大切なパートナーの愛犬が亡くなったら遺骨はどうする?

いつかは訪れる愛犬とのお別れの日。呆然と悲しみにくれながら火葬された遺骨を持ち帰る経験をした愛犬家は少なくありません。今回は、埋葬のあり方をはじめ、大切なパートナーの愛犬が亡くなったら遺骨はどうするのかをご紹介します。

目次

  1. 愛犬とのお別れと埋葬のあり方
  2. 愛犬の遺骨をメモリアルグッズに
  3. 持ち帰った遺骨を自宅で供養
  4. 遺骨を粉砕して砂時計にする
  5. 散骨する
  6. 愛犬の死と向き合いペットロスを克服しよう
  7. まとめ

愛犬とのお別れと埋葬のあり方

犬

近年、犬の飼育環境が大きく変わり、大型の犬でも室内飼育が一般的とされ、飼育されている犬の8割が室内飼育と言われています。あらたに家族として迎えた犬たちも、若くてハツラツとした時代をすぎ、やがては老いて避けることのできないお別れをすることになります。

飼育環境の変化とともに、愛犬の死後の埋葬のあり方も大きくわけて3つあり、昔に比べるとかなり変わってきました。

ペット専門の葬儀社や霊園で火葬する

単にペットとしてではなく、かけがいのない家族やパートナーとして人と密接に暮らしてきた犬たちは、亡くなれば火葬するというのが、現在最も一般的な方法で、背景には、ペット関連業界の充実。特に火葬から遺骨の供養までしてもらえる、ペットの葬儀社が急増したことが一因にあるでしょう。

また、以前は合同でしかできなかった火葬も、個別火葬の導入により、愛犬の遺骨をせめて「四十九日」や「1年目の命日」までは自宅に持ち帰り、供養したいと希望する飼い主の思いを反映したサービスが充実したことも、理由のひとつです。

自宅の庭に土葬する

昔は一般的だった、亡くなった愛犬を庭に埋めるのは、現在の環境や住宅事情では少なくなりましたが、地方やお庭のある家では、小型犬を中心に庭に埋葬されているご家庭もあります。

土葬した場合、遺骨は残りませんが、埋葬した場所に花壇や小さな石碑を作り、亡き愛犬を偲び、供養することができるので気持ちの整理ができ、愛犬の死を受け入れることができるようになると言われる人もいます。

各自治体の行政機関に委ねる

ペット霊園

愛犬の亡骸を、ペット専門の葬儀社に依頼すると高額になり、埋めてあげることができる庭がない場合、各自治体の行政機関で引き取りをしてもらうという選択があります。

よく、引き取られた亡骸は「動物園の餌」にされるとか、「ゴミ処理と一緒にされる」など、まことしやかに言われているのをまれに聞きますが、全く根拠のない話で、動物専用の炉を用いて火葬されます。また、一部の自治体においては、遺骨の引き渡しも行っているようですので、問い合わせてみてはいかがでしょう。

愛犬の遺骨をメモリアルグッズに

亡くなった犬の遺骨を持ち帰り、自宅供養をする人はひじょうに多く、最初は四十九日が過ぎてから。と思っていたのが、次第に1年、2年・・気が付けば何年も過ぎてしまい、「供養のためにも、なんとかしてあげたい」と考えている人もいるのではないでしょうか?

素敵な時間をともに過ごしたパートナーだからこそのことですが、区切りをつけるのも大切なことです。しかしながら、すべてを手放すとなると、気持ちとの折り合いをつけるのが大変でしょう。そこで愛犬との楽しい思い出をそのままに、遺骨を残すための方法とメモリアルグッズを紹介します。

遺骨をペンダントにする

霊園や葬儀社に依頼して、愛犬を火葬したあとの遺骨の一部をペンダントとして、身につけることができるものがあります。少し前まではカプセルタイプの物しかありませんでしたが、現在はアクセサリーやジュエリーとして、ペンダント意外にもブレスレットや指輪などシンプルなデザインながら、質のいいものが数多く販売されています。

カプセルにして遺骨を保存する

埋葬はするけど分骨をして、遺骨の一部を残したいという方にオススメの小さなカプセルタイプの遺骨入れですが、携帯ストラップ、キーホルダー、チェーンを通してペンダントとして身につけることができ、希望があれば愛犬のネームを入れてもらうこともできます。

