手紙と季語の気になる関係!簡単に使える季語と例文を紹介!

手紙を書くときの時候のあいさつには季語が欠かせません。書きなれていないと難しい手紙の書き出しは、季節の特徴を表す季語を使って書くと簡単です。季節ごとの手紙におすすめの季語と、その季語を使った例文を紹介します。

目次

  1. 手紙の書き出しに季語を使う
  2. 時候のあいさつと季語
  3. 春に出す手紙の時候のあいさつ
  4. 夏に出す手紙の時候のあいさつ
  5. 秋に出す手紙の時候のあいさつ
  6. 冬に出す手紙の時候のあいさつ
  7. 手紙で季語を使うほかの場合
  8. 手紙に対する季語の役目

手紙の書き出しに季語を使う

手紙の書き出しとは、頭語に続く時候のあいさつ文をいいます。手紙を書くとき、よほどの急ぎでなければいきなり要件から書く人はいません。ワンクッションおきますよね。多くの場合、頭語(拝啓、謹啓など)と時候のあいさつに相手の状況・体調を気づかう文章が続きます。そのときどんな言葉を使いますか。
季語とは俳句で使われる季節の特徴を表した言葉です。俳句にはなくてはならないものといっていいでしょう。その季語を使うのが時候のあいさつ文のあたりまえになっています。
その季語と、失敗しない定型文とやわらかい展開文の例文を季節ごとに紹介していきます。
ここでは手紙といっていますがメールにもはがき文にも使えますので、覚えておくといいと思います。

時候のあいさつと季語

時候のあいさつの定型文と展開文

時候のあいさつとそれに続く文がセットになった定型文を使う方が多いと思います。自分で考える面倒もなく、失敗もないので便利です。ビジネスや、年齢・性別・親しさの度合いなどが別々の方に同時に出すような場合は定型文のほうが向いています。
定型文では季語のあとに「の候」や「のみぎり」をつけて使います。
でもふだん使わない言葉を使うことや、漢文のようなかたい文章を敬遠したい方もいるでしょう。漢語を展開して言いかえた、やわらかい印象の文章もありますのでそれを使うのもいいと思います。
型にはまりたくない人も、決まった型を覚えれば言葉を言い換えるだけで違う印象になります。

季語とは?

季語とは、俳句に必ず入れるその季節の特徴をあらわすものです。手紙の定型文で多い二十四節気(下図参照)や気候、植物や動物、生活や行事など多岐にわたります。
季節が実際の季節と合わない場合がありますので注意しましょう。立春を過ぎると春に、立夏を過ぎると夏に、立秋を過ぎると秋に、立冬を過ぎると冬になります。

春に出す手紙の時候のあいさつ

ここでは2月から4月を春としています。ですが立春から立夏の前日までを春と考えると、実際には2月4日ごろから5月4日ごろとなるので注意が必要です。

春

2月の季語と例文

2月に出す手紙というと、入学試験についてのものか思い浮かびます。激励の手紙、逆に無理をさせないように気遣う手紙、そのお礼の手紙、合格報告などでしょうか。
ほかの場合も春とはいえ寒い時期なので、体調を気遣う手紙も多いかもしれません。

2月の季語

立春、節分、寒明、余寒、雨水、春寒などがあげられます。
寒明は節分と同時期、余寒・春寒はそのあとに使います。春とはいってもまだ寒いイメージの季語が多いです。
そのほかの季語には白梅(紅梅)、うぐいす、ふきのとう、春一番、東風(こち)、春雷などがあります。変わったところでは猫の恋、試験も季語です。

2月の季語を使った例文10

余寒の候、〇〇様にはご健勝でご活躍のこととお喜び申し上げます。
寒明のみぎり、〇〇様におかれましてはご清祥の由、心よりお喜び申し上げます。
立春とは名ばかりの今日この頃、皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます。
梅の花がほころぶ季節となりました。その後いかがお過ごしでしょうか。
うぐいすの鳴き声にお宅の見事な盆栽をなつかしく思い出しました。ご家族の皆様もお元気ですか。
暦の上では春になりましたが、寒い日が続いています。お変わりございませんか。
入学試験も無事終わりました。そのせつはお守りをお送りくださり、ありがとうございました。
年男ということで節分で豆をまきました。鬼に笑われそうですが来年は君にバトンタッチです。
昨日はすごい風だなと思ってたら、春一番だったようです。吹き飛ばされないように注意です。
先日梅園を見に行き春を感じてきました。お好きだというお菓子を送りましたのでご笑納ください。

