江戸時代の生活を知ろう!~江戸時代の食事とは~

江戸時代といえば、戦乱の世が次第に落ち着き人々の生活も発展していった時代です。この時代ではどのような食事が食べられていたのでしょうか。今回は江戸時代を食事にスポットライトをあてて学んでいきましょう。

目次

  1. 江戸時代の時代背景
  2. 大名とは大きく違う?下級武士の食事とは
  3. 江戸時代の商家の食事は漬物中心?
  4. 江戸時代の庶民(農民)の食事は?
  5. 江戸時代は少女にとっても白米は魅力?
  6. 白米は夢の食事でもあり、落とし穴も!
  7. 江戸時代の食事を知ったうえで
  8. 終活の専門家に相談してみよう

江戸時代の時代背景

江戸時代と言えば、戦国の世が多少でありながらおさまり江戸幕府による安定した政治が行われていた時代ですね。商売なども盛んになり、それに伴い米騒動なども多発していたことはご存知の方も多いのではないでしょうか。

今回はそんな江戸時代の食事について考えていきましょう。現代の日本の食事に通じる発見もあるかもしれませんよ。

大名とは大きく違う?下級武士の食事とは

大名ほどの階級になればもちろんのことですがお金をもっているので食事は豊かなものを食べていたようですが、下級武士などの身分の低い人々は実は一般庶民と収入面は大差なかったようで食事は質素なものであったと言われています。

つまり下級武士などの人々は幕府や藩からの収入のみだとしっかりとした食事を食べることができなかったようです。なので多くの武士たちは家庭菜園のように大名の屋敷の中で野菜を育てたりしていたそうですよ。

そんな中で江戸時代の食事のおかずは野菜の漬物などが毎日食べられていたようです。魚など食事として食べることができるのは月に数えるほどだったと言われているようです。
ある下級藩士の家では食事に魚を食べるのは、「1日と15日と28日の月で3回」ともなっていたそうです。

下級の武士など江戸時代の庶民は食事には米と野菜がほとんどだったことが分かりますね。

江戸時代の商家の食事は漬物中心?

「幕末百話」という書物をご存知でしょうか。この書物は江戸時代に記されたものなのですが商家に丁稚奉公をしていた人の食事の様子が記されているのです。この書物を読み解くとかなり質素な食事の内容が想像できます。例えば、朝ごはんは毎日みそ汁のみ。昼になれば魚が安ければ食べることができる日もあった。夜は漬物のみと記されているのです。

今の時代では夕食に一番重きを置いて豪華にするという考え方が一般的でありますが、江戸時代は夜を迎えると早めに寝ていたようです。それもそのはず明かりがないので寝るしかなかったんですね。なので江戸時代の夜の食事は質素だったと言われています。

ただ、商家の丁稚たちは住み込みで働いていた場合、仕事で外出する際の外食がとても豪華に見えたようです。寿司やソバを食べることが一大イベントだったようですね。

江戸時代の庶民(農民)の食事は?

お米を作るのが農家であるということは江戸時代も今の日本も同じですが、江戸時代の農民のほとんどはお米を作ってもそれを食べることはできていなかったようです。理由としては様々なことが挙げられますが、まず第一に大量にお米を収穫することができなかったのでそもそもの流通量が少ないんですね。それもそのはず、技術が現代の様にないので当たり前といえば当たり前ですね。

米俵

また、江戸時代には収穫したお米のほとんどが年貢となっていたので自分で食べることのできるお米もなかったと言われています。税金として納めなけらばならなかったので、白いお米を食事に食べることができるのはお祭りなどの際くらいしかなかったそうです。

なので農民の人々からしたら、江戸の町人の人たちは毎日白いお米が食べられているのでとても豊かに思えたそうですよ。

江戸時代は少女にとっても白米は魅力?

江戸時代には豊かではない農家の娘を探し、美人であればその子を買い取るという女衒(ぜげん)という仕事があったことをご存知でしょうか。この女衒(ぜげん)という人たちが買い取るのは10歳ほどの小さな女の子だったのですが、「白いお米が毎日お腹いっぱい食べられるようになる」というセリフが口説き文句だったと言われています。

お米

江戸時代の贅沢品。

このセリフがとても魅力的に感じるほど、貧しい農家の子どもたちも白米をとても贅沢な食事として認識していたことが想像できますね。

白米は夢の食事でもあり、落とし穴も!

白米はここまでたくさん触れた様に江戸時代の食事としてはかなり贅沢なものとされていましたが、実は白米には落とし穴もあったんです。それは脚気(かっけ)と呼ばれる病気を引き起こすことでした。

江戸時代の下級武士や町人たちは、白米以外のものを食事としてあまり食べていなかったそうです。
もちろん白米だけでは栄養不足になることは現代では当たり前のことだと思いますが、江戸時代では白米ばかりを食事にしていたらビタミンB1不足になるなんてわからないので、この脚気は原因不明の奇病として江戸時代でとても恐れられていたそうです。

江戸の町で生活していて脚気を患った人々が、田舎へ行き生活をするようになるとすぐに治ることは知られていたらしいので、野菜不足であることは想像できますがその原因が白米だと分かるようになるのはだいぶ後のことでした。

江戸時代の食事を知ったうえで

江戸時代の食生活をご紹介しましたが、比べると現代の食生活がどれだけ素晴らしいか身に染みるのではないでしょうか。皆さんが白米を食べるときも、少し江戸時代のことを考えてみるだけでありがたみが何倍にもなるかもしれませんよ。

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