寝たきりの筋力低下の予防やリハビリを紹介

寝たきりの状態になってしまうと、筋力の低下はどれくらいなのか、特に高齢者の方が寝たきりになりやすいと思うのですが、筋力低下を防ぐ方法、寝たきりになるのを防ぐ方法を教えます。

目次

  1. 寝たきりと筋力低下の関係について
  2. 寝たきりでどのくらい筋力が低下するのか
  3. 低下した筋力を戻すための必要な時間は
  4. 寝たきりになるのを防ぐには
  5. 寝たきりによる筋力低下を防ぐ方法
  6. まとめ

寝たきりと筋力低下の関係について

介護

寝たきりとは、一般的に自分の力で起きる上がることができずに、常に寝ている状態のことをいいます。人間の身体は、使わない機能はどんどん退化していき、使う機能は順応していきます。
そのため、寝たきりの状態だとほとんどの機能が使われないので、どんどん退化していく、つまり筋力が低下してしまうのです。

寝たきりでどのくらい筋力が低下するのか

介護

寝たきりの状態になると、どのくらい筋力が低下してしまうのでしょうか。厚生労働省は安静に寝ている状態のときの筋力低下について調べています。
一週間寝たきりの状態が続くと筋力が20%低下し、二週間寝たきりの状態が続くと筋力が36%低下し、
三週間寝たきりの状態が続くと筋力が68%低下、四週間寝たきりの状態が続くと筋力が88%低下、五週間寝たきりの状態が続くと筋力が96%低下してしまうということです。つまり、五週間以上寝たきりの状態が続くと、ほぼ筋力が100%低下するということなのです。

低下した筋力を戻すための必要な時間は

人々

低下した筋力を戻すための必要な時間はどれくらいなのでしょうか。寝たきりの状態が一週間だと約一ヶ月、二週間寝たきりの状態が続くと約二ヶ月、四週間だと約六ヶ月かかります。
しかも、たった一日だけでも、筋力をもとに戻すのに約一週間かかるそうです。なので、例えば前日に忙しくて、その次の日に一日中寝ていると、筋力を戻すのに約一週間かかるということです。運動部に所属している中高生などはとくに気を付けなければいけません。

寝たきりになるのを防ぐには

原因となるものの発生を防ぐには

寝たきりの原因となる疾患の第一位は脳卒中、第二位は老衰、第三位は骨折となっていて、とくに脳卒中と骨折は寝たきりの原因となる割合の半分を占めています。そのため、脳卒中と骨折を防ぐことが寝たきりを防ぐ第一歩です。そのためには、適度な運動、バランスのとれた食事、積極的な余暇の活用を心がけることが重要です。

作られた寝たきりを防ぐには

高齢者の場合、一週間寝込んだだけで筋力の低下などにより自分で起き上がる意欲が無くなってしまい、寝たきりになってしまいます。しかし、本人を寝かせておいたほうが、介護する方も含めて楽だよ思っています。実は寝かせきりにしておくといろいろな病気を併発することがわかっています。なので、日常生活活動を重視して、安静期間を出来るだけ短くすることが大事です。

早めのリハビリテーションの重要性

昔は脳卒中の発作が起きたら安静にしていることが基本でしたが、リハビリテーション医学の発達によって、リハビリテーションを早く始めたほうが機能の回復が見込まれることがわかっています。なので、脳卒中の発作が起きたら素早く、最低でも一週間以内にはリハビリテーションを始めることが大事です。

住みやすくするための環境の整備

高齢者は筋力の低下や、目や耳の衰えなどによって転びやすくなっています。そのため、私達からづるとなんともないようなちょっとした段差でも転びやすくなります。しかも、ちょっと転んだだけでも高齢者は骨折してしまいます。なので、手すりの取り付け、滑り止めの設置など高齢者が住みやすいように、家の中を工夫しなければなりません。

寝たきりによる筋力低下を防ぐ方法

マッサージ

自分で身体を動かせない人に動かさせることはできません。そのため、マッサージをして、血液の循環をよくして、知覚機能改善をはかり、身体を動かす準備をします。血液循環不全になりやすい手や足の先から心臓をめがけてゆっくりと身体を拭くようにマッサージをやります。

自動運動、他動運動

自動運動は、寝ている状態で腰を上下に動かしたり、手や足の曲げ伸ばしなどの自分の力ですることができる運動のことです。自分の力でやることによって、運動に対する意欲ができます。

他動運動は、自分の力で身体を動かすことができない人、もしくはその箇所を他人が動かす運動のことです。方法は足首、膝関節、股関節、手首、肘関節、肩関節の曲げ伸ばしを行います。これで大切なのは、痛みの場所や程度などを知ることです。

外(社会)とのつながり

ずっと寝たきりの状態だと退屈になってしまい意欲が無くなってしまいます。なので、外の世界、つまり社会と関わりを持つことで楽しみを持つことができます。
デイサービスを利用することでいろいろな人とふれあうことができます。また、リハビリテーションを一緒にやることで楽しく体を動かすことができます。

まとめ

死ぬまで楽しく生きたいと思っている方が多いと思いますが、独りではできません。周りの人たちの力も借りていくことが大事です。しかし、何でもやってもらってもいけません。とにかくいろいろな楽しみを作って、残りの人生を満喫しましょう。

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