3月の季語と例文

3月に出す手紙というと、入学や就職、転勤などのための引っ越しのあいさつでしょうか。そろそろ花も咲きだすので小旅行のお誘いなど出してみてもいいかもしれません。

3月の季語

雪解、啓蟄、仲春、春雪、彼岸、春分などがあります。
雪の多い地域では「雪解」は春の訪れを知らせる喜ばしい季語といえます。
ほかにたんぽぽ、つくし、雛、山笑う、春雨、卒業などもあります。

3月の季語を使った例文10

啓蟄の候、貴社におかれましてはますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
春分のみぎり、皆様ご健勝でお過ごしのことと存じます。
彼岸を過ぎて暖かくなってまいりました。皆様お変わりなくお過ごしとのこと、安心いたしました。
雪解けの川に水かさが増して春を感じております。そちらはもう花が咲いていることでしょう。
春分を過ぎて日が長くなってきました。ひとりいなくなっただけで時間を持て余しています。
ここのところ春雨が降って肌寒い日が続いていますが、風邪などひいていませんか。
先日散歩中につくしを見つけて摘んで帰りました。少しおすそわけしますね。
もうすぐひな祭りですね。いつも〇〇さんの雛飾りを思い出します。
早いものでもう啓蟄。暖かくなるのはいいけれど、虫が苦手な〇子さんには嫌な季節ですね。
ご卒業おめでとうございます。これからが大変でしょうが明るいあなたなら大丈夫です。

4月の季語と例文

4月に出す手紙は3月に引き続き引っ越しのあいさつや、新しい場所での決意表明のようなものが多いのではないでしょうか。また、花見や歓迎会など春の行事のお知らせなども多くなるでしょう。

4月の季語

清明、日永、初花、花冷え、穀雨、竹秋、惜春などがあります。
竹の秋は春の始めに葉が黄色くなることをいいます。春らしい「花」のつくものが多いです。
ほかに菜の花、菜種梅雨、花祭、入学、ぶらんこ、モクレン、ハナミズキ、茶摘みなどがあります。「花」の一文字は桜を指します。

4月の季語を使った例文10

清明の候、〇〇様ご家族様なべてご健勝のこととお喜び申し上げます。
穀雨のみぎり、先生にはお変わりなくご活躍の段、一同喜びにたえません。
惜春のみぎり、ご無沙汰しておりますがその後いかがお過ごしですか。
花冷えといいうのか最近また肌寒くなってきましたが、お元気ですか。
寒いと思っていたらもう花祭ですね。暖かくなったら遊びにきてください。
土手の桜が七分咲きです。日曜日にお花見にいきませんか。
お孫様のご入学おめでとうございます。時のたつのは早いですね。
おからだの具合はいかがですか。そのうち北の桜を見に行きましょう。
ハナミズキの花にあなたを思い出しました。あの頃は楽しかったですね。
この間茶摘み体験をしてきました。近くまで行ったのに顔も出さずに申し訳ないです。

