1月下旬の季節とは? 冬に使いたい時候の挨拶

今も昔も人々に愛され続けている手紙。その文中には季節を表す「時候の挨拶」がつきものです。この記事では1年のはじまり「1月」その下旬に使える時候の挨拶についてまとめました。1月下旬は冬の寒さが一番厳しい季節です。

目次

  1. 時候の挨拶とは?
  2. 1月下旬における時候の言葉
  3. 1月下旬に使える挨拶例
  4. 自分を表現! オリジナルの時候の挨拶
  5. おわりに
  6. 終活の専門家に相談してみよう

時候の挨拶とは?

時候の挨拶とは、その時折の季節について書かれた文章のことです。手紙の中で季節の風物に触れる伝統は、手紙の美しい文化でもあります。

時候の挨拶は手紙の相手によって変えられるため、丁寧な決まり文句から洒落た言葉、自由な表現まで幅広く存在します。
季節を観察して時候の挨拶を考えるのも、手紙の楽しみと言えるでしょう。

そもそも時候とは?

時候とは「時(とき)」を「候(うかがう)」と書くとおり、四季折々の季節、その時期の気候という意味です。
日本人は古くから自然に寄りそい、春夏秋冬、自然の変化を大切にしてきました。その様子は日本の伝統や習慣にもよく現れています。

時候の挨拶を入れる場所

基本的な手紙の構造は、大きく以下の4つに分けることができます。

・前文(頭語、挨拶)
・主文(伝えたい内容)
・末文(結びの挨拶、結語)
・後付け(日付、宛先など)

時候の挨拶は主に手紙の前文、頭語の後ろに書かれます。
前文で時候の挨拶を入れるのがどうしても難しい場合は、文末に「時節柄、お風邪を引かれませんようご自愛ください」などの言葉を入れるだけでも大丈夫です。

1月下旬における時候の言葉

使ってみたい! 美しい冬の言葉

冬

"二十四節気" で見る1月

「二十四節気」とは、春夏秋冬それぞれを6つに分け、約半月ごとの季節の移り変わりを24の言葉で表現した暦のことです。「春分」「冬至」など馴染みのある言葉は二十四節気から来ています。

1月に当てはまる「二十四節気」の言葉は2つあります。

■「小寒」(しょうかん)
…だいたい1月5日~18日の間。冬の寒さが一段と増す頃です。

■「大寒」(だいかん)
…だいたい1月19日~2月頭の間。一年の中で一番厳しい寒さの季節です。1月下旬はまさにこの時期です。

それぞれの言葉に「寒」がつく通り、寒中見舞いはこの時期(小寒~立春まで)に出します。2月の立春を迎えた後も寒さが続いていた場合は「余寒見舞い」となります。

改まった漢語調の言葉

■「厳寒」(げんかん)
■「厳冬」(げんとう)
■「極寒」(ごっかん)
■「酷寒」(こっかん)
■「寒月」(かんげつ)
■「寒夜」(かんや)
■「寒風」(かんぷう)
■「仲冬」(ちゅうとう)

冬を差した季節の言葉は数多くあります。1月下旬は寒さが一番深まる季節なので、厳しい冬の寒さを表現する言葉は特に使いやすいでしょう。

旬の植物

福寿草

■福寿草(ふくじゅそう)
■蝋梅(ろうばい)
■寒椿(かんつばき)

手紙では、縁起も良いことから福寿草がよく使われます。

1月下旬に使える挨拶例

ビジネスにも使える時候の挨拶

■「寒月のみぎり」
■「極寒の折柄」
■「大寒の候」

漢語調の言葉には「候」「みぎり」「折柄」などの「頃・季節」という意味の言葉を添えて使うと、それだけで時候の挨拶になります。

改まった手紙などで時候の挨拶を短くしたい場合などに使用されます。
主文が気軽な内容だとしても、前文の挨拶は改まった表現を使い、手紙の内容に緩急をつける人も多いです。

定番の時候の挨拶

■「寒さが一段と厳しく感じられる今日この頃」
■「松の内の賑わいも過ぎ、平穏な日々が戻って参りました」
■「寒さが深まる中、福寿草が微笑む季節となりました」
■「冬の寒さに身が引き締まる大寒の候」

1月下旬は1年のうちで最も寒さが際立つ季節です。
そのため「寒さが深まる」「厳しい寒さ」などの言い回しがよく使われます。

自分を表現! オリジナルの時候の挨拶

何度か手紙をやりとりしたり、顔を知っている相手、家族や友だちには、オリジナルの時候の挨拶に挑戦しても良いでしょう。

少し丁寧な挨拶

■「耐え忍ぶ冬木の姿に生命力を感じる大寒の候」
■「寒夜のみぎり、上空に浮かぶ寒月の美しさに心踊る毎日です」
■「雪の中、庭の梅がようやく花をつけました」
■「澄みきった冬晴れの日が続いております」

自分自身が感じた季節感を、難しく考えず素直に書いてみてください。
また、文中に漢語調の言葉を織り交ぜると品格や趣きが感じられます。

様々な言葉を組み合わせて、自分が良いと思う表現を考えてみてください。

個性的で自由な挨拶

雪

■「例年にない大雪のため、家族一同で慣れない雪かきを頑張っています」
■「家の中でも寒いため、コタツから出るのが少々難しい今日この頃」
■「外へ出るたびにコンビニで肉まんを買うのが習慣に。体型がだいぶ雪だるまとなりました」
■「雪が解けるより先にまた雪が降った。雪見酒も良いがそろそろ花見酒もしたい」

親しい間柄、気の置ける相手に出す手紙の場合、気軽な内容でも良いでしょう。定番に沿うのではなく、身近なことを書くことで自分らしさが伝わります。
冬の間に起きた身近な出来事や思ったことを綴ってみましょう。

おわりに

雪

冬に使える時候の言葉はたくさんあります。
もし時候の挨拶に悩んだ際は、調べる前に一度、外へ出て景色を見てみてください。気温の寒さ、空の高さ、家のまわりの様子など、体感することで時候の挨拶はぐっと書きやすくなります。

冬の寒さは場所によって大きく異なり、湖の凍る地域もあれば雪の降らない場所もあります。
違う風景を見ている相手へ、自分が感じた季節を手紙で伝えてみましょう。

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