”おくりびと”の仕事ってどんな内容?どうやったらなれるの?

「おくりびと」と聞いて映画を思い出す方は多いですよね。おくりびとは”納棺師”という仕事なんですね。ではおくりびと(納棺師)の仕事はどんな仕事なのでしょうか? またどうやったらおくりびとになれるのでしょうか?解説いたします。

目次

  1. おくりびと(納棺師)とは
  2. おくりびとの仕事内容とは
  3. おくりびとの給料
  4. おくりびとになる方法
  5. おくりびとは大変な仕事?
  6. まとめ

おくりびと(納棺師)とは

葬儀

おくりびと(納棺師)とは、故人に旅立ちの衣装を着せてご遺体を棺に納める仕事をしている方のことをいいます。
おくりびとは、仕事の中で大事にしていることが”ご遺族にも参加をしていただき共に作業を行うこと”です。
最期のお別れの時間をご遺族にも大切にしてほしいと考えています。

おくりびとの仕事は、ただ棺に納めるだけではありません。
湯灌(ゆかん)やメイクも施します。
そしてエンバーミングを行うのもおくりびと(納棺師)の仕事です。

エンバーミングとは

エンバーミングとは、体内の防腐処置を施こして腐敗を止めてから、ご遺体を衛生的に保全する処置のことをいいます。
腐敗を遅らせる方法としてドライアイスが有名ですが、ドライアイス等の保冷剤を使用せずに長い期間ご遺体を保全することができます。
そのため、海外へご遺体を搬送するときや、海外から遺体が搬送されるといったときにはエンバーミングを行うのが決まっています。
エンバーミングをする人をエンバーマーと呼んでいます。

おくりびとの仕事内容とは

葬儀

では、おくりびとの仕事内容の詳細についてみていきたいと思います。

①ご遺体への着付け

ご遺体に衣装の着付けを行います。
衣服は全ての方が同じではありません。
宗旨・宗派に合わせた衣服でなければいけません。

②身支度

ご遺族に身支度を手伝ってもらえるようお願いをします。
身支度は、簡単ではありません。
ご遺体は硬直し重さもあります。
ご遺体には装束を着せ、旅立ち用の身なりにします。
装束の他に、上帯(うわおび)や、手甲(てっこう)、脚絆(きゃはん)、足袋(たび)、六文銭(ろくもんせん)を入れた頭陀袋(ずだぶくろ)を身につけさせます。

③納棺

身支度を終えたご遺体をは、仰向けにして棺の中に納めます(納棺)。
このときも、ご遺族に手伝ってもらいます。
旅が出来るように、杖や網傘、草鞋も一緒に棺に納めます。

④副葬品

故人が愛用していた品を副葬品といいます。
あれもこれも納めたいという気持ちで、ご遺族は様々なものを準備されています。
ですが、燃えるのに時間がかかってしまうものや、ご遺体を痛めてしまうものもあるので、副葬品については入れる前に確認しましょう。

⑤蓋を閉める

一連の仕事が終わったら、最後に棺の蓋を閉めます。

おくりびとの給料

お金

納棺作業に携わる場合のお給料は、役職や会社によって大きく幅があるようです。
管理職になると1000万円の給料も可能です。

おくりびとになる方法

葬儀

おくりびと(納棺師)になりたいと思ったら、いくつか方法があります。

  • 葬儀社へ就職する
  • 納棺専門業者へ就職する
  • 湯灌専門業者へ就職する

上記の方法で、おくりびと(納棺師)への道は開かれます。
ですが問題点があります。
おくりびと(納棺師)の求人は、新卒採用時期に合わせて求人を行っているところは少ないのです。その上、募集時期は不定で行われています。
就職できるほとんどの求人は、中途採用が多いようです。

専門学校

もし、新卒採用での就職を希望する場合に、専門学校で知識を学んでから就職するという方法があります。専門学校の中には”葬儀に関連するコース”の設置があるところがあります。
もちろん、納棺の業務も学ぶことになります。
そのような学校に進学することで、基本的な知識や技術を学べます。どんな業種でもそうですが、学校を通して就職を行うと就職率は高いです。

専門学校はどの学校でもそうですが、入学金や授業料など費用がかかります。
新卒の場合は親御さんが費用を負担してくれる場合もありますが、転職の場合はどうでしょうか?
自分で進学費用を調達することになるのではないでしょうか。
その場合は進学費用は貯めてからの出発となりますので、その点は葬儀社へ就職すると給料がすぐ貰えるのに対してデメリットとなります。

葬儀社に入社

葬儀社へ就職することが、おくりびと(納棺師)として働くための一番の近道です。
求人も葬儀社で探すと割と多く出ています。
特別な入社試験もないので、入社の難易度も高くありません。
一般常識を身につけている社会人であれば、合格の可能性はあります。

葬儀社に就職した場合は、おくりびとだけが仕事ではありません。
司会や誘導、受付等の葬儀全般に関わる仕事が中心となるでしょう。
納棺の仕事だけを行うというのは難しいです。
また納棺の仕事には特殊な仕事に見えますが、特別な手当はないのだそうです。
葬儀社へ就職し、おくりびととしての仕事を望んだとしても葬儀全般の業務がほとんどで専門的に働くことは期待は出来ないでしょう。

おくりびとは大変な仕事?

葬儀

おくりびと(納棺師)の仕事は、悲しく荘厳な場所での仕事です。
笑顔でニコニコしているイメージではありませんよね。
また、不謹慎な言動はご遺族には大変失礼です。
ご遺族の気持ちを誰よりも理解し寄り添うことが大切です。

つまり、専門の技術や知識だけがあればいいというわけではないのです。
おくりびと(納棺師)は気遣いが必須な仕事ということですね。

また終活ねっとでは葬儀にかかる費用についての解説記事も公開しておりますのでもしよろしければ以下のリンクからご覧ください。

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まとめ

葬儀

おくりびとの仕事は、残される家族のことも考えて接する必要があり納棺すればいいわけではありません。
映画では、おくりびとの仕事をしている主人公の配偶者が仕事のことを理解できないという場面がありましたね。
自分がおくりびとの仕事を希望したときに、”故人を送り出す仕事”なので「大丈夫なの?」と周りの人たちが反対することもあるかもしれません。
ですが、とても素敵な仕事です。
興味をお持ちになった方は、まずは映画「おくりびと」を視聴してみましょう。

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