夏に出す手紙の時候のあいさつ

ここでの夏は5月から7月としています。実際は立夏から立秋前日までとすると、5月5日ぐらいから8月6日ぐらいといえます。

夏

5月の季語と例文

5月に出す手紙はさわやかな季節に誘われて、旅行先からの便りが多くなりそうですね。

5月の季語

立夏、小満、若葉、薫風、新緑、万緑などがあります。
5月らしいさわやかさが出ているのが多いです。
ほかに葉桜、薪能、新茶、更衣、初鰹、麦秋などもあります。

5月の季語を使った例文10

立夏の候、貴社にはますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。
新緑のみぎり、〇〇さんにはご健勝でお過ごしのこととお喜び申し上げます。
小満の候、先生におかれましてはこの度のご活躍、誠におめでとう存じます。
土手の桜もすっかり葉桜になってしまいました。長のご無沙汰をお許しください。
夜でも寒くなくなってきたので薪能にはいい季節ですね。所用で一緒に行けなくて残念です。
さわやかな風が心地よい季節になってまいりました。その後お変わりございませんか。
若葉薫る季節になりました。その後、腰の具合はいかがですか。無理してないかと心配です。
また例年どおり新茶を送ります。こんなときぐらいゆっくりお茶を飲んでください。
もうそろそろ衣替えの季節ですね。着物をリフォームしていると伺いました。
この町の畑も麦秋の趣です。撮影会を開くのでぜひ参加してください。

6月の季語と例文

6月に出す手紙は梅雨の真っ最中、からっとした明るい雰囲気を出せたらいいですね。

6月の季語

入梅、初夏、梅雨、夏至、短夜、芒種などがあります。
梅雨のじめじめ感と日の長くなった明るさの両方が感じられます。
ほかにあじさい、五月雨、田植え、青梅、梅雨寒、虹などがあります。

6月の季語を使った例文10

入梅のみぎり、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
夏至の候、〇〇様にはお元気でお過ごしの由、心よりお喜び申し上げます。
梅雨に入りうっとうしい日が続きますが、体調は落ち着いておられるとのこと、安心いたしました。
初夏の候、ご退院なされたと聞き梅雨の晴れ間のようにうれしい気持ちでいっぱいです。
近くのお寺のあじさいがきれいです。ご都合がよければご一緒しませんか。
最近は梅雨寒の毎日ですね。足のケガはもう治りましたか。痛みがぶりかえさないか心配です。
雨が続いて昼間でも薄暗いですが、それでも夜が短く感じられる今日この頃です。
芒種の候、日頃よりひとかたならぬお世話になり、心より感謝申し上げます。
梅雨のみぎり、この度のご活躍、遠くより応援していた身にも喜ばしいできごとです。
青梅が店先に並ぶ季節になりました。また漬ける予定なのでできたらまたお知らせします。

7月の季語と例文

7月は暑さが本格的になってくる月です。夏休みをとる人もいるでしょう。暑中見舞いとして出す人も多いと思います。

7月の季語

半夏生、驟雨、小暑、盛夏、大暑などがあります。
「暑」ひと文字でも季語になります。夏本番の暑さを感じます。
ほかには土用、空蝉、打水、夕立、夕焼け、風鈴、花火、夜の秋などがあります。

7月の季語を使った例文10

小暑の候、〇〇部長におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
盛夏の候、貴社ますますご隆盛の段、お喜び申し上げます。
大暑のみぎり、伯母様にはお変わりなくお過ごしの由、お喜び申し上げます。
暑中のお見舞いを申し上げます。皆様ご健勝でお過ごしでしょうか。
厳しい暑さが続いておりますがお元気でいらっしゃいますか。
暑さも本格的になってまいりました。ご無沙汰しております。その後いかがお過ごしですか。
昨日は激しい夕立でしたね。濡れてお風邪など召されませぬようお気をつけください。
毎日うだるような暑さですね。ばてないように土用にはうなぎを一緒に食べに行きませんか。
打水のおかげでしょうか。朝晩は少ししのぎやすくなったような気がします。
暑い日が続きますがお元気ですか。暑さしのぎに心ばかりの品をお送りいたしました。

秋に出す手紙の時候のあいさつ

ここでの秋は8月から10月としています。立秋の8月7日ぐらいから立冬の前日11月6日ごろが実際には秋になります。

秋

8月の季語と例文

8月に出す手紙はまず、残暑見舞いですね。夏休みやお盆に帰省する人また、しない人が出すものや旅行先からという場合もあるでしょう。

8月の季語

立秋を過ぎると秋になります。立秋を境に暑中見舞いから残暑見舞いに変わります。
立秋、初秋、残暑、新涼、秋暑、秋涼などがあります。
涼しさを感じる季語が多いです。
ほかには朝顔、スイカ、七夕、天の川、送り火、稲妻、盆などがあります。

