油絵の描き方とは?初心者でもできるコツを紹介!

油絵の描き方とは?初心者でもできるコツを紹介!

油絵は美術展をはじめ、教科書などにもよくのっていて目にする機会が多いと思います。しかし、実際に油絵を描く機会はなかなか無く、描き方が分からないという人も多いのではないでしょうか?簡単な油絵の描き方をご紹介するので是非挑戦してみてください。

最終更新日: 2020年03月11日

油絵とは

油絵とは、油絵具で描いた絵のことで油彩とも言います。
顔料を溶かすのに油を用いています。

油絵は何度も何度も重ね塗りをしますが、乾くのが遅い為作品が完成するまでに長い時間がかかります。
しかし、その時間が色々と思いを巡らせたり、対象とじっくり向き合えるので油絵の魅力のひとつと言っても良いでしょう。

また、絵具を拭き取ったりナイフで削ったりすることでまた塗りなおすことが出来ます。
一見難しそうですがやり直すことが出来る分、やり直しが出来にくい水彩画よりも初心者におすすめです。

また、厚塗りにしたり油で薄くとく事でやわらかい雰囲気を出すことも出来ますし、ナイフで描くことで筆とはまた違った表現も可能です。

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「終活ねっと」運営スタッフ

今回「終活ねっと」では油絵について以下の内容を中心に解説していきます。

  • 油絵に必要な道具は?
  • 油絵の描き方や手順は?
  • 油絵のテクニックとは?

油絵とは一体どのような絵なのか理解することができる記事となっています。
ぜひ最後までお読みいただき、参考にしてください。

油絵を描くのに必要な道具

では、実際に油絵をはじめるためにはどのような道具が必要なのでしょうか。
ここでは初心者におすすめの道具をご紹介したいと思います。

初心者におすすめの道具

絵具

最初のうちは国内メーカーで、グレードの低い安価のもので大丈夫です。
初心者のうちはバラ売りではなく絵具セットなどで買うと良いでしょう。

溶き油

溶き油とは絵具を描き易い硬さにするため混ぜる油です。
溶き油には揮発性油と乾性油があります。
最初のうちは揮発性油と乾性油があらかじめ混ぜられたペインティングオイルがおすすめです。

油壺

油壺とは溶き油を入れておくものです。
ひとつあれば十分です。
描き終えた後は溶き油を捨ててきれいに拭いておくようにしましょう。
そうしないと蓋が開かなくなってしまう事があります。

硬めの絵具を塗る時は硬い毛の筆、下描きや曲線を描くときは柔らかい毛の筆を使います。
硬めの筆を5本程度、柔らかい筆を3本程度、太さや形の違うものを用意すると良いでしょう。
油絵セットなどについている筆だけでも大丈夫です。

ナイフ

油絵で使うナイフはペインティングナイフとパレットナイフがあります。
ペインティングナイフは絵具を厚く盛り上げたり面を描くときに使います。
パレットナイフはパレットで絵具を混ぜたり、残った絵具の掃除などに使います。
最初は中くらいの大きさのナイフを使うのがおすすめです。

パレット

パレットには折りたたみ式、一枚型、ペーパーパレットがあります。
折りたたみ式は収納や持ち運ぶのに便利で、一枚型は手入れが簡単で扱い易いのが特徴です。
ペーパーパレットは使ったら捨ててしまえるので後片付けが簡単です。
自分の好みや使い易いと思うものを選びましょう。

キャンバス

初心者には6~8号のF型の中目がおすすめです。
練習用にキャンバスペーパーやキャンバスボードもあると良いです。

イーゼル

イーゼルとはキャンバスを乗せるために使うものです。
室内用と野外用がありますが、野外用も室内で使うことができます。
初めのうちは価格もお手頃で持ち運び易い野外用がおすすめです。

筆洗油

筆は使い終わったらきれいにしておかなければ硬くなってしまいます。
日々の手入れのために用意しておきましょう。

木炭・鉛筆

下書きなどで使います。
柔らかめのものを選ぶようにしましょう。

新聞・ボロ布

余分な絵具を取り除いたり、筆やパレットをきれいにするために使います。

キャンバスクリップ

描いたばかりの絵を持ち歩くのに使います。
他にも様々な使い道があるので持っておくと良いでしょう。

また、下記の記事では鉛筆画についても紹介しています。
もし、油絵だけでなく鉛筆画にも興味がある方はぜひご覧ください。

油絵の描き方

では実際に油絵の描き方をご紹介したいと思います。

基本の描き方・手順

①描きたいものを決める

自分が描きたいと思うものを自由に選んでみましょう。

②セッティング

描きたいものが決まったらキャンバスを用意しましょう。
描きたい対象とキャンバスは2~3m程度離して置きましょう。
そして利き腕と反対側に対象を、利き腕側にキャンバスを置くようにしましょう。

③下書き

下書きの描き方は、描く対象の輪郭を描くように大雑把に描いて大丈夫です。

④下塗り

絵具を薄く溶いたもので全体を大まかに塗っていきます。
明暗を意識すると良いです。

⑤描き込み

次の描き方は下塗りをしたところを塗り重ねていきましょう。
対象をよく観察して様々な色を混ぜてみたりしてみてください。
筆だけでなくナイフなども使ってみましょう。

⑥光と影を入れる

より立体的に見えるように光の方向を考えて光や影を入れましょう。
反射光なども意識してみてください。

⑦仕上げ

仕上げでは細部の描き込みや、色を整えたり形の修正をしたりします。
対象をよくみて細かいところまで描けたら完成です。

また、下記の記事ではデッサンの書き方について紹介しています。
ぜひ、こちらもあわせてご覧ください。

油絵の様々なテクニック

ここでは油絵具の特徴を活かした描き方をご紹介したいと思います。

基本的な描き方と点描

基本的な描き方は、少し筆を寝かせて厚塗りで重ねていく塗り方です。

そして基本の塗り方を細かく並べていくことで点描になります。
スーラ、シスレーなどがこの描き方を用いています。

かすれの描き方

下塗りの後、平筆や刷毛などでかすれが出るようにひねったり、ペインティングナイフでかすれが出るように絵具をのせるとかすれた表現ができます。

ぼかし方

はじめに土台の色を塗り、乾く前にもう一つの色を多めにのせて指で円を描くようにして塗るとぼかすことができます。
または、ファンと呼ばれる筆で2色の絵具が混ざり合うようにぬることでもぼかしが表現できます。

おわりに

いかがだったでしょうか。
油絵は様々な道具を使って沢山の描き方があります。
描き方ひとつで個性がとても出るので飽きず長く楽しめる趣味になるはずです。
是非色々な描き方を試して、あなただけの描き方を見つけてみてくださいね。

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