松飾りの作り方は、意外と簡単。手作りしよう!

クリスマスを過ぎると、世間は途端に正月ムードになりますね。松飾りやしめ縄など、正月らしい趣のものが販売されます。買うのも良いですが、松飾りの作り方は意外と簡単なものです。作り方を知って、手作りしてみませんか?

目次

  1. 松飾りを飾る目的は?
  2. 松飾りの作り方
  3. いつまで飾る?
  4. 飾り終えたらどうすればいい?
  5. 松飾りの作り方まとめ

松飾りを飾る目的は?

お正月といえば、松の存在は欠かせません。
個人のご家庭で門松を置かれる方は少ないかもしれませんが、リース状につくって玄関のドアや門扉にかけたり、ちいさく作って車のバンパーにかけたりすることは、正月の装いとしてよくみられます。

松飾りを飾る意味

季節の節目の行事は、日本の文化として大切にしたいものですね。

そこで、松飾りに込められた意味について考えてみましょう。
ただ「季節だから」「みんなやっているから」と思うのではなく、その意味をしっかりと知ることも大切です。

そもそも、お正月がおめでたいのは、神様をお迎えしてともに過ごす期間だからです。
おまねきした神様は、その年の豊作や、その家に住む人の健康を約束してくれます。

松飾りなどの正月飾りには、その年神様に、「ここに来てくださいね」とお伝えするための目印の意味があります。

松がもつ意味

松飾りには、その名のとおり、松が欠かせません。

松は針葉樹であり、一年中枯れることなく緑色の葉をつけている植物です。
そのことから、「生命力の象徴」として考えられ、おめでたいものとして位置づけられています。

松の花言葉は、「不老長寿 」「永遠の若さ」などです。
松の種類によってほかの意味もありますが、これらの花言葉からも、正月らしいおめでたいものであることが伝わりますね。

松飾りの作り方

松飾りの作り方は簡単です。
松そのものを飾りに仕立てれば、それだけで松飾りですからね。

あとは自分の好みで、正月らしい華やかでおめでたいものになるように、装飾を加えていきましょう。

作りたいデザインを考える

最低限必要な材料

まずは、松は欠かせません。
そのほかに、松を固定するためのヒモが必要です。

屋外に飾ることが多いでしょうから、劣化しやすいビニール素材のヒモなどではなく、麻紐などを使いたいですね。また、松飾りを飾り終えたあとはお焚き上げなどをすることになりますから、お寺などで焼いてもらいやすい素材を心がけるとよいでしょう。

紙垂

紙垂は、「紙」が「垂れる(しだれる)」ものです。
雷光をイメージして作られています。

雷光には、邪悪なものを追い払う象徴としての意味があります。
雷光には「稲妻」という呼び名もあります。これは、稲が実る時節には雷光があることが多いため、「雷光が稲を実らせる」という信仰があったことから由来しています。

南天の実や葉

南天は、「難」が「転ずる」という意味から、正月に向いた素材として扱われます。
特に南天の実は赤いので、松の緑によく映えますね。

南天の実が手に入りにくい場合は、造花を使ったり、他の赤い実を代用してもよいでしょう。千両・万両などはいかがでしょうか。

しめ縄

リース状の松飾りをつくるなら、しめ縄を土台に使うと安定します。

しめ縄自体には、「そこが神様の場所である」ということを意味します。人間の世界と神様の世界を明確に区別するための、結界のような役割もあるのですね。

神社にしめ縄がかかっているのは、こういった意味があります。

末広

扇のような形をした飾りです。
半円形の丈夫な紙をジャバラに折り、根元を一つに束ねて、先を広げるだけで作れます。
「末広がり」という言葉のとおり、おめでたいものの象徴ですね。

紙の飾り

パソコンが普及した昨今では、プリントアウトして簡単に作ることができます。
プリント用の用紙もさまざまなものが販売されていますから、見栄えの他に、耐久性なども考えて選びましょう。

松飾り

必要な材料を考える

作りたい松飾りのデザインを決められたら、それに必要な材料を考えましょう。

上にある画像の松飾りなら、必要なものは、「松の葉」「水引」「まつぼっくり」「赤い実」「末広」「しめ縄」「紙垂」「文字をプリントした用紙」ですね。

材料は同じでも、重ねあわせる順番など作り方を工夫することで、デザインはいくらでも変えられます。招き猫や鯛などのフィギュアなどを加えてもいいですね。
これらの材料はとても基本的で、入手も難しくないものですから、これらを揃えてから作り方やレイアウトをかんがえても楽しいでしょう。

松飾りの作り方

材料が揃えられたら、あとはそれほど難しくありません。
松の葉やしめ縄を土台にして、重ね合わせて固定するだけです。

麻紐やボンドなどを使って、頑丈に作りましょう。神様をお迎えする前に、風で飛ばされたりして壊れてしまっては、神様を安心してお迎えすることができなくなってしまいます。

いつまで飾る?

作り方は簡単ですが、いつまでに作るのかを念頭において作り始めましょう。
間に合わなくては、悲しいことになってしまいます。

そして、作った松飾りは飾りたいものですよね。
多くの場合では、クリスマスを過ぎたあたりから、松の内までを飾るようです。地域によっては、1月15日まで飾る地域もあります。お住まいの地域の風習に従いましょう。

気をつけなくてはいけないのは、年内に飾りつけを終えるということです。
正月には神様にいていただくのですから、お迎えはそのまえにしなくてはいけませんね。

そして、29日には飾ってはいけないということも覚えておいてください。
「苦(9)がまつ(末・松)」ことから、縁起が良くないといわれています。

31日に飾ることも、元旦まで1日しかないことから、「一夜飾り」という神様に失礼な行為をすることだといわれています。

この2日間は避けましょう。

飾り終えたらどうすればいい?

作り方を考えながら一生懸命作った松飾りですから、とっておきたい気持ちもあるでしょう。
ですが、松飾りは使いまわすようなものではありません。

松の内があけたら、近隣の神社でお焚き上げをおこなっているところを探し、焼いてもらいましょう。もしくは、地域の分別に従います。

作り方は覚えておいて、また次のときに活かしたいものですね。

松飾りの作り方まとめ

松飾りの作り方は、とてもシンプルです。
基本的な作り方は、飾っているあいだに壊れないことと、松を使用することだけです。あとは自分の好みと、おめでたいと言われるような素材を集めて組み合わせれば、立派な松飾りになります。

作り方を覚えておくと、いろいろな場面で応用ができます。素材を変えれば、ほかの季節のリースなどの作り方にも転用できます。一度作ってみると、手作りすることへのハードルも下がるでしょう。

まずは、「作ってみる」という気持ちが大切ですね。その気持ちはきっと、お迎えするべき神様にもつたわるでしょう。

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