8月の季語を使った例文10

立秋の候、皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
残暑のお見舞いを申し上げます。お元気でいらっしゃいますか。
新涼の候、ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。
秋涼のみぎり、日頃のご無沙汰のおわびとともにこの度のことお礼申し上げます。
秋とはいえまだまだ暑い今日この頃、夏バテが出やすいのでお気をつけください。
初秋のみぎり、この度はありがとうございました。感謝の念、言葉にできません。
お盆に帰れず申し訳ないと思っております。下旬にはお休みがとれると思います。
残暑が続いていますが走っておられるとのこと、驚いています。無理なさらないでくださいね。
笑わないでくださいね。スイカを丸ごと買ってしまいました。後から失敗に気づいた始末です。
七夕祭りに行こうと思っています。そちらに顔を出したいのですがご都合はいかがですか。

9月の季語と例文

9月は暑さが一段落したところで、夏バテの出やすい時期です。ですので近況報告や体調を気づかう手紙を出す人が多いでしょう。

9月の季語

竹春、白露、仲秋、秋彼岸、秋分、夜長などがあります。
まだ暑い日もある時期ですが、秋本番のイメージです。
ほかに台風、すすき、ブドウ、月、秋桜、秋刀魚、秋茄子などもあります。

9月の季語を使った例文10

白露の候、貴社にはますますご隆昌のこととお喜び申し上げます。
仲秋の候、〇〇君、勉学に励んでいるとのこと、嬉しく思います。
秋分のみぎり、おからだの具合はいかがですか。
竹春のみぎり、暑さも落ち着いて〇〇さんの好きな季節がやってきましたね。
秋の風を感じる今日この頃、夏の疲れが出ておられませんか。
もうすぐ彼岸だというのに、季節が戻ったかと思う陽気でしたね。
中秋の名月を見ようとすすきを飾り、団子も作りました。久しぶりに童心に帰ったようです。
仲秋だというのにこのところの気温にぐったりしています。そちらは皆さんお元気ですか。
店頭にサンマを見て秋を感じています。久々に七輪を出してみました。
先日の大きな台風、そちらは被害はありませんか。うちのほうは道路が川になりました。

10月の季語と例文

10月の手紙は運動会や文化祭などの招待が多くなりそうですね。秋らしいさわやかさを出したいです。

10月の季語

秋麗、晩秋、寒露、霜降、夜寒、深秋などがあります。
少し寒くなって、冬の足音が聞こえてきそうです。
ほかにもキンモクセイ、いわし雲、菊、新米、紅葉、運動会などがあります。

10月の季語を使った例文10

寒露の候、ますますご健勝でご活躍の段、お喜び申し上げます。
霜降のみぎり、ご健勝でご活躍のこと、うれしくてなりません。
秀麗のみぎり、外に出ることが増えたとのことで少し安心しています。
晩秋の候、ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
秋も深まり木々も色づいた今日この頃、お変わりなくお過ごしのこととお喜び申し上げます。
菊祭りの入賞、おめでとうございます。いつも見事な菊に圧倒されております。
新米を送ります。忙しいとは思いますが、食事はちゃんととってくださいね。
もうキンモクセイが薫る時期なのですね。季節が動いているのを感じます。
近くの小学校で運動会の練習が始まりました。一生懸命な姿に目を細めています。
通りのイチョウが色づき始めました。近くの紅葉でも案外楽しめるものです。

冬に出す手紙の時候のあいさつ

ここでの冬は11月から1月としています。正式には立冬の11月7日ごろから立春前日の2月3日ごろになります。また季語の上では新年という分類もありますが、ここでは冬に含めます。

