あなたの知っている有名な童謡、日本のものじゃないかも?!

歌とお話からできている童謡は、心を育てる感受性と物事を組み立てる創造性を育みます。とくに有名な童謡には、それを聞いていた当時の思い出が重なり、郷愁を覚えるのではないでしょうか?今回は、有名な童謡に外国のものもたくさんあるという意外な事実もお伝えします。

目次

  1. 「童謡誕生]から何年経っているの?
  2. 日本の有名な童謡「いくつ思い出せる?」
  3. あの歌はアメリカの有名な童謡だったの?
  4. 知らなかった!この歌はヨーロッパの童謡
  5. 今だから聞きたい「世界の有名な童謡」
  6. あの「蛍の光」はスコットランド民謡?!
  7. 「童謡」リラックスしたい時に

「童謡誕生]から何年経っているの?

童話

2018年は童謡という言葉が誕生してちょうど100周年です。

1918年創刊の児童雑誌「赤い鳥」にて、初めて「童謡」という言葉が使われました。

それまでは、唱歌やわらべ歌などは存在していましたが、
子供たちのために芸術的にもすぐれた歌を作ろうという運動から「童謡」が生まれました。

それから約1世紀の時が経ち、祖父母から親へ、
そして親から子へと歌い継がれて楽しまれている童謡。

有名な童謡たちの中で、日本の童謡と思って覚えていたものが、
案外と外国のものだったりして驚いたこと、ありませんか?

懐かしい気持ちを抑えて、思い出せるだけ書き出してみたいと思います。

日本の有名な童謡「いくつ思い出せる?」

子守歌にわらべ歌、民謡と、たくさんの有名な童謡があります。

遠い昔にかすかに記憶した懐かしい童謡のメロディを聴くと、
年少時代にタイムスリップしたような錯覚を覚えませんか。

更にもっと昔、母親の背におんぶされて揺られていた頃のことを思い出しそうになります。

いくつか懐かしい誰もが知っている有名な童謡を聞いてみましょうか。

春の童謡

春になると歌いたくなるような、そんな童謡ばかりです。

「うれしいひなまつり」
「春が来た」
「さくらさくら」
「春の小川」
「花」

いまでも歌詞を見なくても歌える童謡ですね。

春よ来い

春よ来い 早く来い
あるきはじめた みいちゃんが
赤い鼻緒の じょじょはいて
おんもへ出たいと 待っている

春よ来い 早く来い
おうちのまえの 桃の木の
つぼみもみんな ふくらんで
はよ咲きたいと 待っている

作者:弘田 龍太郎(ひろた りゅうたろう/1892-1952)
作詞:相馬御風(そうま ぎょふう/1883-1950)
作曲時期:大正時代後期

「みいちゃん」とは、詞を手がけた相馬御風の長女「文子(ふみこ)」がモデルとされています。

夏の童謡

夏を彷彿とさせる有名な童謡は、夏休みの思い出を蘇らせますね。
「夏の思い出」
「海」
「かたつむり」
「茶摘み」

など、まだまだたくさんあります。

われは海の子

我は海の子 白波の
さわぐいそべの松原に
煙たなびくとまやこそ
我がなつかしき住家なれ

生まれて潮にゆあみして
波を子守の歌と聞き
千里寄せくる海の気を
吸ひてわらべとなりにけり

高く鼻つくいその香に
不断の花のかをりあり
なぎさの松に吹く風を
いみじき楽と我は聞く

作者:文部省唱歌
作詞:文部省唱歌
作曲時期:

作者は不明とされていましたが、1908年に文部省の新体詩懸賞の佳作に当選した宮原晃一郎の、「海の子」という詩がモチーフになっているのではないかと言われています。

秋の童謡

秋の童謡と言えば、「小さい秋みつけた」が有名でしょうか。

その他に「月」
「夕焼け小焼け」
「うさぎ」
「虫のこえ」

と、聞けば歌える童謡ばかりが並びます。

どんぐりころころ

どんぐりころころ ドンブリコ
お池にはまって さあ大変
どじょうが出て来て 今日は
坊ちゃん一緒に 遊びましょう

どんぐりころころ よろこんで
しばらく一緒に 遊んだが
やっぱりお山が 恋しいと
泣いてはどじょうを 困らせた

作者:青木存義
作詞:梁田貞
作曲時期:大正時代

歌詞は作詞をした青木存義の幼少期の体験を元に作られたそうです。

冬の童謡

雪が降ると、つい口ずさんでしまう童謡、ありませんか?

