平均寿命ってどうやって出すの?どうして女性の方が長生きなの?

高齢化が進む日本。厚生労働省が発表した、2015年における日本の平均寿命は、男性が80,79歳、女性が87,05歳でした。毎回ながら、男性より、女性の平均寿命の方が長いようです。そもそも平均寿命って?そのあたりからご紹介いたします。

目次

  1. 寿命と平均寿命
  2. 平均寿命と平均余命の出し方
  3. 男性と女性の平均寿命の違い
  4. 寿命までの生き方
  5. まとめ
  6. 終活の専門家に相談してみよう

寿命と平均寿命

介護

寿命とは

寿命とは、命の長さのことであり、生まれてから死ぬまでの時間のことをよばれています。
人の寿命は、予想がつかないものですよね。特に、事故や病気であれば尚更のことです。

そうでない場合は、年をとって老衰で亡くなくなることが多いかと思われます。
「寿命を全うした」と言われることがありますが、一般的に長生きした方によく使われます。

一方、余命とは、残りの命で、現在から亡くなるまでの年月や期間のことを言います。

平均寿命とは

例えば、厚生労働省が発表した、2015年における日本の平均寿命は、男性が80,79歳、女性が87,05歳でした。それは、2015年に生まれた子供の平均余命ということになるのです。

誤解されがちですが、平均寿命とは、その年に亡くなった方の平均年齢、というわけではありません。その年に生まれた方が、生きられる平均年齢のことなのです。
つまり、その年の0歳児の平均の余命ということです。

平均寿命と平均余命の出し方

介護

平均寿命の出し方

平均寿命の計算の仕方は単純ではありません。

まず、最近の0歳児、1歳児、2歳児・・・とそれぞれの年齢の生存率を出していきます。そして0歳児の人数に、その生存率をかけて、無事に1歳児になれる人数を出します。

そして、無事1歳児になれる人数に、1歳児の生存率をかけて、無事に2歳児になれる子供の人数を出します。その計算をずっと続けます。

そうすることで、無事に年をとれる人数だけでなく、各年齢で死亡すると予測される人数も出てきますよね。それぞれの年齢で死亡すると予測される人数をもとに、平均年齢を出したものが、平均寿命と呼ばれているのです。ややこしいですが、おわかりになりましたでしょうか?

平均余命の出し方

平均余命とは、ある年齢の人の平均の余命です。

平均余命の出し方を説明しましょう。例えば、現在50歳としましょう。最近の50歳の生存率から51歳まで生きられる人数を出し、51歳の生存率から52歳になれる人数、同じようにして53歳になれる人数、54歳、55歳・・・・と出していきます。そして50歳から各年齢で死亡すると予測される人数をもとに、平均年数を出すのです。

平成26年簡易生命表によると、0歳児の平均余命は男性80.50年、女性86.83年でした。10歳児ですと男性70.77年、女性77.09年ですから、平均では、男性80.77歳、女性87.09歳まで生きられることになります。ちなみに、50歳でしたら、男性32.18年、女性37.96年ですから、平均では、男性82.18歳、女性87.96歳まで生きられることになるのです。

男性と女性の平均寿命の違い

人々

日本は、長寿の国として知られていますよね。昔は人生50年、と言われていましたが、50歳を超えたのは、1947年。もうずいぶん前のことになります。

寿命の男女の差は、2000年以降ではほぼ7歳差で、かなり大きいとみられます。また、平均寿命が長い国ほど男女の差が広がる傾向もあるようです。

なぜ女性の方が寿命が長い?

女性の身体

では、いったい、この男女の平均寿命の差はどこからくるのでしょう?

身体

まず男性と女性では、身体が違いますよね。ですから、もちろん、かかりやすい病気も違います。婦人科系の病気は女性ならではものですし、出産は女性しかできません。

そのため、ホルモンの働きが違います。
このホルモンの働きの違いも、要因の一つと考えられます。

また、生きていくために必要なエネルギー、基礎代謝が女性の方が低く、たくさんのエネルギーを必要としないことも考えられます。
女性の方が環境に適応しやすく、ストレスを感じない体質なのかもしれません。

女性の意識

女性は、健康や美を気にしますよね。美は健康からですし、美しくありたい女性ほど健康にも気をつかっているのではないでしょうか。

社会

日本は世界に比べて、女性の社会進出が遅れています。かなり下位にランクインするようです。男女格差が少ないとされた国は、女性の就業率が高く、男女の寿命差も日本より少ないようです。やはり、女性が社会進出し、男性と同じように飲酒や喫煙者が増え、男女の生活習慣に差がなくなってくると、寿命の差も縮まるのではないかと思われます。

寿命までの生き方

介護

日本は長寿国ですが、できれば、死ぬ直前まで健康でいたいものですよね。
健康でいられるために大切なのは、病気を予防すること。病気になりにくい心身をつくる、これこそが理想的ではないでしょうか。

3つの予防医学

病気にならないために未然に防ぐ医学を予防医学と言います。また、病気の進展を遅らせることも予防医学に入ります。この予防医学は3つに分類されます。

第1予防

主に、第1予防と呼ばれるものは、健康な時期に健康推進をはかります。

・生活習慣の改善
・生活環境の改善
・ストレスをためない
・運動、睡眠、食事に気を付ける
・健康教育
・予防接種
・傷害の発生防止

などがあげられます。

第2予防

第2予防は、発生した疾病や障害を、検診などによって、早期発見し、早期治療や保健指導などの対策を行い、重症化を防ぐ対策のことです。

第3予防

第3予防とは、治療の過程において、リハビリテーションや保健指導などによる、機能回復を図るなど、生活の質を向上させることによって、再発防止や社会復帰を目指します。

まとめ

人々

以上、平均寿命を中心にご紹介いたしました。寿命はもちろん気になりますが、できるだけ死ぬまで健康でいたいですよね。ぜひ、この記事を参考にして、人生設計に役立てて下さい。

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