大切な愛犬の供養。どのようにしたらいい? 決まりはあるの?

愛犬の供養について、どのようにしたらよいか悩む人は多いでしょう。大切にしていたなら、なおさらです。愛犬の供養の方法について、のちのち後悔するようなことはしたくありません。どのようにしている方がいるのかを知り、自分がどうしたいかを考えましょう。

目次

  1. 犬は人間にとってどういう存在?
  2. 犬は人間にとって、特別なもの
  3. 「供養」とはどういう意味をもつ?
  4. 供養の方法に、作法はあるの?
  5. 犬の供養について、まとめ

犬は人間にとってどういう存在?

dog

犬は、人間にとってとても身近な生き物です。
生活の上で役に立ってきた動物でもあるので、「飼い主に従順で、飼い主の言うことを聞き、役に立つ生き物」というイメージを持っている方も多いでしょう。
実際、犬という存在には、たくさんの役割があります。

使役動物

ワーキングドッグとして、人間社会において役目を持ち、働いている犬が多くいます。

羊を追って人間の仕事を補助する牧羊犬や、人の心を癒してくれるセラピードッグ。障碍をもった人の日常生活を助ける介助犬・盲導犬。狩りにおいては、獲物の囲い込みや回収に、猟犬はなくてはならない存在です。
そのほかにも、災害時に生き埋めになった人間を探してくれる災害救助犬や、警察犬など、重要な役割を担っている犬たちがいます。

愛玩動物

可愛がるための存在としても、犬は広く好まれています。
さまざまな毛並みや顔立ちの犬がおり、人間の好みに合わせた品種改良も重ねられ、掛け合わせによりあらたな品種やMIX犬など、見かけも性格もいろいろなタイプがあります。
犬は、人間の子供と違って、成人し独立するという過程がありません。いつまでも世話を焼かれ可愛がられる存在として、飼い主の手元にいてくれます。

伴侶としての犬

使役動物としても、愛玩動物としても、犬は人間の人生の伴侶としてあまりある価値を持つ存在です。人に寄り添い、生活のなかに溶け込み、ときにその犬らしい役割をもちながら、人とともに暮らしてくれます。

使役動物として犬を所有している方のなかには、「使役動物として役に立たなくなったから捨てる・殺処分する」という方もいますが、言語道断です。

犬は人間にとって、特別なもの

犬という生き物は、古来より、人間にとって特別な存在でもあります。
動物としてだけでなく、まじないや呪いにも利用されていたり、さまざまな逸話や物語をもっています。

『南総里見八犬伝』など、有名な物語もありますね。
まじないとしては、『犬神』というものがあります。

犬を頭部のみを出して生き埋めにし、または支柱につなぎ、その前に食物を見せて置き、餓死しようとするときにその頸を切ると、頭部は飛んで食物に食いつき、これを焼いて骨とし、器に入れて祀る。すると永久にその人に憑き、願望を成就させる。

犬の、感情の豊かさや想いの強さを、まじないごとに利用しているのでしょうか。

人間にとって身近な動物ほど、こういったものに利用されやすい背景があります。
狐や狸もそうですが、犬は古来より人間の生活に寄り添ってきましたから、その分人間に利用される被害的な立場になった経緯も多くありますね。

「供養」とはどういう意味をもつ?

このように、犬という存在は、さまざまな役割を持ちながら、人間とともに生きてきてくれました。
だからこそ、愛犬が亡くなったときには、後悔しないように供養してあげたいものです。

供養とはそもそも、おそなえものを真心をもって捧げることをいいます。
宗派によってその方法や作法に決まりはありますが、宗派に属していないのならば「真心をこめることが一番大切」と言えるでしょう。

お墓

日本人は、死後の世界を大切に考えます。お施餓鬼やお彼岸参りなど、欠かさずにおこなう信心深い方は、はなおさらのことでしょう。供養する行為には、それらをおこなうことで、生きている人間の気持ちが安らかになるという意味もあります。

「生きている間に、もっとこうしてあげれば良かった」
「死んでしまったら、もうなにもしてあげられない」
そう思ってしまっては、生きている側に救いがありません。たとえ亡くなったあとでも、愛する犬にしてあげられることがあると思えるだけで、気持ちが穏やかになるはずです。

犬の寿命は短いので、生きている間にしてあげられることも、人間に対してよりも少なくなってしまいます。だからこそ、供養というものが重要な意味をもつのでしょう。

供養の方法に、作法はあるの?

飼い主が信心深く、特定の宗派を信仰している場合は、その方法にのっとることも良いでしょう。
霊園や墓地に愛犬の遺骨をあずけているのなら、読経などの供養も依頼できますし、霊園や墓地にお参りに行くことが供養になります。

自宅にお骨を保管していたり、遺影としての写真があったり、お仏壇を用意していたりする場合もあるでしょう。その場合は、それに手を合わせることも供養になります。

きれいなお水と好きだったフードをお供えし、お線香をあげて、手を合わせる。その行為は人間と変わりありません。

「犬を人間と同じように扱うなんて」と非難的な意見を持つ方もいます。
ですが、飼い主にとっては、大切な子供とおなじ、かけがえのない存在です。飼い主にとってその犬が大切なものであるのなら、胸を張って堂々と供養しましょう。

もっとも大切なのは、愛犬を想う飼い主の気持ちが穏やかになること、後悔しないように供養できることなのですから。

犬の供養について、まとめ

dog

犬の供養について、悩んでしまう方も多いでしょう。
もしも、「自分では、どのようにしたらよいか決められない」という方は、火葬をお願いした業者や、納骨をしたお寺などに相談してみましょう。ペットの個別火葬をしている業者は、ペット霊園とつながりをもっている場合もあるので、そういった知識があります。最近では、犬猫を大切にする檀家さんも増えましたから、ペット霊園を持つお寺ならば真摯にお話をしてくれるでしょう。
大切なのは、生きている飼い主の気持ちがすむことです。

けれどまずは、今を大切に過ごしましょう。
今、愛犬とともに過ごしているのなら、死後のことをあれこれ悩むよりも、今を幸せに生きてもらうことがなによりも重要です。

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