俳句作りの参考に!~【5月の季語】特集~

俳句作りを趣味にしている方はたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。俳句作りの基本となるのが季語ですが、今回は5月をテーマに【5月の季語】をご紹介したいと思います。

5月の季語を使って俳句を作りたい!

5月と言えば、春から少しずつ夏へと変わりゆく時期ですよね。とても過ごしやすい気候ですし。俳句作りにもより力が入るのではないでしょうか。

今回は、そんな5月に焦点を当てて季語をご紹介しようと思います。ぜひ春~初夏の俳句作りの参考になさってみてください。

そもそも5月って?

そもそも5月とはどのような時期なのでしょうか。5月がどういったものなのかをしっかり押さえておくのとそうでないのとでは、俳句作りにおける背景やイメージの湧き方も変わってくるでしょう。まずは、5月の基本的なことを学んでいきましょう。

5月

日本の5月にはどのような意味がある?

5月の呼び名は日本では、旧暦では皐月(さつき)と呼ばれています。現在では新暦の5月の別の呼び名としても使われています。この「さつき」という呼び名どこからきているのでしょうか。

この5月は田植えをする時期であります。このことから「早苗月(さなへつき)」と昔言っていたものが短くなったものとされています。他にも「サ」という言葉自体にも意味があるようで、この言葉には田植えの意味があるとされています。「さつき」だけで「田植の月」という意味であるという説も存在するようですね。また「五月」と書いて「さつき」と読むことは、日本書紀などでも記述されています。「皐月」という字で書くようになったのは後ほど生まれたものであるようです。この「皐月」は花の名前にも用いられているんですよ。

ちなみに旧暦の五月は新暦では6月から7月になります。これは梅雨の季節ですね。五月雨(さみだれ)とは梅雨の別名ということになっています。つまり、五月晴れ(さつきばれ)という言葉がありますが本当の意味としては梅雨の晴れ間のことをさすんですね。

5月の季語~生き物編~

それではここからは5月の季語を見ていきましょう。まずは生き物編です。

烏賊(いか)

よく食材として用いられる烏賊ですが、この烏賊は実は5月の季語として分類されるのをご存知でしょうか。その生態には面白いものがあるので、知っておくと俳句作りに活きるかもしれません。

いか

烏賊はあらゆる海に分布しています。世界中の浅い海から深い海までどの海にもいるとされていますが、淡水域に生息する事例は確認されてはいません。体長にも大きな差があるようで、小さいものは2cm程度から大きいものになると20m程になるものまで、種類によって違いがあります。

主食は小魚、甲殻類です。海の中での烏賊の天敵とされているのはカツオやマグロなどの大型の魚達ですね。他にも天敵は多く、鳥類(カモメやアホウドリなど)、海生哺乳類(アザラシ・ハクジラ類のイルカやマッコウクジラなど)も天敵であります。イカスミを用いることもあるようですね。
面白い生態を持っているので、ユニークな俳句作りができるかもしれませんね。

飛魚(とびうお)

空飛ぶ魚として有名な飛魚。実はこの飛魚も5月の季語に分類されます。

とびうお

飛魚には実は世界で50種、日本近海だけでも30種ほどが知られているのをご存知でしょうか。
亜熱帯から温帯の海に分布する海水魚であり、実は島根県の「県の魚」に指定されているんですよ。

この「トビウオ」の名前の由来はどこからきているのでしょうか。これは皆さんもご存知の様に、水上に飛び出して胸ビレを広げた姿で空を飛ぶことからきているようです。アゴの別の名前も持っていて、主に九州や日本海側で呼ばれているようです。

5月の季語~自然編~

お次は自然に関連した5月の季語をご紹介したいと思います。

桐の花(キリ)

初夏の頃に円錐花序に淡い紫の花を咲かすことでよく知られている桐の花。この桐の花も5月の季語に分類されています。

キリ

古くからとても質の良い木材として貴重に扱われてきました。木材としてよく用いられてきたのは下駄や箪笥、箏(こと)、神楽面などが多いです。伝統的に神聖な木と扱われていて、家紋や紋章などにも用いられています。
とても神聖な花なので、俳句に季語として用いれば荘厳な印象にできるかもしれませんね。

牡丹(ぼたん)

綺麗な色で有名な牡丹。この牡丹も5月の季語とされています。

ぼたん

牡丹には別名が多く存在します。例えば、「二十日草(廿日草)」「富貴草」「名取草」「富貴花」「百花王」「ぼうたん」「花神」「花中の王」「花王」「百花の王」「天香国色」 「深見草」「忘れ草」「鎧草」「ぼうたんぐさ」などかなりの別名が存在します。

絵画や家紋などにも多く用いられる花であり、上品な印象がある牡丹ですが、季語として俳句に盛り込むことで華やかかつスマートな印象を与えられるかもしれませんね。

雛罌粟(ひなげし)

ひなげし

ひなげしには多くの花言葉があります。例えば、恋の予感、いたわり、陽気で優しい、妄想、思いやりなどです。季語として俳句に盛り込めば、柔らかい印象に俳句ができるかもしれませんね。

5月の季語まとめ

今回は少し変わり種も含めた5月の季語をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
是非初夏の俳句づくりの参考にしてみてください。

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