一夫多妻が当たり前!?平安時代の結婚とは!?

現代の日本の結婚は『一夫一妻制』ですが、平安時代は『一夫多妻制』でした。今では考えられませんが、平安時代はそれが当たり前でした。では『一夫多妻制』の結婚とはどんなものだったのでしょう。

目次

  1. 平安時代は一夫多妻が当たり前だった!?
  2. 一夫多妻も正妻は一人だけ
  3. 平安時代の結婚は通い婚
  4. プロポーズから結婚まで
  5. 平安時代の離婚について
  6. まとめ

平安時代は一夫多妻が当たり前だった!?

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現代の日本の結婚制度は一夫一妻で、これは法的にも定められています。妻が二人以上いると、重婚とみなされ違法となります。
しかし、平安時代は一夫多妻であることが一般的で、男性は妻を何人娶っても良いとされていたのです。

一夫多妻も正妻は一人だけ

男性は、養う女性が多ければ多いほど、それだけ能力があるとされていました。とはいえ正妻は一人だけで、それ以外の女性はいわゆる「めかけ」という立場でした。

正妻になれる女性とは

正妻に容姿は関係なく、家柄や知性といった要素が重視されていたようです。

顔は見られなかった

平安時代の恋愛には、女性側の特別なしきたりがありました。基本的に女性は、他人に顔を見せることがありませんでした。
話をする機会をがあっても、御簾越しでしか会話をすることができませんでしたので、外見に関してはシルエットくらいしかわからなかったのです。
そのためこの時代の恋愛は、男性が気になる女性の情報をひたすら集めることからスタートするのが一般的でした。

良い女の基準

平安時代は、食糧の供給が十分ではなかった時代だったので、ふくよかな女性が好まれていました。そして外見的には、ツヤがあってサラサラしている、非常に長い黒髪が美人の絶対条件とされていました。
また、外見だけでなく内面的な魅力も非常に重要視されていました。
男性社会だった平安時代の貴族の間では、有力な権力者と結ばれることが女性にとって最も重要な役目となっていましたので、身分の高い男性に見初められるようにと、娘たちの教育には親が力を尽くしていました。
もちろん外見も大切ですが、知的で礼儀を知る女性こそが平安時代では良い女でした。

家柄も大事

平安時代の恋愛では、個人の魅力だけでなく家柄なども重要視されていました。男女ともに、天皇家の血筋が入っていればそれだけでかなりモテたのです。
女性の場合、父や祖父がそれなりに高い役職についていたり、格式ある家柄の出身であれば、男性から引く手あまたのアプローチがありました。家柄の優劣は、恋愛において大きなポイントとなっていたのです。
天皇家に近い・官位が高くて権力を持っている、などの家柄の女性は、正妻として迎えられた後、それなりの地位を得ることが出来ました。

平安時代の結婚は通い婚

平安時代の結婚といえば、夫が妻の家に通う『通い婚』が普通でした。とはいえ正妻は邸内に住むことを許されていましたので、通い婚の相手は、正妻以外の女性たちでした。
めかけとされていた女性たちは、基本的に自分の家から出ることはなかったのです。彼女たちは同居が許されないばかりか、夫に会える日も占いによって決められたりしていました。

プロポーズから結婚まで

平安時代の貴族社会では、「夜這い」が当たり前の行為として存在していました。しかし現代の夜這いとは少し意味が違い、当時の夜這いはそれ自体がプロポーズを意味していたのです。

結婚成立まで

仲介人が間に立って、女性は男性からの和歌を渡されます。

三十一文字の恋物語

和歌には、甘く切ない想いが詠われていました。
今も昔も人の恋心は同じですが、それが三十一文字という短い文章の中に凝縮されているとなると、その情熱もぐっと胸に迫り来るものがあります。

平安時代の婚姻届けは“三日の餅”!?

和歌を受け取った女性が心打たれれば、仲介人によって今度は男性に手紙が送られるのです。
その後、占いによって出た吉日の夜に、男性が女性の部屋に忍び込み契を結ぶことになります。
それが三日続き、その間にどちらかが不平や不満を言った場合、関係は終了となります。
逆に、継続することができれば、三日目に“三日の餅”と呼ばれるものを食べ、正式な結婚が成立することになるのです。

年齢的な問題点

平安時代は、男性15歳・女性13歳から結婚できることが法律で決まっていました。
しかし、それは中国の結婚制度がベースになっており、平安中期以降は低年齢化が進みました。
特に女性は13歳どころか、10歳に満たない子供が結婚するケースもあったようです。

平安時代の離婚について

夜這いからたった三日というスピード結婚だった平安時代の結婚事情ですが、離婚も同じように簡単だったのでしょうか。

離婚についての法律があった

平安時代には、三不去七去なる離婚に関する法律が定められていました。結婚はわりと簡単に行うことができましたが、離婚に際しては法に照らし合わせて判断しなくてはならず、七つの離婚許可条件と、三つの不許可条件が取りまとめられていました。

七去とは

・無子(男子についていう)
・姦淫
・舅姑につかえず
・口舌多言
・盗窃
・嫉妬
・悪疾
このうち一つでも該当すると、夫は妻に離婚を言い渡せます。

三不去とは

・妻が舅姑の喪を守りおえた場合
・貧賤のときに妻を娶り現在富貴となっている場合
・妻の実家がすでにない場合
このうち一つでも該当すると、七去に該当していても離婚は許されません。

まとめ

平安時代の女性は、本当にこの結婚が幸せな結婚だったのでしょうか。現代の女性からは、考えられない結婚生活だと思います。
一方で現代の男性は、一夫多妻に憧れを持っている人が多いのではないでしょうか。

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