐることをおすすめいたします。

南大門は高さが25.46メートルあります。
962年に台風によって倒壊してしまい、その後200年もの間この南大門は再建されませんでした。
ですが、重源上人によって東大寺が再建されると共に、南大門も再建されることになりました。

金剛力士像

金剛力士像

南大門の左右には、金剛力士像が安置されています。
門に向って右側が吽形、左側が阿形です。
像の高さは8.4メートルあり、この配置は通常とは逆になります。
ちなみに、口を開けているのが阿形で、口を閉じているのが吽形となります。

この金剛力士像は、運慶と快慶を中心に、約20名の大仏師によって造られました。
その製作期間はたったの69日だったといわれています。

鐘楼

鐘楼

この鐘楼は、鎌倉時代にに再建されました。
中には梵鐘がつられており、この梵鐘も国宝に指定されています。
重さは26.3トンあります。
日本三大鐘のひとつとされており「奈良太郎」というニックネームで親しまれています。
毎日午後8時に鳴らされています。

法華堂(三月堂)

法華堂

東大寺の中で一番古い建造物です。
旧暦の3月に法華会と呼ばれる法会が行われていたことから、別名「三月堂」と呼ばれています。

本尊は不空羂索観音(ふくうけんさくかんのん)です。
その他にも、梵天、帝釈天、金剛力士像、四天王像、執剛神の10体の仏像があります。
全て奈良時代に造られたもので、国宝に指定されています。
ちなみに、執剛神は秘仏とされています。

※秘仏とは
信仰上の理由により非公開とされている仏像です。
厨子などの扉が閉じられたまま祀られています。
特別な日に限り公開されることがあります。

二月堂

二月堂

毎年、3月1日から2週間の間行われる「お水取り」の行事で有名なのが、この二月堂です。
「お水取り」は奈良時代から1260年以上、一度も途絶えることなく続けられています。
日々の過ちを懺悔し、平和や幸せを願うための行事です。

二月堂は、江戸時代に再建されています。
本尊は十一面観音です。
この十一面観音は絶対秘仏とされています。

二月堂は国宝に指定されているのに、24時間自由に拝観できる珍しい建物です。
特に夕日がとても美しく、お堂から見渡す奈良の景色が見事です。

※絶対秘仏
絶対秘仏は秘仏とは違い、全く公開されることのない仏像です。

奈良の大仏さん

大仏

奈良といえば「奈良のシカ」に「奈良の大仏さん」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか。
そんな「奈良の大仏さん」で親しまれている、東大寺におられる大仏様について紹介させていただきたいと思います。

奈良の大仏さんの名前

「奈良の大仏さん」で親しまれ、奈良のシンボル的な存在である大仏様は「盧舎那仏像」という名前です。

745年に聖武天皇によって製作が開始され、752年に完成されました。
この盧舎那仏を創建するにあたって、現在のお金に換算すると、約4657億もの莫大な金額がつぎ込まれたとされています。
そして、約260万人もの人が創建に携わったといわれています。

そんな盧舎那仏ですが、二度にわたって焼失してしまっているため、創建当初から残っているものは非常に少ないです。
大仏様の足の部分や、お腹の一部分、台座の一部といったものが当初から残されているものだとされています。

ちなみに、盧舎那仏の右手には「畏れることはない」や、左手には「人々の願いを叶えよう」といった、大仏様の想いがこめられています。

二度の焼失

平安時代末期の1180年に、平重衡により焼失してしまいます。
1185年に再興しましたが、戦国時代の1567年に起きた「東大寺大仏殿の戦い」において、またもや焼失してしまいます。
江戸時代の1685年に再興し、1691年に完成します。
それが現在の大仏様となっています。

大きさ

高さは約15メートルあり、重さは約250トンもあります。
直径約18メートルの蓮華座と呼ばれる台座に座っておられます。

ちなみに、顔の幅は3.2メートルで、鼻の高さは0.5メートルもあります。

柱にある秘密

大仏殿の内部にある柱には、四角い穴が開いてるものがあります。
その穴は、大仏様の鼻の穴と同じサイズです。
その穴をくぐると、無病息災のご利益があるとされています。
小さな子供さんなら余裕でくぐれるサイズです。
大人でしたら、小柄な女性でもくぐれるので、ぜひチャレンジしてご利益を授かってください。

奈良といえば気になる存在

シカ

「奈良の大仏さん」と共にとても人気があるのが「奈良のシカ」です。
そんな「奈良のシカ」について少し紹介させていただきたいと思います。

天然記念物

東大寺を含む奈良公園には、およそ1200頭のシカが生息しています。
これらのシカは決して飼育されているわけではなく、野生動物として天然記念物に指定されています。

神様の使い

シカは神様の使いとして、タケミカヅチの命と共に奈良に来たとされています。
そのことから、当時の奈良では、シカを敬い大切に扱ってきました。
その文化が現在にも受け継がれており、奈良公園をはじめ、奈良にいるシカはとても大切に扱われています。

奈良の東大寺や大仏についてのまとめ

東大寺

奈良には多くの寺社があり、そのどれもがとても古くから存在するものばかりです。
どの寺社も有名ですが、やはり奈良にとってなくてはならない存在なのが、東大寺であり大仏様です。
京都のお寺のような派手さや華やかさはないかもしれませんが、奈良のお寺には独特の雰囲気と、古より伝わる威厳さがあり、一歩境内に踏み入れば、ガラっと空気が変わるのを肌で感じていただけると思います。

そんな寺社のピリッとした厳かな雰囲気と、シカのフワっとした和やかな雰囲気を味わえるのは、奈良にしかないと思います。
そして、全てを包み込んでくれるような奈良の大仏さんに会いに行ってみてはいかがでしょうか。

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