日本の伝統競技に挑戦しよう!初心者のための弓道基本知識

日本の伝統競技である弓道。袴を着て弓を引く姿に憧れる人も多いと思います。弓道は初心者から上級者まで、また子供から高齢者までみんなが楽しめる競技です。今回は、弓道を始めてみたいという人向けに、初心者のための弓道基本知識をご紹介します。

目次

  1. 弓道を始めるにあたって!基本道具は?
  2. 初心者のための弓道の一般ルール
  3. 弓道の基本「八節」とは?
  4. 初心者でも大丈夫!東京の弓道練習場所2選
  5. 初心者でも段をとれる?弓道の審査について
  6. 最後に…

弓道を始めるにあたって!基本道具は?

人々

矢:矢は自分の腕の長さに合わせて選びます。基本的には胸を張って立ち、左腕を肩と水平に伸ばします。胸の真ん中から指先までの長さを測り、それに10~15cm足した長さがちょうど良い長さと言われています。男性と女性で矢の重さも異なります。特注する場合は、矢の羽根の部分は、自分の好きなデザインを選ぶことができます。

弓:初心者が弓を購入することはほとんどありません。弓道教室や地域の弓道場に弓がありますので、その弓を使うことが多いです。使用する弓の重さについては個人差がありますが、通常軽いもの(女性であれば9Kgや10Kg、男性は10Kgや11Kg)から使い始めることが多いです。

弽(かけ):弓を引く際、右手にはめるグローブのようなものです。親指部分が固くなっており、弦をひっかけることができるようになっています。初心者にとっては、弽が新しいので硬く感じるかもしれませんが、練習を追うごとに手の形に馴染んでいきます。

胸当て(女性のみ):弓から矢が離れた後、弦が胸の前を通る際に、胸を怪我しないように胸当てをします。

袴:通常の練習では、ジャージで弓を引く人もいますが、大会などに出る場合は、袴を着て参加します。

ゴム弓(ごむきゅう):練習のために使われる道具です。初心者はゴム弓で、弓を引く際の動作を覚えてから、実際に弓を引くことになります。

初心者のための弓道の一般ルール

一般弓道と学生弓道といった差はありますが、ここでは一般的な弓道のルールについてお話します。

①個人戦と団体戦

弓道には個人戦と団体戦があります。個人戦の場合は、的にあたる矢の数を個人で競います。
団体戦には、3人戦、もしくは5人戦があり、的にあたる矢のチーム総数を競います。

通常、1立4射(ひとたちよんしゃ:一回に4本の矢を持って競技に挑む)で前の人から一人ずつ、1矢ずつ順に弓を引きます。一番後ろの人が引き終わったら、一番前の人に戻り、4本の矢を引き終わるまで4周します。

②時間制限

団体戦には時間制限があります。
6分以内:3人立射 各自4射
9分以内:5人立射 各自4射
通常通りに引けば、時間オーバーをすることはほとんどありません。

弓道の基本「八節」とは?

弓道を始めるにあたって必ず知っておかなければならないこと、それは「八節」です。
八節とは、弓道の際の弓を引く8つの動作であると共に精神統一をする時間でもあります。
弓道の基本中の基本であり、弓道初心者が最初に覚えなければならないことです。
では具体的に八節には何があるのでしょうか。

①足踏み(あしぶみ):矢が的にあたる為には、弓を引く際の姿勢が大切です。正しい足踏みは、その基本となり、弓を引く際に下半身の安定をはかります。

②胴造り(どうづくり):足踏みに続いて、胴造りは正しい姿勢を作る動作の一つです。洞造りでは、弓を引く際の安定した上半身を作ります。

③弓構え(ゆがまえ):矢を構える動作です。弽を弦にひっかける動作(取り弽)と押してを適切な位置に構え、弓を引く準備をする動作(手の内)を行い、同時に呼吸を整えます。

④打起し(うちおこし):弓を所定の位置まで持ち上げる動作です。

⑤引分け(ひきわけ):弓を引く動作です。通常、弓は手で引くものではなく、胸をひらくと自然に引けると言われています。

⑥会(かい):会とは形としては、引き分けが完了した状態ですが、射手の心理上は、引き分けの延長の状態です。狙いを定める動作とみられますが、きちんとした姿勢で弓を引けば、狙いを定めずとも自然と矢は的にあたると言われれいます。

⑦離れ(はなれ):矢を弓から離す動作です。

⑧残身(ざんしん):矢が離れた後の姿勢のことを指します。残身で、矢の位置を確認すると共に自分の射を振り返ります。

弓を実際に引く前にゴム弓という練習道具にて、八節の練習をします。弓道初心者が、八節をしっかりと体にしみ込ませるまでには、通常1~3カ月はかかると言われています。

初心者でも大丈夫!東京の弓道練習場所2選

人々

①東京都中央区立スポーツセンター

18歳以上の大人向けに初心者弓道教室を行っています。
定員があるので、興味のある人は早めに申し込みましょう。

②世田谷区弓友会弓道教室

世田谷区内に3つの弓道場があり、それぞれ弓道初心者を受け入れてくれます。

初心者でも段をとれる?弓道の審査について

書道や県道のように弓道にも段審査があります。
弓道の段は、5級から始まり、5~1級、初段、2段~10段と上がっていきます。
審査基準は、射の美しさと的中率、段が上がると筆記試験や論文により審査されます。
特に初心者はどのような射(弓の引き方)が美しいのかしっかりと学ぶ必要があります。

弓道の段については、公益財団法人日本弓道連盟が取りまとめており、段審査の他、弓道の全国弓道選抜なども開催しています。弓道の大会には、弓道歴の長いベテランが多数参加する為、初心者にとっては、とても良い勉強となります。

最後に…

初心者のための弓道基本知識、いかがでしたか?幅広い世代に楽しまれている弓道。初心者でも楽しむことができ、その魅力は図りきれません。また、弓道は競技として楽しめるだけでなく、精神統一にも、もってこいの伝統競技です。そんな奥深い弓道を極めるには、すぐに始めるしかないですね!弓道は日本全国、地域の市民センターや弓道場で習うことができます。是非、弓道の世界に挑戦してみましょう。

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