関東最強の守護神、平将門を祀った神社のまとめ

平将門を祀った神社は、江戸時代には関東最強の守護神として多くの参拝者が訪れていました。そして、戦後にもブームが訪れ、必勝祈願や合格祈願に多くの人が訪れています。ここでは、東京やその周辺にある平将門を祀った神社を紹介します。

目次

  1. 平将門ブーム
  2. 神田明神(東京都)
  3. 将門の首塚(東京都)
  4. 築土神社(東京都)
  5. 国王神社(茨城県坂東市)
  6. 将門神社(千葉県我孫子市)
  7. まとめ

平将門ブーム

NHK大河ドラマのブーム

平将門と聞いて若いころの加藤剛を思い浮かべる人は、もう少数派でしょうか。NHK大河ドラマが視聴率30%を取っていた時代の1976年の主人公は、歴史上最大の叛逆者とされる平将門でした。加藤剛の演じた平将門は、誠実で真っ直ぐな性格の武将として描かれています。この年は、平将門がブームとなり、将門を祀った神社には多くの参拝者が訪れたそうです。

平将門を扱った作品

平将門を主人公にしたNHK大河ドラマのDVDとその原作は、今でも購入することができます。

「風と雲と虹と」のDVD

1976年に人気を博した平将門を主人公にしたNHK大河ドラマの総集編です。本放送は1976年1月4日から12月26日にかけて放送され、名優揃いのキャストや社会の不正に抵抗する主人公の生き方が好評で、将門ブームを引き起こしました。

原作本「平将門」

作者は、時代小説を多く執筆した海音寺潮五郎で、NHK大河ドラマ「風と雲と虹と」の原作の1冊です。ドラマでは、藤原純友も登場しており、その行動は同じ海音寺潮五郎の別の作品「海と風と虹と」が原作だそうです。

江戸時代にもブームに

昭和にブームとなった平将門ですが、江戸時代にも平将門ブームと呼べる現象がありました。徳川家康が関ケ原への出陣の際、平将門を祀る神田明神で戦勝祈願を行ったのを皮切りに、徳川幕府は、積極的に平将門を祀った神社を保護しました。このため関東地方に住む人たちを中心に、平将門を祀った神社に積極的に詣でるブームが起こったそうです。


次からは、関東最大の守護神とも言える平将門を祀る神社を紹介します。

神田明神(東京都)

神田明神

平将門は御祭神の1柱

神田明神は、縁結びの神様と言われる大黒様、商売繁昌の神様と言われる恵比寿様、そして平将門の3柱を祀っています。平将門は、戦では連戦連勝だったとされ、徳川家康も関ケ原の戦勝祈願を行い勝利したことから、勝負の神様としても有名です。そのため受験の時期には、合格祈願のため多くの受験生が訪れています。

神田明神に伝わる伝説

神田明神を参拝してすぐに、成田山新勝寺を参拝するを災いが起こるという伝説があります。これは、成田山新勝寺の本尊である不動明王が、平将門を調伏するためにこの地に持ち込まれたことに由来するようです。

神田明神の基本情報

【住所】 〒101-0021 東京都千代田区外神田2-16-2
【TEL】 03-3254-0753
【アクセス】 JR中央線・JR総武線の御茶ノ水駅、聖橋口より徒歩5分
【参拝時間】 24時間 (お守りの授与時間は9時~16時30分)
【拝観料】参拝無料

将門の首塚(東京都)

ビジネス街にある将門の首塚

大手町と言えば日本を代表する大企業の本社もあり、サラリーマンやOLが大勢行き来するビジネス街です。そんな大手町の三井物産ビルの東側に将門の首塚があります。周囲をビルに囲まれた場所にありながら、首塚の周囲だけは緑が生い茂った別世界です。なお、ここは地元のボランティア団体が清掃などの管理活動を行っているそうです。

将門の首塚の基本情報

【住所】 〒100-0004 東京都千代田区大手町1-2-1
【TEL】 03-3556-0391
【アクセス】 東京メトロ・大手町駅のC5出口から出てすぐ
【参拝時間】 24時間
【拝観料】参拝無料

築土神社(東京都)

平将門の首を祀った神社

築土神社の御神体は、京都にさらされた平将門の首を納めた首桶とされていました。将門の首については、京都でさらされた3日目に関東に飛んで戻ってきたという伝説があり、前出の東京大手町の首塚もその1つ。ここでは、京都から運ばれてきた首桶を祀った、という言い伝えがあるそうです。


江戸時代には、神田明神などと並ぶ、江戸でも大きな神社だったそうですが、明治時代に縮小され、今の境内はそれほど広い場所ではありません。なお、築土神社の首桶は、昭和20年の空襲で焼けてしまい、今は残っていないそうです。

築土神社の基本情報

【住所】 〒102-0073 東京都千代田区九段北1丁目14-21
【TEL】 03-3261-3365
【アクセス】 東京メトロ他の地下鉄・九段下駅 の1番出口より徒歩1分
【参拝時間】 24時間 (社務所は午前9時~午後5時00分頃迄)
【拝観料】参拝無料

国王神社(茨城県坂東市)

平将門が亡くなった地に建つ神社

平将門は、相馬小次郎将門という名前だったとも伝えられています。この名前の苗字の相馬とは、今の茨城県南部から千葉県北部にあった相馬郡に由来します。そして、平将門が亡くなったとされる地も、本拠地だったこの辺りだったそうです。


国王神社は、平将門の三女・如蔵尼が、平将門が亡くなった地に庵を建てたのが由来とされています。今の拝殿は、江戸中期にあたる延宝3年(1675年)に建てられたもので、本殿は文化14年(1813年)の再建された古い建物だそうです。

国王神社の基本情報

【住所】 〒306-0631 茨城県坂東市岩井951
【TEL】 0297-35-2395
【アクセス】 つくばエクスプレス守屋駅から関東鉄道バスで岩井交番前下車、タクシーで5分。
【参拝時間】 24時間
【拝観料】参拝無料

将門神社(千葉県我孫子市)

平将門昇天の地

千葉県我孫子市には日秀という地名があります。この日秀(ひびり)の呼び名には、亡くなった将門の霊が、手賀沼を騎馬にて乗り切り、この地で日の出を拝んだから、という伝説があるそうです。その朝日を拝んだ場所とされるのが、千葉県我孫子市日秀にある将門神社です。ちょうど成田線の湖北駅の東側にあたり、中里市民の森にちかい住宅地の外れにある小さな神社です。


なお、手賀沼の対岸にあたる柏市岩井にも、土地の人々に昔から守られてきた将門神社があります。こちらは、國王神社と同じく平将門の三女・如蔵尼が建てたのが最初という言い伝えがあるそうです。

将門神社の基本情報

【住所】 〒270-1123  千葉県我孫子市日秀1
【アクセス】 湖北駅から徒歩で20分
【参拝時間】 24時間
【拝観料】参拝無料

まとめ

平将門を祀った神社のまとめでしたが、いかがだったでしょうか。朝敵とされてきた平将門ですが、NHK大河ドラマで描かれた主人公のように、実は民衆の側に立った英雄だったかもしれません。関東最大の守護神とされる平将門を祀った神社に参拝し、遠い昔の英雄を思い浮かべてみてはいかがでしょうか。

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