供える前に知っておこう!~神棚のお供え物について~

神棚にお供えをする際には色々な決まりごとがあるのをご存知でしょうか。お供え物の置き方や何をお供えするか、神棚からお供え物を下げるタイミング等を解説していきます。

目次

  1. 神棚とは
  2. 水や塩以外のお供え物は?
  3. 神棚にお供え物を置く時の位置
  4. 神棚のお供え物を交換するタイミング
  5. 神棚から下げたお供え物の処理方法
  6. おわりに

神棚とは

神棚

主に神道の神様をお祀りする所です。家や会社、事務所や道場等に置いてあります。

神道において、神は常にそこにいるのではなく、人が神を信仰して祀る時に降りてくるものとされています。なので、そこに在ることが前提の神棚が登場してくるのは意外に遅く、江戸時代中期になります。信仰を勧める為に家庭で神様を祀る事の出来る神棚が作られ、これが現在の神棚の原型にあたります。

神棚に置く神具も用意しなければなりません。
神鏡、お神酒用の瓶子を一対、かわらけ(米や塩などを入れる陶器)、水玉(水入れ用)、榊立などがあります。

水や塩以外のお供え物は?

神棚

お供え物と一口に言っても何を用意すればいいのか、悩みますよね。
まず、基本の食事として米と水と塩を用意しましょう。どれも私達の毎日の食事に欠かせない要素であり、あって困ることはなく、すぐに腐りもしない品々です。そして、あるならば日本酒、つまり御神酒も用意して、上記で紹介したお神酒用の瓶子に注いで下さい。

他のお供え物は野菜や果物、お菓子等が多いようです。
ですが、冬はともかく夏は野菜・果物がすぐに傷む可能性が高くなるので、常温保存でも問題ない野菜や果物を選ぶようにして下さい。毎日、そういったものを準備してお供えするのは手間も時間もお金もかかるので、無理して毎日用意する必要はありません。たまたま普段と違うものを買った時やお客様に頂いたお菓子等があった時にお供えする形をとるといいでしょう。

神棚にお供え物を置く時の位置

神棚

お供え物の位置にも決まりがあり、お米は中央に、神様から見て左側には塩、右側には水を置きます。そこにお酒が加わる場合は、お米の左右にお酒を置いて、神様から見て塩を一番左に、水を一番右手に置きます。重要度が高いお供え物を順番に神様の近くから置いていく為、優先順位としては
1、米
2、酒
3、塩
4、水
この順番となります。

神棚のお供え物を交換するタイミング

神社では儀式が始まってからお供えをして、終わる前に下げます。なので、家庭でもお供えした後にお参りをしたら、すぐに下げてしまってもよいとされています。しかし、ご家庭によっては朝に供えて、夕方頃に下げるようにしている方もいらっしゃいます。

このように交換をするタイミングはこの時間帯でなければならない、というようなことはありません。毎日、感謝の気持ちを込めてお祀りすることが重要なので、ご自分のやりやすい方法を模索して最適と思う時間帯に交換するようにして下さい。

そもそも神棚のお供え物は毎日交換しなければならないのか?といったお悩みをお持ちの方もいらっしゃることでしょう。お供え物は神様が召し上がる食事なので、神社などでは基本的に毎日取り替えています。が、毎日やるべきことややりたいこと等で忙しく、お供え物を用意する時間どころか取り替える時間も取れない方は大勢いると思います。

ですから、無理して全ての品を取り替えようとせずに水だけ新しいものに交換するだとか、ある程度時間がとれる日をあらかじめ定めてその日だけを交換日にすると決めるだとか、ご自身でルールを作ってお祀りするのが一番良いと思います。

ちなみに、神社では月始祭と月次祭という祭典があって、通常よりも立派なお供え物を用意して行われます。その日が、毎月1日と15日前後という神社が多いので、それに合わせてご自身の神棚に参拝するというやり方なら分かりやすく、覚えやすいかもしれませんので、よろしければお試し下さい。

神棚にお参りする際の作法

交換の前にお参りをしますが、やり方は神社に参拝する時と同じという事は知っていますか?
地域によって多少違う場合もありますが、二拝二拍手一拝が基本作法になります。

・まず頭を2回深く下げます。
・その後、両手を合わせて2回手を打ちます(これを「かしわで」といいます。)
・次に最初と同じように頭を1回深く下げます。
・最後にその場から離れる時は軽く頭を下げます。

これで参拝作法は以上となります。他にはお参りの際に祓詞(はらえことば)をそらんじる等があるのですが、そこまでこだわらなくても大丈夫です。

神棚から下げたお供え物の処理方法

神棚

これは簡単です。食べましょう。
お米は他のお米と混ぜて炊き、水や塩、御神酒等は料理に使ってもそのまま飲食してもいいので、体内に入れましょう。これは神様のお下がりと呼ばれていて、霊力が宿っているその品々を飲食して体内に取り込むという意味があります。

おわりに

神棚

色々と決まりがあって、ややこしいかもしれませんが、基本的な事だけ覚えておけばスムーズにお供えができますよ。神具やお供え物等、いきなり何もかもを完璧に用意するというのは難しいので、少しずつ数を増やしていく形でも問題ありません。後は、ご都合の良い時間に心を込めて参拝しましょう。

「神棚・お供え」に関連する記事

「神棚・お供え」についてさらに知りたい方へ

神棚のお供え物の選び方や配置を解説します!のサムネイル画像

神棚のお供え物の選び方や配置を解説します!

神棚をきちんと自宅に飾り、きちんとお供え物をしているお家は現在どのくらいあるのでしょう?また飾っ

神棚のルールを徹底解説!お供えの配置の仕方についてのサムネイル画像

神棚のルールを徹底解説!お供えの配置の仕方について

皆さんは普段神棚にお供え物をするとき、つい「なんとなく」で物を置いてはいませんか? 実は神棚のお

教えましょう!神棚の祀り作法と塩の使い方!のサムネイル画像

教えましょう!神棚の祀り作法と塩の使い方!

今回は、神棚をご家庭で祀ってみようと思っている方必読です。最近はホームサンタ―でも神棚のキットが

正しい神棚への供え方 配置方法と順番は?のサムネイル画像

正しい神棚への供え方 配置方法と順番は?

神棚へお供え物を置く際には、正しいとされる供え方があります。今回は、その供え方・順番、神棚自体の

神棚のお供え物の配置には決まりがある!この機会に覚えましょうのサムネイル画像

神棚のお供え物の配置には決まりがある!この機会に覚えましょう

みなさんは神棚のお供え物を、どのように配置されているでしょうか。見よう見まねで配置されている方も

この記事に関するキーワード

ランキング

よく読まれている記事です

シェアする

このページの先頭へ

終活ねっと 〜マガジン〜  Copyright© 株式会社 終活ねっと