null

11月の季語と例文

11月はだんだん冬に向かって寒くなってきます。温かい気づかいの手紙を出したいですね。

11月の季語

立冬、初冬、木枯、小雪、初霜などがあります。
寒そうな季語が並びます。
ほかに雪催い、北風、七五三、時雨、落ち葉、小春日和、冬構えなどもあります。

11月の季語を使った例文10

立冬の候、皆様お元気でお過ごしのこととお喜び申し上げます。
初冬のみぎり、寒くなってまいりましがお変わりございませんか。
小雪のみぎり、季節も進んでまいりましたがご健勝でお過ごしでしょうか。
初霜の候、お変わりなくご健勝でお過ごしのこととお喜び申し上げます。
北風の冷たい季節になりましたが、皆様お元気でいらっしゃいますか。
雪催いのうっとうしい空が続いています。こんな時には〇〇さんに会いたくなります。
冷たい時雨が降り続いていますが、お元気でお過ごしのことと存じます。
おかげさまで孫の七五三が無事に過ごせました。そちらも来年ですね。
寒い日々ですが、先日の小春日和にご一緒できたことは大きな喜びとなりました。
今日のような小春日和はほっとします。来週の句会もこんな陽気だといいですね。

12月の季語と例文

12月はお歳暮の時期です。仕事が忙しくなる人もいる中、スキーや帰省で出かける人も多いでしょう。

12月の季語

師走、大雪、冬晴、短日、冬至、歳暮などがあります。
日の短さ、年が暮れるせわしなさや寂しさ、正月を迎える喜びなどが感じられる季語が多いです。
ほかに霜柱、湯たんぽ、すす払い、こたつ猫、クリスマス、除夜などもあります。

12月の季語を使った例文10

大雪の候、今年1年のご厚情に感謝申し上げ、明くる年のご健勝をお祈り申し上げます。
短日のみぎり、今年はたいへんお世話になり、ありがたく思っております。
冬至の候、〇〇様におかれましてはますますご活躍の段、お喜び申し上げます。
師走のみぎり、本格的に寒くなってきましたがご壮健でいらっしゃいますか。
暮れも押し迫ってまいりました。日頃の感謝を込めて心ばかりの品をお送りいたします。
師走に入り寒さも厳しくなってまいりましたがお元気でおられるとのこと、喜びにたえません。
日の短さを感じる今日この頃、ご無沙汰していますがその後お変わりなくお過ごしですか。
暮れも押し詰まって忙しい毎日を送っています。今年は帰れそうもありません。
もうすぐクリスマスですね。プレゼントはイブに届くように送りますので楽しみにしてください。
冬至が過ぎると今年ももうあっという間に暮れてしまいます。お互い忙しい1年でしたね。

1月の季語と例文

1月に出す手紙といえば松の内の年賀と、寒中見舞いなどでしょう。

1月の季語

小寒、大寒、人日、淑気、寒月、松納などがあります。
寒の中、春を待ち望む気持ちが込められた季語を使うと明るくなります。人日とは5節句の最初で、七草がゆを食べる行事で有名です。
ほかに初夢、松の内、寒中、鏡開き、三寒四温、寒桜、風花、雪見などもあります。

1月の季語を使った例文10

年賀のごあいさつを申し上げます。旧年中の感謝とともに本年も変わらぬお付き合いをお願い申し上げます。
謹んで初春のお喜びを申し上げます。旧年中はひとかたならぬご厚情を賜りありがとうございました。
淑気のみぎり、新しい年を迎えられた喜びをかみしめております。
小寒の候、年頭にあたり決意を新たに邁進していく所存でございます。
人日のみぎり、本年もますますのご健勝ご活躍をお祈り申し上げます。
松の内も過ぎ、気分を一新してお互いに仕事を頑張っていきましょう。
寒中のお見舞いを申し上げます。お元気でいらっしゃいますか。
寒さの中初稽古に行ってまいりました。皆気合の入ったいい顔をしていました。
三寒四温の日々、ゆっくりですが暖かくなってほっとしています。
寒い中でも咲いている寒桜を見ると勇気が湧いてまいります。

手紙で季語を使うほかの場合

手紙の末文で季語を使う

今まで手紙の書き出し部分についてみてきました。季語は季節の特徴を表すものですので、時候のあいさつだけではなく末文に使う場合もあります。
例文として5つあげておきます。
寒さ厳しき折りから風邪などひかれませぬようご自愛ください。
花冷えの折り、暖かい陽気に油断されずお過ごしください。
梅雨寒の日が続いていますので、足腰温かくしてお過ごしください。
酷暑の日々ですので水分補給などに気をつけてくれぐれもご自愛ください。
また台風が近づいているようです。くれぐれもご用心を。
以上のように、季語と相手を気づかう文章を組み合わせて使うのは書き出し部分の時候のあいさつと同じです。
こちらも定型の文章があるので、季語や組み合わせを変えれば何通りもできます。

