興福寺の見所を、あらゆる角度からご紹介しましょう!

奈良といえば、何が最初に思い浮かびますか?東大寺の大仏?奈良公園の鹿?興福寺の五重塔?それらの中でも、興福寺は、奈良観光の中心です。その興福寺の見所を、ご紹介しましょう!興福寺には、奈良を満喫できる見所がいっぱいです。

目次

  1. 興福寺の歴史
  2. 興福寺の見所 ~堂塔~
  3. 興福寺の見所 ~国宝館の仏像~
  4. 国宝館の見所 ~阿修羅像~
  5. 興福寺の見所 ~行事~
  6. 興福寺は、奈良観光の中心。そのまとめ

興福寺の歴史

まず最初に、興福寺の歴史をざっとおさらいしておきましょう。
藤原鎌足の病気平癒を願い、藤原鎌足夫人の鏡大王が釈迦三尊像を本尊として、669年、山背国山階(現京都府京都市山科区)に創建した山階寺(やましなでら)が興福寺の起源です。その後、藤原京に移り、厩坂寺(うまやさかでら)となりましたが、710年、平城京遷都に伴い、現在地に移転し、藤原不比等が興福寺と名付けました。これが、実質的な興福寺の創建と考えられています。

その後も、天皇や皇后、また藤原家によって堂塔が建てられ、整備が進められましたが、不比等亡き後、「造興福寺仏殿司」という役所が設けられ、元々は、藤原氏の私寺であった興福寺の造営を国家が進めるようになりました。度重なる兵火、火災に見舞われながらも、その都度再建し、明治の廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)まで、その隆盛をたもちました。

興福寺の見所 ~堂塔~

興福寺の堂塔の多くが、国宝、重要文化財の指定を受けていて、興福寺の見逃せない見所です。五重塔、三重塔、東金堂、そして北円堂が国宝の指定を受けています。
なかでも、興福寺五重塔は、奈良のシンボル的存在です。

五重塔は。730年、光明皇后の発願で創建されました。現存の塔は、1426年頃の再建です。高さ50.1メートルで、木造塔としては東寺五重塔に次いで、日本で2番目に高い塔です。
近くから見上げる五重塔も見所の一つですが、猿沢池越しに眺める五重塔は、奈良らしい景色で見所です。写真を撮ることをお勧めします。

五重塔とともに、もう一つの見所は、三重塔です。五重塔ばかりが脚光を浴びていますが、三重塔も必見の見所です。
三重塔は、南円堂の西に位置するところに、静かにたたずんでいます。繊細で、女性らしい優しさあふれる小塔です。北円堂とともに、興福寺最古の建物です。

興福寺の見所 ~国宝館の仏像~

興福寺は、国内国宝仏像彫刻の17%を所蔵しています。国宝館だけでも国宝40点・重要文化財19点を展示しています。
国宝館の仏像の見所を詳しく見ていきましょう!

興福寺国宝館は旧・食堂(じきどう)の跡地に建てられた、旧・食堂を模した寺院建築風の文化財収蔵・展示施設です。
国宝館内部には、旧・食堂(じきどう)本尊の高さ5.2mの千手観音や、銅造の旧山田寺仏頭が展示されています。仏頭は、白鳳時代の作で、頭部のみですが、白鳳文化を代表する作品で、国宝館の見所の一つです。
他に、板彫十二神将像、木造天燈鬼・龍燈鬼立像や、乾漆十大弟子立像、木造金剛力士立像、木造法相六祖坐像など、いずれも国宝で、見所満載です。

国宝館の見所 ~阿修羅像~

興福寺国宝館の展示物で、一番人気があるのは、なんといっても阿修羅像でしょう!阿修羅像とは、もと西金堂本尊釈迦如来像の周囲に安置されていた乾漆八部衆立像のなかの一つの像です。

興福寺国宝館といえば阿修羅像というぐらい、阿修羅像に脚光があたっていますが、阿修羅像は、乾漆八部衆立像のなかの一つの像なのです。
阿修羅像は、三面六臂(さんめんろっぴ)(3面の顔と6本の手)であらわされていますが、その愁いを帯びた少年のようなまなざしに人気が集まっています。阿修羅像のファンクラブもあるんですよ。

他の乾漆八部衆立像の、五部浄(ごぶじょう)、沙羯羅(さから、しゃがら)、鳩槃荼(くばんだ)、乾闥婆(けんだつば、迦楼羅(かるら)、緊那羅(きんなら)、畢婆迦羅(ひばから)も国宝館の見所です。それぞれの異形の姿、表情を堪能してください。

興福寺の見所 ~行事~

興福寺の堂塔、仏像の見所についてみてきました。興福寺の年間行事の中の見所を見てみましょう!
興福寺では、一年中、様々な歴史的・伝統的行事が行われていますが、その中のいくつかをピックアップしてご紹介しましょう!

2月3日 追儺会(ついなえ) 2月節分の夜6時30分から行われる節分行事です。最初に6匹の鬼が現れ、続いて毘沙門天が鉾を持って現れ、法力で退散させます。その後、大国が小槌をもって、参拝者に福を授けます。「興福豆」の福豆まきも行われます。

5月第3金・土曜日 薪御能(たきぎおのう)南大門跡で行われる能舞台です。「薪御能」は869年興福寺の修二会で薪猿楽が舞 われたのが始まりとされています。

興福寺は、奈良観光の中心。そのまとめ

興福寺は、奈良公園内にある、東大寺、春日大社に並ぶ、奈良観光の中心です。その興福寺の見所をあらゆる角度から探ってきました。いかがでしたでしょうか?
興福寺国宝館は、耐震改修工事のため、2017年1月1日から12月31日まで1年間休館しますが、その間は、春と秋に、仮金堂で、阿修羅像等が展示されます。
建造物、所蔵する仏像、寺宝ともに、国宝が目白押しです。どうか、見所いっぱいの興福寺に、ぜひ足をお運びくださいね。お待ちしています。

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