「まつぼっくり」
「雪の降る街を」
「たき火」
「粉雪こんこ」

寒さをものともせず、遊び暮れていた子供の頃を思い出します。

雪やこんこ あられやこんこ
降っては降っては ずんずん積もる
山も野原も わたぼうしかぶり
枯木残らず 花が咲く

雪やこんこ あられやこんこ
降っても降っても まだ降りやまぬ
犬は喜び 庭かけまわり
猫はこたつで丸くなる

作者:文部省唱
作詞:文部省唱
作曲時期:明治時代

瀧廉太郎作曲を手掛け、東くめ作詞したと言われる幼稚園唱歌(明治34年)に、
「雪やこんこん」という曲があり、この曲が元になり作られたとされています。

あの歌はアメリカの有名な童謡だったの?

とても馴染みのある有名な童謡も、実は「外国の童謡」であったり、
「外国の曲に歌詞をつけた童謡」だったりしたものがたくさんあるんです。

「すいかの名産地」
「ゆかいな牧場」
「茶色の小瓶」
「大きな栗の木の下で」
「線路は続くよどこまでも」

英語バージョンの童謡を聞いてみましょう。

大きな古時計「英語バージョン」

「Grandfather's Clock」大きな古時計

19世紀にアメリカのヘンリー・クレイ・ワークが作曲しました。

日本では作詞家の保富康午(ほとみ こうご)が歌詞を名訳しておられます。

森のくまさん「英語バージョン」

「The Other Day, I Met a Bear」 森のくまさん

原曲の森のくまさんはもともとアメリカ民謡でした。

アメリカでもいろんなバージョンの森のくまさんがあるようです。

1972年のNHK「みんなのうた」で紹介され、日本にも広く知れわたるようになります。
日本語の作詞者は不明とされているようです。

知らなかった!この歌はヨーロッパの童謡

有名な童謡の中で、意外な歌が実はヨーロッパの民謡であったり、
国籍不明のヨーロッパ系の外国曲であったりすることもあります。

「ドナドナ」
「ねこふんじゃった」
「雪のこぼうず」
「ゆかいな木琴」

耳に残る有名な歌ばかりですね。

糸巻きの歌

幼稚園のころに手遊びをしながら歌ったこの有名な歌は、
デンマーク民謡の「靴屋のポルカ(踊り)」が原曲です。

日本に持ち込まれたのは、おそらくアメリカ版の「糸巻きの歌」ではないかと言われています。

日本版の作詞者は、香山 美子(こうやま よしこ/1928-)です。

今だから聞きたい「世界の有名な童謡」

アメリカから輸入された童謡がやはり多いですが、
まだまだ他にも外国から持ち込まれた有名な童謡があります。

「クラリネットを壊しちゃった」フランスの童謡
「夜が明けた」フランス民謡

「かえるの合唱」ドイツ民謡
「かっこう」ドイツ民謡
「ちょうちょ」ドイツ民謡
「ぶんぶんぶん」ドイツ民謡(ボヘミア民謡)

「おお牧場はみどり」チェコ民謡
「気のいいあひる」チェコ民謡

手を叩きましょう「チェコ民謡」

手をたたきましょうのフレーズは有名すぎて、
この歌がもともとは外国の歌であったことにびっくりです。

チェコ民謡とされていますが、リトアニア民謡ではないかと考える動きもあるようです。

あの「蛍の光」はスコットランド民謡?!

卒業式の定番のこの有名な曲、実はスコットランド民謡だったんです。
ご存知でしたか?

三拍子のワルツ調にアレンジされた曲は「別れのワルツ」として、有名です。
あの、デパートなどの閉店間近に流れる曲ですね。

その他にも、

「うつくしき」Blue Bells of Scotland
「故郷の空」Comin' Thro' the Rye』
「才女」Annie Laurie

など、聞けば知ってるという有名なスコットランドで生まれた歌がたくさんあります。

「童謡」リラックスしたい時に

人々

いかがでしたでしょうか。
忙しい日常を少しだけ忘れさせてくれるような、素敵な童謡ばかりでしたね。
たまに、ゆっくりと童謡を聞きながらブレイクタイム、なんていかがですか?

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