77歳の長寿祝いは喜寿!由来やお祝いの作法はあるの?

数え年で77歳をお祝いする喜寿。本人や周囲が長寿を実感し始めるのもこの時期だと言われていますね。一生に一度のこと、喜ばれる楽しいお祝いにしたいもの。この記事では、喜寿祝いの由来や一般的なお祝いの仕方についてまとめています。

目次

  1. なぜ77歳が喜寿と呼ばれるか
  2. 喜寿のお祝い
  3. 喜寿祝いの贈り物
  4. おすすめの贈り物
  5. 喜寿祝いのまとめ

なぜ77歳が喜寿と呼ばれるか

人々

長寿祝いとしては60歳の還暦、70歳の古希に続く、77歳のお祝い「喜寿」。2015年の日本人の平均寿命は男性が80歳、女性が87歳となっており、77歳が長寿という認識がなくなるのも時間の問題かもしれません。いまのところ、ご本人もご家族の方も喜寿を迎えたと聞けば、「長生きしたなあ」と感慨深くなることと思います。

さて、なぜ77歳のお祝いが喜寿と呼ばれているのでしょう。これは、「喜」という字の草書体が7を3つ重ねた形であり、七十七と読めることに由来していると言われています。77歳を祝いたいから「喜寿」という字をあてたというよりも、「喜」という漢字があったから縁起かつぎに77歳を祝うことになったのですね。干支が起源の還暦や中国の詩を原典とする古希とは異なり、喜寿は日本発祥のお祝い事となっています。

喜寿のお祝い

かつてはお祝いされる側の方が主催となって祝いの席を設けていましたが、現在では家族や親しい人がお祝いの会を開くことが一般的となっています。会を開くと言ってもいつ?なにをすればいいの?という疑問について、以下でお答えいたします。

喜寿のお祝いはいつするもの?

もともとは数え歳で77歳が喜寿。数え歳では生まれた時をすでに1歳とし、1月生まれの方も12月生まれの方も等しく元旦に年を取ると考えます。
しかし、最近では数えで歳を考えている方は少なくなってきています。もしも満年齢(生まれた時が0歳、誕生日ごとに1歳ずつ数える)で考えるならば、喜寿祝いは76歳ですることになるという点にだけご注意ください。

喜寿のお祝いは何をすればいい?

喜寿祝に決まった形式はありません。旅行や食事会を企画したり、メッセージカードやプレゼントを送るなど、喜寿を迎えられた方が喜ぶような形でお祝いしましょう。おすすめのお祝い方法について、次項で触れていきます。

喜寿祝いの贈り物

人々

喜寿のお祝いでは紫色の物を送るとよいとされています。しかし、それだけでは贈り物選びも選択肢が広すぎて迷ってしまいますね。この項では喜寿祝の贈答品の相場や、贈り物につける熨斗についてご説明いたします。

喜寿の贈り物にかける金額

贈り物の相場は送る相手が両親の場合は2~3万円、祖父母の場合は1~2万円、親戚やその他親しい人への場合は数千円~1万円程度のようです。旅行をプレゼントしたり、少し高価な物を送りたい場合は兄弟や家族と相談して出し合ってもよいと思います。

喜寿の贈り物につける熨斗(のし)

熨斗(のし)は一般に慶事のお祝いや、贈り物につける飾りです。上図だと、紅白の結び紐ではなくその少し上にある小さな飾りを熨斗と呼びます。
また、結び紐は水引と言い、古来の神様への贈り物に掛けていた麻縄が起源と言われています。長寿祝いの場合は「魔よけの赤」と「神聖で穢れのない白」を合わせた赤白の色合いが好まれます。

この水引をかけるときに注意したいのがその結び目です。水引の結び方には大きく分けて、「蝶結び」と「固結び」がありますが、長寿祝いの場合は蝶結びを選びましょう。蝶結びは何度あってもよいお祝いに、固結びは繰り返さないお祝いに送るのが通例です。しかし、喜寿のお祝いは長寿祝いの一つだと捉えて、この先も長生きでいるようにという意味を込めて蝶結びを選ぶ方がよいとされています。

おすすめの贈り物

長寿祝いの贈り物はたくさんあって、どれを選べばよいのか迷ってしまいますね。近頃はネット販売の長寿祝い専門店も見かけることと思います。送る相手や、予算によって何を選ぶかは変わってくることと思いますが、ここでは筆者おすすめの個性的な贈り物を紹介いたします。

似顔絵ならぬ似せ人形

お祝いの贈り物として自分そっくりの人形を貰ったら、驚きませんか?長寿祝いの専門店「preheart」では本人の写真を元にして作る人形を取り扱っています。

生まれた日の新聞と共に、お祝いのドリンク

飲み物は贈答品としては定番。喜寿祝の専門店「七十七屋」ではお酒、ジュースに生まれた日の新聞をつけてくれるサービスが提供されています。ワイン、日本酒やジュースのラベルにもかなり自由度の高い文字入れができるようです。喜寿祝というピンポイントのお店だからこそできる、飲み物をただ消費されるだけのものに留まらせない楽しい工夫ですね。

長寿箸

日本食を食べるならば毎日使うであろうお箸。箸の専門店「箸久」では1,000~10,000円程度で長寿祝い向けのお箸を販売しており、木箱に入れたり名入れサービスがあります。

喜寿祝いのまとめ

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以上が喜寿のお祝いについてのまとめになります。
決まった形式がないからこそ、親しい人のために特別な日を演出したいですね。
喜寿をお祝いされる方も、する方も楽しめるお祝いになることを祈っています。

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