手紙の本文で季語を使う

これは意図して使うというよりは、自然に使ってしまうということでしょう。季語は構えて使う小難しいものだけではありません。例に少しあげたように、植物や動物の名前や普段の生活にすぐ出てくるような言葉もたくさんあります。何気なく使った言葉が季語だということもありがちです。
ただ、どうしても季語の季節と実際の季節にずれが生じます。たとえばイチゴは夏の季語ですが、実際は冬からみられます。朝顔は秋の季語ですが、実際は夏に咲いています。しかし、書いているほうは季語と意識して書いている場合は少ないでしょう。手紙の本文中の言葉を季語として意識する人はまずいませんので気にする必要はありません。

手紙に対する季語の役目

紙

手紙に季語を使う意味がわかっていただけたと思います。いままで、意識しないで季語を使っていた人も多いのではないでしょうか。それを意識するだけで新しい手紙文になります。
ビジネスは別にして、個人的なものは制約などありません。定型文を使っても使わなくても自由でいいのです。一番大事なのは相手に思いを届けることです。そのお手伝いをするのが手紙に使う季語の役目です。
これからも季語を使った自分なりの文章で手紙を書いて、思いを伝えてください。

「手紙・季語」に関連する記事

  • 夏の季語を使った俳句とその作り方を紹介しますのサムネイル画像

    夏の季語を使った俳句とその作り方を紹介します

    俳句には必ず季語が必要だとされています。5,7,5の17文字でも、季語がなかったり、切れ字を使ってなかったり、口語調であったりすると俳句ではなく、川柳(せんりゅう)と呼ばれます。この記事では、夏の季語や夏の俳句の作り方も簡単に説明します。

  • 短歌の楽しみかた~季語の種類と歴史の歩みのサムネイル画像

    短歌の楽しみかた~季語の種類と歴史の歩み

    日本に伝わる歌に、短歌があります。短歌と季語の関係や、短歌の楽しみ方。短歌の季語についてご紹介します。

  • 春の季語にはどんなものがある?少し変わった季語もご紹介!のサムネイル画像

    春の季語にはどんなものがある?少し変わった季語もご紹介!

    俳句を詠むのに欠かせない季語、皆さんはどれくらいご存知ですか?この記事では、春の季語についてご紹介します。思わず俳句を詠みたくなる、風流な春の季語もあるんですよ。

  • 俳句作りの参考に!~【3月の季語】特集~のサムネイル画像

    俳句作りの参考に!~【3月の季語】特集~

    俳句作りを趣味にしている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。俳句作りの基本となるのが季語ですが、今回は3月をテーマに【3月の季語】をご紹介したいと思います。

  • 俳句作りの参考に!~【4月の季語】特集~のサムネイル画像

    俳句作りの参考に!~【4月の季語】特集~

    春めく季節の4月。新しい年度の変わり目に俳句作りにもより力が入る季節です。そんな4月に使える季語をご紹介します。4月の俳句作りの基本となる季語を知りましょう。

  • 春の俳句に使える季語って? どんな言葉が季語なのかのサムネイル画像

    春の俳句に使える季語って? どんな言葉が季語なのか

    決められた文字数に、感情や叙情をこめて詠んだもの…それが、俳句や短歌や川柳です。それぞれに違いがあり、俳句には季語を用いなくてはいけないきまりがあります。春夏秋冬、どんなものが季語なのか、悩んでしまいますね。ここでは春の季語について見てみましょう。

  • 俳句作りの参考に!~【8月の季語】特集~のサムネイル画像

    俳句作りの参考に!~【8月の季語】特集~

    夏真っ盛りの8月。暑い夏だからこそ頭を冷やして俳句作りなんていうのも良いですね。俳句作りには季語が欠かせませんが、そんな8月に使える季語をご紹介しています。

  • 新盆のお供えに手紙は添える?書き方から注意点まで解説します!のサムネイル画像

    新盆のお供えに手紙は添える?書き方から注意点まで解説します!

