大神神社は蛇神の神社!白蛇を見るといいことがあるかも?

大神神社の人気のお守りは蛇をモチーフにしたものです。最古の神社といわれる大神神社には伝承が様々ありますが、その中に蛇の由来がわかるものも見つかります。大神神社と蛇の関係を説明します。

目次

  1. 大神神社の由来
  2. 大神神社の神様は蛇神
  3. 大神神社で蛇を見た人も
  4. 大神神社の蛇のお守りが人気
  5. 大神神社と蛇のまとめ

大神神社の由来

大神(おおみわ)神社は最古の神社の1つで、奈良県桜井市に鎮座しています。
大己貴(おおなむち)神は、少彦名(すくなひこな)神とともに国造りを行っていましたが、少彦名が去り困っていました。そこに、大物主(おおものぬし)大神が現れ、自分を三輪山に祀れば助けると言いました。これが、大物主を主祭神とする大神神社の始まりだと伝わっています。
大物主は大己貴の幸魂(さきみたま)と奇魂(くしみたま)だと自ら名乗りました。神様は4つの性格を併せ持ち、幸魂と奇魂はそれぞれ情緒的・知性的な力で奇跡を起こすと考えられています。

大神神社には、主祭神の大物主大神の他に、大己貴神と少彦名神も併せて祀られています。大己貴は大物主以外にも別名がたくさんある神様として知られ、出雲の大国主(おおくにぬし)神というのが一番わかりやすいかもしれません。

大神神社の神様は蛇神

大神神社は歴史が古く、国家守護の神様として重視されてきたことから、様々な伝説があります。中でも、蛇神伝説が最も有名です。

妻・倭迹迹日百襲姫命

大神神社の大物主には多くの妻がいて、その中の1人が倭迹迹日百襲姫(やまとととびももそひめ)でした。この時代の皇族は実在はしないと考えるのが一般的ではありますが、倭迹迹日百襲姫は第7代孝霊天皇の皇女で、神話では巫女としての性質が与えられている人です。
ちなみに、同じく巫女で名前が似ている倭姫(やまとひめ)も別の人です。倭姫の伝説も同じ地域に残っているため、ちょっとややこしいですね。

大物主の姿

倭迹迹日百襲姫は、夜にしか訪れない大物主の顔を見たいと願いました。そこで、大物主は「自分の姿を見ても驚かないように」という約束の上、蛇に姿を変えました。
ところが、蛇を見た倭迹迹日百襲姫は予想外の姿に驚いて声を上げ、大物主は三輪山に帰ってしまいました。

箸墓古墳

夫に会えなくなった倭迹迹日百襲姫は驚いたことを後悔し、陰部を箸で突き刺して自死します。このことから、倭迹迹日百襲姫を埋葬した古墳を箸墓(はしはか)古墳と呼びます。ここからは三輪山がよく見えます。

ただし、倭迹迹日百襲姫の実在を信じるとしても、箸墓古墳の時代とは合わず、学術的な立場からは箸墓古墳の被葬者は別人だと考えられています。その有力候補者は卑弥呼です。

大神神社で蛇を見た人も

このように大神神社の主祭神は蛇の姿をしていて、境内に姿を表すこともあるのだとか。

蛇神の住まいは三輪山

大神神社は本殿を持たない神社で、拝殿の背後の三輪山を御神体として拝みます。この三輪山に蛇神の大物主が鎮まっているのです。

白い巳さん

大神神社の神様は、三輪山をおりて大神神社や周辺の摂末社の境内に姿を現すと信じられています。その姿を見られるのは、拝殿の近くにある巳の神杉(みのかみすぎ)です。ここには白蛇が住んでいて、地元の人たちからは「白い巳(み)さん」と親しまれています。

蛇を見ると幸運が

「蛇が好き!」という人は少数派かも知れませんが、神様の化身ですからありがたい動物です。境内で白蛇を見た人には幸運が訪れるといわれています。巳の神杉の辺りを中心に探してみましょう。

お供えは卵

大神神社やその周辺の摂社に行ったとき、酒とともに大量の卵がお供えにあがっていて疑問だったのですが、調べてみると、蛇の好物ということでこの辺りでは神様に卵をお供えする習慣があるそうです。

大神神社の蛇のお守りが人気

大神神社の授与品には色々なお守りがありますが、人気は蛇をモチーフにしたお守りです。

人気は「みまもり」

「見守り」と「巳守り」をかけた大神神社の「みまもり」は、いい意味でリアルではない可愛い白蛇のお守りで、人気を集めています。他にも蛇モチーフのお守りがいくつかあり、季節限定や新しいデザインも随時出るとのことです。
みまもりは巳年限定だという情報がネットで出回っていますが、私は申年に授与所で見ました。いつでも手に入るはずなので安心してください。

兎もあります!

大きい声ではいえないけれども「蛇は苦手」という人もいるでしょう。そんな方には「なで守」という兎モチーフのお守りをおすすめします。
大神神社の縁日は卯の日です。そして、配祀神で主祭神と同一の神様・大己貴神には因幡の白兎の伝説もあります。そうした縁から、境内には病気平癒や心願成就のご利益のある「なで兎」が置かれていて、その姿を写したなで守りも人気の授与品になっているのです。

大神神社と蛇のまとめ

いかがでしたか?
大神神社と蛇の関係を紹介しました。稲荷神社と白狐、春日神社と鹿、日枝神社と猿のように、神の使いを動物にしているところは多いですが、神様自身の化身が動物というのは珍しいですよね。
大神神社には、他にも本殿を持たないこと、珍しい三つ鳥居(非公開)があること、御神体の山に登れることといった珍しい特徴があり、人気が出てきているようです。行きにくさはあるかと思いますが、とてもおすすめの神社です。

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