お盆団子ってなに?お供えの仕方を調べてみた

あなたはお盆の時、何をお供えしますか?最近は厳密に行われなくなって来ていますが、お盆には団子をお供えする風習があります。この団子、お盆の時期によって3種類をお供えするとか。今回はお盆団子について調べてみました。

目次

  1. お盆に団子をお供えする?
  2. お盆にお供えする団子は3種類
  3. お盆にお供えする団子の数
  4. お盆にお供えする団子の意味と作り方
  5. お盆に団子をお供えするなら
  6. 終活の専門家に相談してみよう

お盆に団子をお供えする?

あなたはお盆の時、仏壇に何をお供えしますか?お盆に仏壇に供えるものは「五供」といい、香、明かり、花、水、食べ物と決まっています。といっても、お盆ならこれらは普通にお供えしています、ということが多いかもしれませんね。

この「五供」と共にお盆にお供えするものとして知られているのが「団子」です。実はこの団子、3種類あるって知ってましたか?今回はお盆にお供えする団子について調べてみました。

お盆にお供えする団子は3種類

そもそもお盆とは?

お盆とは、正式には盂蘭盆会といい、旧暦(太陰暦)で、7月15日に行われる御霊祭のことです。現在は、新暦の7月13日~7月16日までや、一月遅れ(つまり旧暦)の8月13日~8月16日までがお盆とされています。東京、横浜、静岡の一部、函館などでは7月、それ以外の地域では8月が多いようです。新暦の7月は農繁期に当たることから8月のお盆が全国に広がったという説もあります。

この7月15日という日は、僧侶の夏の修行が終わる日とされており、その日にお釈迦様の弟子である目連が、地獄に落ちた自分の母を救うために僧侶に飲食物を捧げたことに由来すると言われます。

日本では606年の7月15日に推古天皇が行った斎会がはじまりとされ、その後上層階級に広がり、江戸時代には庶民の間にお盆行事や仏壇が広がったと言われています。ちなみに江戸時代には、小正月とお盆は商家の「薮入り」で、奉公人が実家に帰る日とされていたので、現代でもお盆休みという慣習があるとされています。

では、お盆にお供えする団子について説明して行きましょう。団子はお供えする時期によって3種類に分かれます。ただし、最近では期間中同じものをお供えするというところも多いようです。

お迎え団子

お盆の入りの時期である13日の午後に、ご先祖様をお迎えするためにお供えするお団子を、お迎え団子と呼びます。たれやあんこがついたお団子が使われます。

お供え団子

お盆の最中の14日、ご先祖様が滞在している時にお供えするお団子を、お供え団子と呼びます。ご先祖様がゆっくりと滞在してもらうようにという意味を持たせて「落ちつき団子」と呼ぶ地域もあります。団子のほか、おはぎをお供えする地域もあります。

送り団子

盆の明けの16日の朝に、ご先祖様のお見送りをするときにお供えするお団子を、送り団子(土産団子とも)と呼びます。一般的には、なにもつけない白いお団子をお供えします。

お盆にお供えする団子の数

さて、次の問題はそのお団子をお供えする数は決まっているのか、ということです。というのは、地域などにより、お供えする団子の数は違っているからです。

たとえば、「お迎え団子」「送り団子」については13個ずつお供えする、という説があります。この「13」という数字は、古くから信仰される13の尊い仏さま「十三仏」に供えるものという由来があるとされています。また、6個、7個という説もあります。

ただ、この数でなければならない、というきまりがあるわけではありません。13個のようにいわれがあるものもありますが、どちらかというと、三角錐の形に積み上げることがおおいために、比較的多い数が上げられている場合が多いようです。

お盆にお供えする団子の意味と作り方

さて、次にこのお団子を入手する方法について説明します。といっても、普通に販売もされていますし、自分で作るのもそれほど大変ではありません。自分で作るなら、上新粉か米粉を使って作るといいでしょう。

まず「お迎え団子」ですが、あの世からこちらへご先祖様が帰って来るのをお迎えするための団子です。長旅をしてくるので疲れているだろう、ということで、甘いあんこやタレがついたお団子をお供えします。ご先祖様は13日の夕方に家に着くとされているので、それよりも早い時間にお供えしたほうがいいとされます。

「お供え団子」はご先祖様のおやつとして出される団子とされています。そのため、きなこやあんこのおはぎや、白い団子がお供えされることが多いです。ちなみに京都では「おけそくさん」といい、白餅をお供えするそうです。けそく、とは華足のことでお供えを盛る器の名前です。

そして最後の「送り団子」ですが、これはご先祖様がその場で食べるものではなく、あの世にお土産として持って行くためのものとされています。だから土産団子とも呼ばれるわけです。白い味の着いていない団子をお供えすることで、持ち帰って好きな味つけで食べてもらう、という意味があります。ピラミッド型に積み上げることが多いようです。

お盆に団子をお供えするなら

人々

お盆の団子の風習は、最近ではあまり厳密に行われなくなって来ているようですが、それぞれ意味を持っています。また、地域や宗派によって違いがあるとされます。もし帰省などするのであれば、これらの風習を参考に感謝の気持ちを込めてお供えしてみるのもいいかもしれませんね。

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