地鎮祭の準備は誰がするの!?祭壇は?お供え物は??

家を建てる前に、工事の安全を祈願して行う地鎮祭。その地鎮祭の際に準備する物、祭壇やお供え物など、これらは一体誰が準備するのでしょうか?お供え物の内容と共に紹介します。

目次

  1. 地鎮祭って何!?
  2. 地鎮祭の時に準備する物
  3. 施主が準備するお供え物
  4. お供え物と一緒に金銭も準備
  5. まとめ

地鎮祭って何!?

地鎮祭とは、鎮地祭・土祭り・地祭り・地祝いとも言い、土木工事や建築などで工事を始める前に、神様に工事の無事や安全と建物や家の繁栄を祈る儀式のことです。
建物を建てる土地や、土木工事をする土地の氏神様の神主をお招きして執り行います。お供え物をし、祝詞をあげ、お払いをして浄め、施主が初めてその土地に鍬や鋤を入れます。
これには神式と仏式があり、一般的には神を祀って工事の無事を祈る儀式と認識されています。

地鎮祭のやり方

地鎮祭を行うにあたって、多くの方が吉日を選び、その日の午前中に執り行います。

地鎮祭 式次第の概要

・敷地の中央に祭壇が設けられます。
・お供物を供えます。
・斎砂を盛り、その周囲四隅に斎竹を立てます。
・注連縄をはって、神様をお迎えします。
・神職の方が、清めのお祓いや祝詞の奉上をします。
・鍬入れ式や、玉串奉奠が作法通りに奉納されます。

地域によって違う

地鎮祭のやり方は、地域により多少異なります。
関西などの特定の地域によっては、伊勢神宮近隣の浜から砂または塩を取り寄せ、四隅に置く場合もあります。
また、祭壇の左右に、緑・黄・赤・白・青の五色絹の幟に榊をつけた「真榊」を立てる場合もあります。この五色絹は、五行説における天地万物を組成している五つの要素、つまり木・火・土・金・水を表しています。

地鎮祭の時に準備する物

地鎮祭の時には、工事や建築をする場所の周囲に注連縄を張り、中央に祭壇を設けます。祭壇の飾り方には決まりがあります。

施主が用意する物

花屋で購入ができますので、大きめの榊を5本程用意しましょう。

湯呑みまたは紙コップ

地鎮祭の最後に、全員でお神酒を頂く時に使います。必要と思われる数を用意して下さい。

半紙

半紙1帖を用意しましょう。

施工業者が用意する物

青竹・笹竹

青竹・笹竹を4本用意します。これは注連縄を張り巡らす時に、四方の支柱として用います。

注連縄

注連縄は、四方に張り巡らします。半紙または奉書紙で作った紙垂をつけます。注連縄を張ることで周囲と区切り、神聖な場所となります。
注連縄の張り方は、祭壇が南向きの場合は北東の角から時計周りに、祭壇が東向きの場合には北西の角から時計周りに張ります。

盛り砂・盛土

盛り砂は、齋砂とも言います。
バケツ3杯〜適宜を、祭壇の右手前に円錐形に山盛りにします。

鋤や鍬

初めて鋤や鍬を入れる穿初・刈初という儀式に使います。元々は白木で作った物を使用していましたが、現在は新しいもの・新品を用いることが多いようです。

その他

工事の規模や施主の希望により、地鎮祭に紅白幕・テント・椅子などを設営して行う場合もあります。

施主が準備するお供え物

施主が準備するお供え物は、神前に供えるお供え物が主です。

地鎮祭に必要な7つのお供え物

清酒:一升

購入時に「地鎮祭用」と説明し、お祝いののしをつけてもらいましょう。のしの表書きの上段は「奉献」と書きます。

お米:一合

前日にきれいに洗って良く水を切り、一晩乾かしておいた、洗米を用意しましょう。

※地鎮祭を行う神社によって、お供えするお米の量に違いがありますので、施工業者や神社にあらかじめ確認して下さい。

塩:一合

お供え物用以外に、敷地を清めるのにも使用します。

水:一合

キレイに洗った容器に準備しましょう。

海の幸

魚・昆布・するめなどです。
めでたい鯛がお供え物として一般的ですが、魚ならなんでも大丈夫です。
お供え物としてお供えする際には、尾と頭が付いた物を用意しましょう。

山の幸

お供え物としては、季節の果物を用意しましょう。

野の幸

トマト・ナス・キュウリなど地面の上にできる物と、大根・イモなどの地面の下にできる物を、それぞれ用意しましょう。

お供え物の供え方

地鎮祭における神饌には、五~七台の三方が用意され、神主さんがお供え物を供えてくれる事が多いです。

五台の三方

・一台目の三方……水・米・塩
・二台目の三方……酒を注ぐもの
・三台目の三方……野の幸
・四台目の三方……山の幸
・五台目の三方……海の幸

お供え物と一緒に金銭も準備

お供え物と一緒に、神主さんに対するお礼として『初穂料』・神主さんが車などで来た場合の『お車代』も一緒に、準備しておきましょう。
それと、基本的に地鎮祭のお供え物は施主が用意する場合が多いですが、神社のほうでお供え物を用意してもらう場合もありますので、その場合には『御供物料』も用意しておきましょう。

初穂料

初穂料の相場は2~3万円程度ですが、地域により異なる場合もあります。
のし袋に入れ、表書きに『初穂料』と施主名を記入し、神主さんに渡します。

お車代

お車代は1万円程をのし袋に入れ、表書きに『お車代』と施主名を記入し、神主さんに渡します。
神主さんがタクシーで来られた場合はもちろんの事、自家用車などで来られた場合も渡します。

まとめ

紹介した内容は、地域や神主さんによって違う場合もあります。しかし、これから家を建てる施主さんたちの気持ちに、違いはないと思うので、これから一生住むであろう家のためにも、きちんとした地鎮祭を行いたいものですね。

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