    新盆にお供え物はつきものです。新盆のお供え物を贈るとき、お供え物だけお贈りして良いのでしょうか。手紙は添えるべきなのでしょうか。手紙を添えるべきだとすれば、どんな内容を書くと良いのでしょうか。今回はお供え物に添える手紙のマナーについて解説いたします。

  • 春の俳句に使える季語って? どんな言葉が季語なのかのサムネイル画像

    春の俳句に使える季語って? どんな言葉が季語なのか

    決められた文字数に、感情や叙情をこめて詠んだもの…それが、俳句や短歌や川柳です。それぞれに違いがあり、俳句には季語を用いなくてはいけないきまりがあります。春夏秋冬、どんなものが季語なのか、悩んでしまいますね。ここでは春の季語について見てみましょう。

  • 俳句作りの参考に!~【5月の季語】特集~のサムネイル画像

    俳句作りの参考に!~【5月の季語】特集~

    俳句作りを趣味にしている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。俳句作りの基本となるのが季語ですが、今回は5月をテーマに【5月の季語】をご紹介したいと思います。

この記事に関するキーワード

ランキング

シェアする

事業主の方はこちらから

今後事業を大きく広げていくので、葬儀関連をはじめとする、あらゆる事業主の方の事前登録を受け付けております。

関連する記事

「手紙・季語」についてさらに知りたい方へ

夏の季語を使った俳句とその作り方を紹介しますのサムネイル画像

夏の季語を使った俳句とその作り方を紹介します

短歌の楽しみかた~季語の種類と歴史の歩みのサムネイル画像

短歌の楽しみかた~季語の種類と歴史の歩み

春の季語にはどんなものがある?少し変わった季語もご紹介!のサムネイル画像

春の季語にはどんなものがある?少し変わった季語もご紹介!

俳句作りの参考に!~【3月の季語】特集~のサムネイル画像

俳句作りの参考に!~【3月の季語】特集~

俳句作りの参考に!~【4月の季語】特集~のサムネイル画像

俳句作りの参考に!~【4月の季語】特集~

春の俳句に使える季語って? どんな言葉が季語なのかのサムネイル画像

春の俳句に使える季語って? どんな言葉が季語なのか

俳句作りの参考に!~【8月の季語】特集~のサムネイル画像

俳句作りの参考に!~【8月の季語】特集~

新盆のお供えに手紙は添える?書き方から注意点まで解説します!のサムネイル画像

新盆のお供えに手紙は添える?書き方から注意点まで解説します!

俳句作りの参考に!~【11月の季語】特集~のサムネイル画像

俳句作りの参考に!~【11月の季語】特集~

俳句作りの参考に!~【6月の季語】特集~のサムネイル画像

俳句作りの参考に!~【6月の季語】特集~

人気のキーワードの記事一覧

キーワード記事一覧へのリンクです

ランキング

よく読まれている記事です

老後に人気な趣味5選!楽しみながら健康を維持できる方法を紹介!のサムネイル画像

老後に人気な趣味5選!楽しみながら健康を維持できる方法を紹介!

1
40代で始めるオススメの趣味は?インドアとアウトドアの趣味!のサムネイル画像

40代で始めるオススメの趣味は?インドアとアウトドアの趣味!

2

関連する記事

「手紙・季語」についてさらに知りたい方へ

夏の季語を使った俳句とその作り方を紹介しますのサムネイル画像

夏の季語を使った俳句とその作り方を紹介します

短歌の楽しみかた~季語の種類と歴史の歩みのサムネイル画像

短歌の楽しみかた~季語の種類と歴史の歩み

春の季語にはどんなものがある?少し変わった季語もご紹介!のサムネイル画像

春の季語にはどんなものがある?少し変わった季語もご紹介!

俳句作りの参考に!~【3月の季語】特集~のサムネイル画像

俳句作りの参考に!~【3月の季語】特集~

俳句作りの参考に!~【4月の季語】特集~のサムネイル画像

俳句作りの参考に!~【4月の季語】特集~

このページの先頭へ

終活ねっと  Copyright© 株式会社 終活ねっと