平安時代って何を食べていたの?主食や主菜はなんだった?

平安時代って何を食べていたの?主食や主菜はなんだった?

平安時代と言えば、華やかな印象のある時代ではありますが、この平安時代の食事とはどのようなものだったのでしょうか。現代の食事に通じる発見もあるかもしれませんよ。

最終更新日: 2020年03月12日

平安時代の食事を知りたい!

華やかな貴族のイメージや和歌などが盛んであったとよく言われるのが平安時代ですが、当時の食事は一体どのようなものが食べられていたのでしょうか。
今回は平安時代の食事にスポットライトをあてて、歴史を振り返ってみましょう。

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「終活ねっと」運営スタッフ

今回「終活ねっと」では、平安時代の食事に以下の事柄を説明していきます。

  • 貴族の食事は米が主食だったの?
  • 庶民は米の代わりに雑穀を食べていた?
  • 平安時代の主催って何?
  • 平安時代のレシピとは?

時間のないという方やお急ぎの方も、知りたい情報をピックアップしてお読みいただけます。

ぜひ最後までお読みください。

貴族の食事では米が主食?

この今の時代ではお米以外にも主食とされている食べものは麺やパンなどたくさんありますよね。
しかし、やっぱりお米は日本人にとって重要な存在ではないでしょうか。
ですが、近代になるまでつまり昔の日本では白いお米は価格も高く最高級の贅沢であるとされていたようです。

なので庶民にとってはお茶碗に一杯だけの白いお米に漬物というだけでとてもごちそうになっていたようです。

では平安時代についてはお米事情はどのようになっていたのでしょうか。
お米の事にかんしては和風名類聚抄という書物から考えることができるそうです。
これによると貴族などの身分の高い人々の食事では平安時代からお米を食べることは普通のことと考えられていたようです。

平安時代では農業の技術があまり発展していなかったので、お米の世間に出回っている量自体が少なかったと言われていますが、貴族などの上流階級では食事として白米は当たり前だったようですね。

庶民の食事では米ではなく雑穀?

人々

ちなみに同じ平安時代でも庶民の食事では、麦類やアワやキビなどのいわゆる雑穀が食事の主食とされていたようです。
そんな中でも量を増やすためにおかゆにするなどの工夫がみられ、かさ増しがされていたそうです。

お米とは違いますが、現代の主食の一つともなっている麺も平安時代伝来したものであるそうです。
遣唐使によるものと言われています。
つまり平安時代では唐の食事には麦から作られた麺料理もあったということですね。

今の日本で人気を博しているラーメンは江戸時代から始まったものであるということは豆知識ですが、平安時代にも麺が食事として食べられることもありました。
この時はうどんやそうめんなどに近いとされる麺を使った食事だったそうですよ。

また、下記の記事では平安時代の庶民の生活について紹介していますl。
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください。

平安時代の主菜って?

今の日本では食事は西洋化が進んでいますが、そんな中でも日本食や寿司・お刺身などの魚を食べる習慣も人気ですよね。
日本の食事はバラエティ豊富な食文化とも言われていますが、平安時代でのメイン、つまり主菜にはどのようなものが食べられていたのでしょうか。

主菜はやはり魚が多し!

当時、主菜として良く食べられていたものにアユやイワシなどの魚が挙げられるそうです。
この理由には様々なものがあるようですが、日本が地形的に海と川に囲まれているため魚や貝などが豊富に存在していたことが重大と言われています。

飯

お肉は幅広いお肉だった!

魚が中心であったとは言っても、食事の中にはお肉ももちろん見られました。
しかし、その肉の種類は非常に幅広くヤマドリ・ハトなどの鳥のお肉に始まって、クマやアザラシ、イノシシなどの獣のお肉なども食べられていたとされています。
とても幅広いですね。

平安時代は狩猟というよりは農業や漁業が中心であったので、メインの動物性タンパクとして食べられていたのが魚であったということは変わらないようなので覚えておきましょう。

平安時代のレシピって?

現代の食事には本当に様々な調理法が用いられていますよね。
日本でもそうですが、一流といわれる料理人であれば世界各国の調理法を身に着けている人も少なくありません。
技術的にも真空調理法のような新たな技術の発展もめざましいですが、平安時代の食事に関してはかなり単純であることは間違いありません。

つまりレシピというより、料理の基本となる調理方法が確立していなかったようなのです。

調理法は基本のみ!

当時の料理人は「庖丁」と呼ばれていたそうですが、調理法はいたってシンプルで蒸す・煮る・焼くなどの基本方法しか存在しなかったようです。
つまり炒めたり揚げたりなどの今の食事では欠かせない調理技術がなかったんですね。
それだけ食事のレパートリーも少なかったことが想像できます。

魚や肉などの主菜については更にシンプルをきわめていて、生で食べるほかには簡単に焼いてみるくらいしか技術がなかったと言われています。
つまり煮魚なんて考えはなかったんですね。

平安時代の庶民の食事について言えば、調理という考え方はないに近しいくらいだったそうです。
新鮮なものを食べることがかなり少なかったようなので、保存のきく干物や漬物などが重宝していたようですね。

今の時代では料理を趣味として楽しむという考えも多いですが、平安時代とりわけ庶民ではこのような考え方はなかったといえるでしょう。

平安時代の食事まとめ

いかかでしたか?
平安時代の食事のスタイルや調理のしかた、文化などをご紹介しましたが現代とはかけ離れた部分もあれば似通った部分も多くあったのではないでしょうか。
食事を通して歴史を振り返ると、現代の食事がいかに恵まれているものかを再認識できるのではないかと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

また、下記の記事は平安時代の結婚について紹介しています。
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください。

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