葬儀を行う上での施主と勤務先会社の注意点まとめ

近親者が亡くなった場合、社会人の常識として自分や故人が所属する会社へ連絡を行います。連絡を受けた会社側は、葬儀への参列などについて社内規則に沿って対応を行います。これら葬儀に関する一連の流れの中で、双方が注意すべき点をまとめました。

目次

  1. 施主と会葬者それぞれの立場から
  2. 葬儀は連絡から始まります
  3. 会社欠勤中の仕事対応について
  4. 会葬者の準備
  5. 会葬お礼
  6. 葬儀後にも誠意を持って対応しよう
  7. 葬儀主催および会葬のまとめ
  8. 終活ねっとが運営する「親切なお葬式」

施主と会葬者それぞれの立場から

葬儀

自分が葬儀の当事者になった場合、何から準備すれば良いのか。また、施主または故人の勤務先会社が連絡を受け葬儀に参列する場合に気を付けることは何か。
葬儀の始まりから終わりまで、一般的な葬儀で行われる事柄について案内します。

葬儀は連絡から始まります

近親者が亡くなって、仕事を休まなければなくなったことを会社に伝えて対策を講じてもらうためにも、出来るだけ早く情報を伝えなければなりません。

会社への電話連絡

自身の勤務先または故人の勤務先に、自身の氏名、故人の氏名、故人との続柄、いつ、どこで、どのような理由で亡くなったか、詳細が決まったら改めて連絡をする旨を伝えます。できれば直属の上司に伝えると良いでしょう。

FAX、メールなどでの訃報通知

葬儀の内容が決まりしだい、以下の内容を会社へ知らせます。
故人の氏名、年齢、死亡日時、続柄、宗派 喪主(施主)の氏名、通夜告別式の日時および会場、自分の連絡先などをFAXやメールなど決められた書式で知らせます。
なお、遺族だけで行うため会社関係の会葬は遠慮する場合や、密葬を家族だけで行う場合などはその旨を記載します。
また、香典や供物を辞退する場合は、あらかじめその旨を記載したほうが良いでしょう。

会社欠勤中の仕事対応について

葬儀が決まると、数日間仕事を休むことになります。
欠勤中の仕事対応について、休まなければならない期間が判明しだい会社に伝え対策を講じる必要があります。
この場合、直属の上司に相談して対策を講じてもらうのが良いでしょう。対策が遅れると、欠勤理由が葬儀とは言え、仕事に重大な影響を及ぼすことがありますので早めに対策を取りましょう。

会葬者の準備

連絡を受けた会社側は、葬儀参列者や弔電、香典などについて調整が必要になります。
多くの会社(事業所)では、社員親睦会などで冠婚葬祭の規定があると思います。それに準じて準備を行うことになります。

電報

会社の代表者が葬儀に参列できない場合など弔電を送ることになります。
NTTや郵便局などから電報が送れますし、最近では低料金で使い勝手の良いVERY CARDなどもありますので比較検討されてはいかがでしょうか。
なお、電報の文面については、各サービスに豊富な定型文が用意されていますので、故人の人柄に合った内容を選びましょう。

香典

香典の金額については難しい問題です。
一般的に会社関係の葬儀の場合、5,000円程度が相場のようです。もちろん、会社の社員親睦会の規定で金額が決まっている場合はそれに沿うことが基本になります。しかし、個人的に故人とのお付き合いが深かった場合はその限りではありません。
なお、前もって遺族が香典を遠慮している時は、遺族の意向を尊重して持参しないほうが良いでしょう。

花輪・生花

会社として、または社員親睦会として花輪や生花を献花する場合、これも規約や前例にならって決めると良いでしょう。

弔辞

故人が所属していた会社で重要な立場にいた場合など、会社のしかるべき立場の人が弔辞を読むケースがあります。弔辞を依頼する場合、遅くとも葬儀前日までにはお願いしましょう。

弔辞の内容は、長くなく(できれば3分程度)、定型文を基本に具体的なエピソードなどを添えて故人の思い出を語ることができれば良いでしょう。

会社を代表して指名焼香

故人や施主の社会的立場を考慮して、指名焼香を行うことがあります。
依頼する場合、葬儀前に参列予定の上司にその旨を伝えて、施主の立場に見合った人に焼香をお願いします。その方に対して葬儀開始前に挨拶をしておくべきことは言うまでもありません。

会葬お礼

葬儀に参列していただいた方へのお礼や、後日改めて香典返しをする時に注意したいポイントは以下のとおりです。

葬儀での施主の挨拶

通夜式や告別式が終わり、喪主や施主が会葬者に対して挨拶をします。
短い内容で構いませんので、会葬いただいた方へのお礼と故人のエピソードを交えて簡潔に話せるように事前に練習することをお勧めします。

返礼品について

会葬お礼と香典返し

葬儀に参列してくれた人へ当日お渡しするのは「会葬お礼」で、後日(四十九日の後など)お礼の品を送ることを「香典返し」と言います。
最近は、葬儀当日に「会葬お礼」を渡して、香典が「会葬お礼」よりも大幅に多かった方に後日「香典返し」を送る方が多いようです。

返礼品の金額と品物

「会葬お礼」は、香典の金額が5,000円程度が多いことを踏まえて、「半返し」として2,000円から3,000円程度の品物をお渡します。
葬儀社がいろいろな金額・品物を用意していますので、その中から選べば間違いはないでしょう。
香典を多くいただいた方へは、後日「香典返し」として礼状を添えていただいた香典の半額程度の品を送ります。
最近は、「香典返し」専用カタログギフトが主流になっているようです。
これも葬儀社に相談すれば用意してくれます。

返礼品の辞退

会社の社員親睦会などの場合、規約などで「会葬お礼」を辞退するケースがあります。その場合は、規約に従い「会葬お礼」の品は返さずに「会葬お礼状」などを必要人数分お渡しすると良いでしょう。

葬儀後にも誠意を持って対応しよう

葬儀と言う人生の中で大きな仕事を終えると気が緩んでしまいます。
社会人である以上、会社との付き合いと仕事は続いていきますので、きちんと対応しましょう。
仕事復帰する場合は、直属上司、指名焼香者、会葬いただいた方々、香典をいただいた方々(大勢の場合は代表者へ)、休んでいる間に仕事をカバーしてくれた同僚などへ、簡単な菓子などを人数分添えて挨拶を行いましょう。

葬儀主催および会葬のまとめ

葬儀

葬儀はほとんどの場合、慌ただしく時間が過ぎてしまい施主(喪主)にとっては十分な対応ができなかった後悔が残ることがあります。
ここに記載した事柄が、施主(喪主)と会葬者である勤務先会社や関係者にとって少しでもお役に立てれば幸いです。

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