戦国時代の庶民はどんな生活をしていたのか?

戦国時代の庶民はどんな生活をしていたのか?

現代社会は一般庶民の生活が苦しいとよく言われますが、それは戦国時代と比較しても苦しいと言えるものなのでしょうか。そこで、今回は戦国時代における庶民の生活について調べていきたいと思います。

最終更新日: 2020年03月12日

戦国時代の百姓の生活は苦しかったのか?

困った人々

戦国時代といったものは様々な武将が活躍する多くの方々が注目する時代です。
しかし、そんな時代であったとしても活躍した人たちは一握りであり、99%以上が一般人であり「一庶民」でしかありません。

そこで、今回は英雄とは程遠い位置にいる一庶民にスポットを当てて、彼らの暮らしはどうだったのか幸せと呼べるものはあったのか、それとも今の暮らしよりもはるかに苦しく、ひたすら耐え忍んで苦しみを超越しなければいけない地獄のような日々だったのかを見ていきたいと思います。

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今回「終活ねっと」では戦国時代の庶民の生活に関して以下のような事柄を中心に説明していきます。

  • 戦国時代の庶民の生活について
  • 戦国時代の食生活について
  • 戦国時代の税金について

時間がないという方やお急ぎの方も、知りたい情報をピックアップしてお読みいただけます。
ぜひ最後までお読みください。

そもそも戦国時代の庶民とは?

庶民とは、一般的な意味では「人口の多数を占める一般的な人々」のことであり、平民のことを意味することが多いのです。
つまり、人口を多数占める方々の生活を見ていくことが、当時の生活を見ることで重要なことなので、庶民の生活を見る=その当時の暮らしが解るということになります。

ただし、戦国時代は戸籍管理といったものがしっかりしているわけではありませんし、身分のくくりもあやふやです。
その気になれば鎧を着て武器を持ち、武士になることだってできた時代なのです。
その代表的な専属時代の猛者が農民の子から成り上がった豊臣秀吉や、油売りから城持ちになった斎藤道三でしょう。

そこで、ここでは職業軍人ではない人たちを一庶民として扱い、軍人ではない方々の戦国時代の生活がいったいどうだったのかを中心に調べていきたいと思います。

また絶世の美女と言われた戦国時代の姫、ランキングベスト10を知りたいという方は、こちらの記事をご覧ください。

戦国時代の食生活、大名は良い?

どのような食生活を送っていたのかが解れば、暮らしぶりも見えてきます。

庶民と言えそうな農民の方々の食事ははっきり言ってかなり貧しそうです。
彼らは米を食べることはなく粟(あわ)・稗(ひえ)・黍(きび)といった穀物を食べていたと言われております。
米はありましたが白米を食べていたのではなく麦と粟といったものを混ぜたものを食べていたのです。
現代人にとっては「健康食」と言えるものとなります。

それ以外には自家製の味噌を使った何かと、山菜や野草を使った料理が基本となっており、稀に、牛馬・鹿・猪などを飼ってそれらの肉を食べていたとも言われております。
海沿いの方々は魚も食していたでしょう。

ただし、武将クラスになると食生活が一気に豪華になります。
彼らの生活はいわゆる億万長者クラスの生活に該当する方々も多く、庶民とはかけ離れた食事ができるのです。
具体的には織田信長の場合はみそ味の焼き鳥やしいたけの煮つけといったものがあり、大根の味噌漬けといったものもくわわるので現代人でもかなりのエネルギーとなるでしょう。
むしろ塩分過多になりそうです。

当時の武将級の方々は現代人よりも圧倒的に運動量が多いので、これくらいの塩分量が無いと動けなくなってしまうのでしょうが、庶民の食生活と比べると豪華さが違いますよね。

また、下記の記事では戦国時代の合戦の様子について紹介しています。
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください。

戦国時代の生活 税金編

多くの現代人の生活を苦しめるのが税金です。
様々な福祉といった部分に使われ、公共機関に用いられるものではありますが、税金が大きすぎると生活が苦しくなってしまい、多くの方々が「生活が苦しい」とか「生きていて辛い」と感じるようになります。

戦国時代の庶民の方々の税金は、所謂「年貢」といったもので表現されており領主が百姓といった民衆にかける租税となっておりました。
これはそれぞれの領主によって扱いが異なり六公四民とか七公三民のような60%が税金とか70%が税金といったものとなっております。

70%なんてありえないと感じるかもしれませんが、戦国時代の方々からするとこれは普通の割合であり、北条氏の四公六民も、武田氏の五公五民も奇跡的であると言われているのです。

しかし、○公○民という概念自体が、兵農分離と丈量検地が本格的に行われていた豊臣政権以降ではないとはっきりしないものとなっており、江戸時代の創作ではないかと多くの方が疑っていて忠実ではないと言われております。

ただし、当時の庶民の税金の確認は自己申告だったとされており、この自己申告をごまかすことが比較的簡単だったとも言われております。
もちろんばれたら処刑されることもあり命がけだったのですが、税金を逃れるために庶民の方々も必死に田んぼを隠していたという歴史もあります。

教科書によっては江戸時代になると数字の上での収穫高をはるかに超えたので、数字よりも農民の生活は楽だったというものもありますが、戦国時代はいつ襲われるかわかりませんし、いつ死ぬかもわからない時代であり、年貢も重かったのでいかにして楽に生活できるかを必死に模索していたのでしょう。

戦国時代の生活について まとめ

戦国時代の生活について色々と研究されており、他にもどのような服を着てどのような屋敷に過ごしていたのかといったものも調べている方がたくさんいます。
それでも、年貢や食事の内容を見てしまうと、戦国時代の庶民の生活はやっぱり苦しかったのではないでしょうか。

また、下記の記事では戦国時代に美女と呼ばれていた姫について紹介しています。
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください。

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