神棚に供える水|量・コップ・入れ方・位置・塩・米・交換

神棚に供える水|量・コップ・入れ方・位置・塩・米・交換

神棚をお祀りするときに必要なものの一つが水ですね。では、この水は一体どのくらいの頻度で交換すべきなのか、また神棚のどの位置にお供えするのか、細かい作法をご説明します。

最終更新日: 2020年12月17日

神棚にお供えする水

神棚

ご自宅に神棚がある場合、食べ物や水などをお供えしますね。
この時、神様に捧げる水というのは、どんな意味があり、どういう作法なのでしょうか。

神棚に米や水を供える理由

神棚にお供えするものを神饌(しんせん)、もしくは御饌(みけ)といいます。
この神饌とは要するに神様のお食事のこと。
祭礼など神事のときには魚や野菜といった海や山の幸が並びますが、通常は米(洗った生米か炊いたご飯)、塩、水などを献上するのが基本。
お供えした後の神饌は、直会(なおらい)という共食儀礼に則り、お下がりとして頂くことがあります。

また、神棚のお供え物については下記の記事で紹介しています。
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください。

水を入れる容器

水器(すいき)

水器とは、神棚にお供えする水を入れるための神具。
水玉(みずたま)の呼称で知られていますね。
白磁か素焼土器で作られた壺のような丸い器であり、この中に水を入れて神棚にお供えします。

水器の蓋は開けて供える

お供えする時は、水器の蓋を開けて神棚に献上しましょう。
閉めたままですと、神様が水を飲めないため、蓋を開けておくか、少しずらしてお供えします。

神具のコップ

御神前と印字された神饌の水専用コップ。
水玉と同様、神棚にお供えする用の神具です。

神饌の水の作法

では次に、神饌の水を神棚に供える時の正しい作法を説明します。

お供えする水について

神饌の水は、朝一番に蛇口から出した初水(はつみず)を水器に8分目ほど入れ、神棚に献上します。
現代では、必ずしも初水でなくても良いようなので、気持ちを込めてお供えすると良いでしょう。
また、神様にお飲み頂くものなので、美味しい水ならば、ミネラルウオーターや天然水を水器に入れてお供えするのも良いとのこと。

交換の頻度

水は基本的に、毎朝取り換えるのが望ましいです。
神饌と水と榊の水の両方を交換してください。
米や塩も毎日交換する方が良いようですが、難しいようでしたら、酒や榊と同じタイミングの、1日と15日に新しいものと取り換えても大丈夫です。
ただし、夏場は酒や榊の水が特に傷みやすくなるので、こまめに取り換えましょう。

下げた後の水は捨てる?

神饌は朝にお供えして夕方頃に下げるのが一般的です。
しかし現代ではライフスタイルに合わせて、各家庭の都合がいいタイミングでも問題ないようです。

そして、神饌は神棚から下げた後、頂くのが習わしですが、お供えした水を飲むのに抵抗がある場合は、植物の水遣りに使用しても構いません。
水以外に、米は炊いて食べてしまい、酒や塩などは料理やお清めとして使えます。
神棚にお供えしたものは、とても神聖なものですので、あまり捨てたりせずに、使い切る方がいいかもしれませんね。

神棚に供える水の配置

米・塩・水を供える場合

左には水、中央には米、右には塩を置きます。
また、神棚にお供えする時は米、塩、水と順番で置いていきましょう。
榊は米、塩、水の三つを乗せた三方(さんぽう)の左右にお供えしてください。

米・塩・水・酒を供える場合

中央には米、手前左側には水、右側には塩、そして奥に酒を入れた瓶子(へいじ)を二本置きます。
お供えする順番は、米、酒、塩、水と並べましょう。

以上が基本的な水など神饌の配置です。
ただし、地域ごとによって並べ方にも違いがあるので、確かめてからお祀りすると良いでしょう。

お供えに必要な神具

折敷(おしき)と三方(さんぽう)

お供えした後の拝礼

次に、神饌をお供えし終えた時の拝礼の仕方をご紹介します。
神棚は家庭や会社の中にある、小さな神社と考えましょう。
神社でも参拝の前には手水舎(ちょうずや)で手を洗うように、神棚にお参りする時もまずは洗面して、手と口をすすいでおきます。
そして神棚の拝礼は、必ず神饌をお供えしてからです。

①神棚の前で会釈
②二礼二拍一礼(地域によって異なる)
③会釈して退く

以上の流れで拝礼をしていきます。
前後に会釈が入るだけで、神社での参拝するときと同じように、二礼二拍一礼は変わりません。
より丁重に拝礼を行う際には、神棚拝詞(かみだなはいし)という祝詞を読み上げましょう。
また、ご自宅の神棚に拝礼する場合は、家族揃ってのお参りが良いとされています。
皆さんもご自宅やお勤め先の神棚に拝礼するときは、この手順で行いましょう。

最後に

神棚にお供えする水についてをまとめてみましたが、いかがでしたか?
お供えものをする時は、神様に日頃の加護を感謝して敬虔な気持ちで、綺麗な水や米を献上するといいでしょう。

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