少し前まではネームを書き込んだ紙を入れて、IDタグの代わりとして使われていたカプセルですが、デザインや色を可愛いものからシンプルなものまで形を変えて販売されています。

愛犬の遺骨をダイヤモンドに加工する

亡き愛犬の遺骨、遺灰、毛から特殊な技術を使い炭素を抽出して、ダイヤモンドにして身に付ける人もいます。遺骨ダイヤモンド、またはメモリアルダイヤモンドと言われ、開発された当初はひじょうに高額であったため、一部のセレブと呼ばれる人達に限定されていましたが、0.16ct前後の大きさで、30万円代からオーダーすることができるということで、一般的になってきました。

愛犬との思い出を、ダイヤモンドとしてもう一度美しく輝かせて、永遠に残したいと思う人にオススメです。

持ち帰った遺骨を自宅で供養

火葬した遺骨をペンダントやカプセルに入れて、常に一緒にいるような気持ちになるのもいいのですが、外出先で紛失の恐れがあり、できればそのまま残して自宅で供養されたいと考える人はまだまだ多くいます。

最近では遺骨を入れる骨壷も生前の愛犬の写真をはめ込んだり、可愛いイラストが描かれていて、インテリアとして、家族全員が集まるリビングに安置しても、インテリア小物のようにしか見えない、デザイン性に優れたお骨入れやお仏壇が販売されています。そこで、愛犬の遺骨を自宅で供養するための、愛らしい仏具を紹介します。

遺骨入れ(骨壷)

多くの方が、骨壷というと真っ白でツルンとした無機質な入れ物にカバーがかけられたものをイメージされると考えられますが、最近では手元に遺骨を残して自宅供養される需要が増えたことから、ペットの遺骨を入れる骨壷も愛らしいものから、インテリアとしてシンプルにデザインされたものまで、数多く販売されています。

写真と一緒に家族が集まるリビングに安置してあげると、きっと愛犬も生前のように、虹の橋から暖かく家族を見守ってくれることでしょう。

愛犬のための仏壇

お骨と写真だけを棚に飾るのはいいけど、なんとなく物足りなく感じてしまい、お仏壇を揃える人も多いようです。小さくて手のひらに収まるサイズのものから、棚の上におけるものや木製のキャビネットタイプと、こちらも骨壷に引けをとらないほど、多くのものが販売されています。

生前好きだった、おやつやご飯、お水を毎日供えてあげるために、リビングでも違和感なく安置してあげることができますね。

遺骨を粉砕して砂時計にする

遺骨もそのままだと、結構なサイズと場所を取られてしまうため、細かいパウダー状にして、砂時計にしてみるのはいかがでしょう?

お骨というのは、そのままにしておくと、カビが生えることがあるので、細かいパウダー状に加工されることで、カビの心配をすることなく、全てのお骨を手元に置いて供養することができます。砂時計として新たな時間を刻んでみませんか?

散骨する

霊園が遠くて納骨しても供養ができない人や、霊園での供養が高額なため、遺骨を手放すひとつの手段として、近年散骨をされる飼い主が増えてきています。ペットの場合、人とは違い自由に散骨ができます。

生前愛犬が好きだった場所や、よく行った思い出の地へ散骨することで、火葬に立ち会えなかった場合でも、散骨という儀式の中でお別れを受け入れ、納得することができるようです。パウダー状に粉砕して海や川に流してあげるのが定石となっています。

愛犬の死と向き合いペットロスを克服しよう

悲しみのあまり食事もできずふさぎ込んでしまうペットロスが、社会問題として取り上げられることもあるほど、愛犬との別れは耐え難い悲しみを伴いますが、生きている限り避けることはできません。

葬儀や埋葬や供養をすることで、気持ちを整理して受け入れられるようになりますし、ペットロスの回避にもなります。悲しみを乗り越え、立ち直るきっかけを与えてくれるでしょう。

まとめ

さて、大切なパートナーの愛犬が亡くなったら遺骨はどうする?はいかがでしたでしょう。供養の形や考え方、価値観は人それぞれです。ご家族とご自身、そして亡き愛犬のために、最も納得できる方法でお見送りをしてあげましょう。

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