通夜の時、遺族は何をすべき?どう対応するか解説します。

いつ不幸が起き、誰が遺族になるかは事前に予期できません。ご遺族が悲しみに暮れる中、お通夜や葬儀等、どこから手をつけたらいいか分からない。そうならない為に、お通夜の必要な知識を解説します。

目次

  1. お通夜とは
  2. お通夜の流れ
  3. ご遺族の服装
  4. お通夜におけるご遺族の席順
  5. ご遺族や参列者等の焼香を行う順番
  6. おわりに
  7. 終活ねっとが運営する「親切なお葬式」

お通夜とは

葬儀

お通夜とは、葬儀が行われる日の前日の夜、ご遺族や親族が夜通し起きて、故人の冥福を祈る儀式の事です。神道では「通夜祭」、キリスト教では「前夜式」と呼ばれていますが、今回は仏教のお通夜について解説いたします。

お通夜の起源はその昔、北インドのある日の夜の事。仏教の開祖であるお釈迦様が入滅されました。その日から1週間かけてお釈迦様のご遺体を見守りつつ、弟子達は自分達が今までに聞いたお釈迦様の説法を、お互いに夜通し教え合ったという故事からきています。

日本のお通夜は、ご遺族や親族が夜を徹して遺体を守るというのが通例でした。理由としては
1、上記の故事に倣っている。
2、真夏に遺体をなにもせずにそのまま安置していると腐敗臭が出てしまうので、香を焚いて消す等の対策が必要、つまり火を使わなければならないという事で、安全上の理由から見張りを置かなければならない。

等があげられます。(腐敗臭に関してはドライアイス等、対策が容易にとれるようになった現代では腐敗臭の問題はほとんど起きなくなっています。)

最近では「半通夜」(はんつや)と呼ばれる、約2時間前後で儀式が終わるものが増えてきました。
しかし、それでも昔の名残からか半通夜でも、夜が明けるまでご遺族や親族が、お線香やろうそくの火を消えないように見守る人が多くいらっしゃいます。

お通夜の流れ

葬儀

まず始まる前に、葬儀社とお通夜の段取りの最終確認を行います。式が始まる約1時間前から受付が始まるのでそれまでに終わらせておきましょう。
弔問客が会場に揃いましたら挨拶等を経て、お坊さんが読経を始めます。
読経が終わりましたら、ご遺族や親族、参列者が立ち焼香をします。
次にお坊さんの法話が始まり、その後に退席されます。
そして、参列者の方々に来ていただいた事に対する感謝と故人の供養を込めて、飲食を提供します。これを通夜ぶるまいと言います。
最後に喪主か親族代表の方が、お開きの挨拶をして終了です。

ご遺族の服装

葬儀

お通夜が始まる前までのご遺族の服装は、派手なものは極力避けて、全体的に地味な服装で過ごす事が通例です。しかし、早い段階で喪服に着替えた方が弔問客の急な来訪にもすぐに対応ができますので、状況をみて判断しましょう。

次にお通夜や葬儀での服装についてです。
当然のことながら喪服を着用していただくことになるのですが、喪服には正式や略式と呼ばれるものがあります。お通夜では略式喪服でも問題ありません。

ご遺族の男性の喪服

和装ならば紋付き羽織袴の着物、洋装ならば黒いスーツに白シャツ、黒いネクタイが正装です。
洋装を選ぶなら、靴や靴下にも気を配らなければなりません。
光沢のない靴と無地の靴下、ネクタイも無地のものを選びましょう。
時計やアクセサリー等も外しておくのが無難です。

ご遺族の女性の喪服

和装ならば無地の染め抜き五つ紋付きで色は黒、足袋は白を、帯や草履は黒を選びましょう。
洋装ならば無地の黒いワンピースやスーツ等を着用。肌の露出は極力避けて、夏でも長袖が望ましいです。ストッキングや靴、バッグ等は黒色で、靴はヒールの低いものを、バッグは小さめの目立たないものにして下さい。男性と同じく時計やアクセサリー等は外して、お化粧も控えめに。

ご遺族の子供の喪服

子供は大人と違い、あまり厳しい制限はなく、喪服がなければ制服でも構いません。
しかし、その制服が明るい色やデザインだった場合は、黒や灰色等の服装を着用した方がいいでしょう。

お通夜におけるご遺族の席順

葬儀

基本的には喪主が最前列、祭壇に向かって右側、棺から一番近い所に座ります。そして、ご遺族、親族と順に着席します。左側には葬儀委員長が最前列に座り、次に世話役、友人、知人、職場の同僚等と続けて座ります。このように故人とつながりの深かった人から順に座っていきます。
上記の方々以外の人達は、着た順番に祭壇近くから座っていきます。

宗派によって違いがありますので、詳しくはお寺や葬儀社にご相談下さい。

ご遺族や参列者等の焼香を行う順番

葬儀

お坊さんの読経が終わった後、まず最初に喪主が焼香をします。後は故人と縁の深い方から順番に焼香をしていきます。これを立ち焼香と言います。
順番は席順そのままなので、特に気にする必要はありません。

部屋の広さや規模等によっては、お坊さんが読経をしている間に、香炉が回ってくる場合もあり、これを回し焼香といいます。

おわりに

葬儀

仏教のお通夜は故人を成仏させることを目的としたものではありません。故人があの世へ行く前の最後の夜に、ご遺族や故人と親しかった人々がご遺体の側で、故人とのエピソードを共有する場なのです。時代が変わり、多少やり方や形が変わっても、故人を悼む気持ちは昔も今も変わりません。
心穏やかに故人をお見送りしましょう。

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