将来の備えとしてお墓の価格について知っておきましょう

皆さんはお墓の価格がいくらくらいするのかご存知でしょうか。昨今のお墓事情については、意外と知らない方が多いようです。土地代は、墓石代は、その他お墓用具の価格について紹介します。

目次

  1. お墓を建てるための事前知識
  2. お墓の価格、諸費用
  3. 地域によるお墓の価格差
  4. 多摩霊園のお墓
  5. まとめに

お墓を建てるための事前知識

日本では、その宗教や文化的傾向として先祖代々のお墓が残っているご家族が多いように思われます。一方で、後継ぎがいないからお墓を放棄したり、一人身だからといって共同墓地を選ぶ方も少なくないようです。
しかしながら、やはり日本の文化として、新しくお墓を築く方、または自分だけ夫婦のためだけの墓を建てる方もいます。また昨今では、家族として愛したペットの墓などをお建てになる方もおられます。

お墓

お墓を建てるのは許可が必要です

さて「お墓を買う」と言っても、実際何を買うか明確にわかる方はおられますか。
周知のように、法律「墓地、埋葬等に関する法律(昭和二十三年五月三十一日法律第四十八号)」で定められているように、お墓は勝手に建ててはいけません。
特に同法第2条の5にあるように、「「墓地」とは、墳墓を設けるために、墓地として都道府県知事(市又は特別区にあつては、市長又は区長。以下同じ。)の許可を受けた区域をいう。」とされています。

お墓の価格、諸費用

お墓

永代使用料

お墓を建てる(使用する)ためには、お墓を管理する墓地・霊園・寺院などの管理者に対し永代使用料(えいだいしようりょう)という場所代を支払わなければなりません。これは、お墓が建っている「土地」は持っている場所というよりは、借りている場所という感覚が正しいかもしれません。
基本的に一度永代使用料を支払えば、お墓を使わなくなった場合(無縁墓)を除き、半永久的にその墓(土地)すなわち「墓地」を使い続けることが出来ます。
なお、永代使用料の価格相場ですが、土地柄、交通アクセス、設備の良し悪しで大きく異なります。一般的な墓地スペースでの価格は、高いと言われている東京都心部で200万円程度、比較的安いと言われている地方で数10万円程度です。

墓石代(施工費)

お墓そのもののことを、墓石と呼びます。この墓石(石材)は、その素材によって価格が変わってきます。
白い色、灰色、黒色の順で、価格が上がるのが一般的です。また、国産で採掘量が少ない貴重な石を使えば高単価になりますし、逆に輸入品で大量に採掘されている石であれば安くなります。また、大きいもの、彫刻や細工が細かいものは単純に費用がかかりますし、逆は小さいシンプルなものもまた然りです。
実は墓石の価格は、一概にいくらであると言い切ることは難しいです。というのも、先に述べたように様々な要素が絡みあうからです。様々な広告で目にするように、数10万円のような価格ものもあれば、デザインなど含めて細部にまでこだわれば墓石代だけでも数百万円もかかります。

お墓

管理費

お墓を建てた後、その墓地や霊園などには「管理費」を支払わなければなりません。この費用は、墓地や霊園の維持費に使われます。周知のように、墓地や霊園には水かけに使うための水汲み場(水道)や、トイレ・休憩所があります。そこでは電気代もかかれば、場合によっては修繕費などもかかってきます。こういった墓地・霊園を訪れる方のため、所有者のために管理者へ管理費を支払うことになっています。
管理費ですが、場所や規模などによって価格は異なります。やはり都心部であれば物価の問題からも高い傾向にあるようですし、地方になれば一定程度低い価格とも言われています。管理費の支払いは管理者との契約で決まりますが、基本的に1年毎払い(お寺などは檀家代)です。もちろん、複数年まとめて払うことも例外ではありません。
なお価格の相場は一概には言えませんが、年間数千円から数万円当たりが多いようです。

地域によるお墓の価格差

先に述べたようにお墓の価格は、東日本と西日本で差があります。お墓は一般に東日本が高く、西日本が安いと言われています。様々な統計があるようですが、全費用込で東日本が約200万円、西日本で約180万円とされています。これは、土地代や墓地霊園数が関係しているようです。
ここでは、具体的な都道府県を挙げつつ、お墓の価格やお墓の特徴などを紹介しその価格差について紹介していきます。

東京都

東京都は都心部ということもあり、まず土地代(永代使用料)が高いと思って頂いていいと思います。全国平均の永代使用料は70~80万円と言われていますが、地価の関係もあり東京都の永代使用料は100万を超えるのが普通のようです。墓石代こそ平均的ですが、施工費は高めですし、墓地区画が狭いのも特徴でしょう。

大阪府

一方西日本の中心都市大阪府ですが、墓石と永代使用料共に価格は平均並です。
所以も諸説ありますが、お墓の区画面積が全国的に広く、墓地・霊園が多いのが特徴と言えるでしょう。

多摩霊園のお墓

東京周辺にお住まいの方は馴染みがあるかもしれませんが、東京都西部の府中市と小金井市をまたいだところに多磨霊園という「日本初の公園墓地」があります。非常に広く、東京ドーム面積の30個分近くもあります。
ここには、いわゆる著名人(作家、学者、政治家、芸能人など)が埋葬されており、共同墓地なので自由にお参りすることが出来ます。なお、非常に広いので、個人のお墓がどこにあるかわかるようになっています。もちろん一般の方もお墓を建てることが出来ますし、永代使用料の価格も全国平均並みです。

まとめに

いかがだったでしょうか。
お墓の相場事情について、ある程度ご理解頂けたでしょうか。
万が一の備え、またご子孫のため、拙文がお力になったのであれば幸いです。

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