手元供養の1つの形!ペンダント型の骨壷で大切な人とずっと一緒に

ペンダント型の骨壷の存在を知っていますか?中心に空洞があり、そこへ粉骨を納められるようになっているペンダントです。無宗教の人口が増えている日本の宗教観に合わせた、新しい供養の方法です。この記事では、ペンダント型の骨壷を選択する場合の注意点をまとめています。

目次

  1. 手元供養とは?
  2. 手元供養の3つのタイプ
  3. 納骨しないと成仏しない?
  4. ペンダント型の骨壷とはどういうもの?
  5. ペンダント型の骨壷を選ぶ時の注意点3つ
  6. その他の注意点
  7. 骨壷ペンダントのまとめ
  8. 終活の専門家に相談してみよう

手元供養とは?

骨壺

手元供養とは、その名の通り、遺骨の一部を手元に置いて供養する方法です。
亡くなった方を身近に感じることにできる、新しい供養の1つの形です。

供養には「心の拠り所」が必要です。それは常にお墓やお仏壇でした。しかし、無宗教の人口の増加や、お寺との関係が稀薄になりつつある現代では、お墓や仏壇よりも、故人の存在を身近に感じられる「手元供養」を選択する人が増えてきました。

樹木葬や散骨などの無宗教葬のあと、少し残しておいた遺骨を手元で供養する。
永代供養墓で合祀になる前に取り分けておく。
墓じまいをしたあと、納骨していたお骨を取り出して、改めて手元で供養する。

といった、他の供養の方法と合わせて、手元供養をします。
すべてのお骨を自宅に安置する場合は、一般的に手元供養ではなく自宅安置と呼ばれます。

手元供養の3つのタイプ

手元供養には、大きく分けて3つのタイプがあります。

1 納骨容器型

容器に遺骨の一部を収納します。容器は、陶器や金属、ガラス製の小さな骨壷です。粉末化したお骨を納めるものもあります。

2 ペンダント・リング型

少量のお骨をペンダントやリングの内部に収納します。シルバーやチタン製のペンダントやリングです。ガラスや樹脂に粉末化した遺骨を直接埋め込んだものもあります。
ペンダント型の骨壷とは、この様式を指しています。

3 加工型

遺骨を加工して、扱いやすい形にします。遺骨を材料にした合成ダイヤモンドや、お骨を練り込んだ陶土で作ったセラミックなどがあります。

納骨しないと成仏しない?

納骨しないと供養にならず、成仏しないと聞いたことがある方もいるかもしれません。
しかしこの考えは俗説であると言えます。
宗教的観念が稀薄になっている現代では、葬儀やお墓に対する考え方も変化してきており、故人を偲ぶ気持ちの方が重要であると考える人間が増えています。
また、死と向き合うには、個々のペースがありますので、家族と話し合って、みんなが納得できる供養の方法を選択しましょう。

ペンダント型の骨壷とはどういうもの?

一般的には「遺骨ペンダント」と呼ばれています。他にも「納骨ペンダント」や「メモリアルペンダント」など複数の名称があります。
ペンダントの内部に遺骨を収納できるように作られたペンダントのことを言います。遺骨だけでなく、遺灰や遺髪なども収納できます。

長期間身に付けるものでもあるため、素材にこだわって作られています。

骨壷ペンダントの構造

広く流通しているのは、ネジ構造のものです。内部が空洞になっているペンダントに、ネジが蓋の役割をします。
ペンダントのネジを開き、細かく粉末にしたお骨をペンダント内部へ納めます。ネジの部分に付属の接着剤を塗り、蓋を閉めて完成です。基本的にご自分でお骨を納めます。すべての手順をお任せできる業者もあります。
最終的に接着剤でくっつけてしまうので、後から粉骨を取り出すことはできません。
接着剤で隙間をふさぐことで、骨壷ペンダントの防水性を高めています。

ペンダント型の骨壷を選ぶ時の注意点3つ

ペンダント

ペンダント型とはいえ、骨壷。大切な遺骨を保管するものです。また、長時間身に付けるものです。なので、選ぶ際には、変色などの劣化がないこと、軽くて丈夫であること、お手入れがきちんとできること等の条件があります。

1 強度・耐久性・防水性

骨壷ペンダントは、骨壷という名の通り、遺骨を長い間安全に守る入れ物としての役割があります。
アクセサリーを選ぶ感覚ではなく、通常の骨壷を選ぶように、慎重に選びましょう。
骨壷ペンダントを選ぶ上で、もっとも重要なポイントになるのが、「強度」「耐久性」です。
また、普段の汗や、急な雨にも対策が必要です。特に汗や皮脂などによるダメージは一回一回は少なくても、積み重なっていくものです。それを踏まえて、「防水性」のあるものが良いでしょう。

2 メッキ加工はNG

メッキ加工がしてあるものは、一見、酸化しにくく、質感を保つ効果があり、良いもののような気がします。
しかし、骨壷ペンダントは毎日、長期間身に付けるものです。
日々積み重なっていく擦れや衝撃により、表面のメッキが剥がれてきてしまうことがあります。

メッキ加工をしていないシルバーのペンダントであれば、磨くことで輝きを取り戻すことができます。日ごろのお手入れ次第で、ずっと美しい状態を保つことができます。

3 アフターケアの有無

どれほど大切に扱っていても、肌身離さず身に付けているうちに、チェーンや部品の破損、傷やどうしても落ちない汚れなどがついてしまうことがあります。
補修や修理はもちろん、些細な気がかりにも対応してもらえるような販売店で購入するようにしましょう。

その他の注意点

人々

紛失のリスクは常に考えておきましょう。

骨壷ペンダントのまとめ

ペンダント

いかがでしたか?
骨壷ペンダントは、従来の供養方法とは違った新しいものです。受け入れがたく思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、大切な人が亡くなってからも、側に置いてあげたい、いつも一緒にいたいと思うのはごく自然なことだと思います。

終活の専門家に相談してみよう

「身近な人が亡くなったらどうしたらいいの?」「終活とは具体的にどんなことをしたらいいの?」「誰か詳しい人に直接相談したい!」と思われる方もいらっしゃると思います。
終活ねっとを運営するにあたり、【お墓・葬儀・仏壇・介護・相続・保険・遺品整理】などなど様々な分野の専門家の方に協力していただいております。
また、それぞれの専門家の方が

  • どのような事をなさっているのか?
  • どんな想いでお仕事をなさっているのか?
  • どのような特徴があるのか?

などを、記事形式で紹介しております。

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