キリスト教の神父の服装ってどういうもの?牧師との違いは?

キリスト教には神父と呼ばれる人がいますよね。キリスト教会の中でもかなりの地位にる人のことを指すのですが、具体的にどのようなことを行う人なのかわからない人も多いですよね。そこで、神父の行う事や普段の服装や祭典時の服装などについて見ていきたいと思います!

目次

  1. 神父は何を行う人?
  2. 神父のなり方とは?
  3. 神父と牧師の構造や名前の違いについて
  4. 神父の服装について
  5. 司祭の着る司祭服の色について
  6. プロテスタントの司祭服の色の意味
  7. 正教会の司祭服の色の意味
  8. まとめ
  9. 終活の専門家に相談してみよう

神父は何を行う人?

困った人々

キリスト教で神父というとかなり偉いイメージがあるのですが、神父とはどのような人の事を指すのでしょうか。

神父は正教会・カトリック教会の司祭の名称

神父は正教会とカトリック協会の司祭の名称のことを指します。司祭は教会において様々な儀式を行う人のことを指し聖職者の一つとされています。位としては司教の一つ下の位となっていてかなり上位の聖職者になります。

神父の行う儀式について

神父が行う儀式としてミサや洗礼などがあります。どちらもキリスト教にとって非常に重要な儀式になりますが、こうした儀式を教会において神父が執り行います。また、その他にも堅信や聖体といった儀式も行うようになっています。さらに神父は、この他にも教会の運営なども行います。教会によっては教会に併設している保育園や幼稚園があり、そこで働くこともあります。保育園や幼稚園では主に事務作業を行うことが多くなっていて裏方として過ごすことが多いようです。

神父のなり方とは?

キリスト教徒にとって重要な神父なのですが、神父とはどのようにしてなることができるのでしょうか。

どうやって神父になれるの?

神父になるには基本的に神学校に通って資格を取得しなければなりません。また、神学校の他に大学の神学部などで学ぶ人もいます。教会に入信して1年以上経過していて、司教から推薦されれば誰でも神学校に入学することができます。そして神学校で学んで神父になる資格を得た後に神父になることができます。

神学校は全寮制

神父になるには神学校か大学の神学部で学ばなければならなのですが、やはり神学校に通って神父になる人が多いようです。神学校は4年制と6年制のものがあり、どちらも全寮制となっています。ここでキリスト教にまつわる様々なことを学んで資格を取得して神父になります。

神父と牧師の構造や名前の違いについて

キリスト教では神父と牧師という存在がいます。どちらも同じようなものに感じてしまうのですが、どのような違いがあるのでしょうか。

正教会・カトリックは司祭を神父と呼ぶ

神父は正教会やカトリック教会での司祭の名称で、それ以外のキリスト教では神父は存在しないようになっています。ちなみに聖教会では先生という風に呼んでいて、それぞれ名称が異なっています。しかし、実際には教派が異なるので呼び方が異なるだけでほぼ同じものとなっています。

プロテストタンは司祭を牧師と呼ぶ

プロテスタントは神父とほぼ同じように儀式を行う者のことを牧師と呼びます。名称としては先生と呼ぶことが多いのですが、どちらも同じように信者に対して儀式を行います。また、牧師になる際も神父と同じく神学校などで学び、資格を取得する必要があります。

神父と牧師の構造の違い

神父と牧師は大きく分けてカトリックとプロテスタントのどちらに所属しているのかということで呼び方や敬称が異なるということがわかったのですが、実は神父と牧師はキリスト教で同じように信者を導く重要な位置にいる者であるものの教派による構造的な違いから大きな違いがあります。それは聖職者であるかどうかの違いです。神父はカトリックということで序列があるので聖職者として信者の上にいる存在となるのですが、プロテスタントには序列がないので信者と同じ立場にいるものとされています。なので牧師は聖職者という風に捉えはせずに、あくまで普通の信者と同じ立場となっています。ここのところが神父と牧師の大きな違いとなっていて、カトリックとプロテスタントの構造的な違いから生じています。

神父と牧師の結婚

神父と牧師は結婚についても大きく異なっています。まず、牧師は基本的に結婚をすることができます。牧師になる前はもちろん、牧師になった後も結婚をすることができるようになっていて特に制限はありません。しかし、神父の場合はカトリックということで結婚をすることが禁止されています。ただ、聖教会の場合は在俗司祭と呼ばれる立場であると結婚をすることができるようになっています。しかし、修道司祭は結婚をすることができなくなっていて、このように同じ神父でも立場が異なると自由に結婚をすることもできなくなっています。なので、神父だからと言って全く結婚ができないと言うわけではないのですが、かなり厳しい制限があります。

神父の服装について

神父は独特な服装をしていることが多いのですが、平時や祭典などではどのような服装をしているのでしょうか。

正教会の神父の服装

正教会の神父の服装についてなのですが、ロシア正教会ではリサヤと呼ばれるものを着て十字架を胸からかける服装が良く見られます。これは典院と呼ばれる高い位にある神父がする服装なのですが、基本的に儀式などを行う時には聖職者が着る祭服を着ます。正確には神父がミサの時に着る物を司祭服と言い、ストラやアルバ、カズラなどがあります。また、この祭服については赤、白、緑、紫色など様々な色のバリエーションがあります。

カトリック教会の神父の服装

カトリック教会の神父が着る服装は祭服やスータン、ブレザーなどを着用することが多く見られます。国や教会によって異なるようなのですが、スータンやブレザーを着用するのは典礼以外の普段の服装となっていて、基本的に司祭は黒のスータンやブレザーを身に着けます。祭典の時は祭服を着て、こちらも正教会と同じく様々な色の祭服があります。

司祭の着る司祭服の色について

神父が典礼の時に着る祭服には様々な色のものがあり、それぞれに意味があるとされています。神父が着る祭服の色の意味とはどのようなものなのでしょうか。

プロテスタントの司祭服の色の意味

司祭服には基本的に4つの色があるのですが、それぞれの色に意味があります。まず赤は殉教の色とされていてイエスキリストの受難日や聖人の祝日に着用します。白は純真を現わすとされていて、クリスマスや復活祭、葬儀などに着用することが多く見られます。緑は特に意味はないとされているのですが、普段からよく着られる色と言われています。そして紫は後悔の色とされていて四旬節や葬儀に着用されます。また葬儀などに黒が着られることもあるようです。さらにこの他にもピンクもあり、これは入祭唱冒頭句、四旬節第四主日に着ることができるようになっています。

正教会の司祭服の色の意味

正教会の司祭も様々な色の司祭服を着ます。まず白銀色は昇天祭、復活祭、埋蔵式などの時に着用します。また、金色は預言者や使徒に関する祭日の時に着る色となっていて、金色と黄色が同じ色と
捉えられています。さらに、明青色は生神女を現わしていて、それに関連した祭日に着用します。これは純潔性を現わしているからと言われています。そして、赤色は復活祭など十字架に関係した祭りの時に着用し、緑色は聖枝祭の時や五旬祭の時に着用します。紫色は大斎の主日、黒は大斎の平日に着用します。

まとめ

神父というのはカトリックや正教会の聖職者ということで、主に儀式を行う人の事を指すことがわかったのですが、プロテスタントの牧師と同じように感じるものの聖職者ということでその立場は全く異なっています。また服装については普段は黒のスータンやブレザーを着ているものの、祭典の時には司祭服を着てお祭りや祭日に合わせてその色を変えていくということで着ている色によってどのような意味があるのかわかるようになっています。なので、祭典などで神父が司祭服を着ている時にはその色にも注目していきたいですね。

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