仏壇に花を供える意味とは?|仏花・種類・生花・造花・バラ

仏壇に花を供える意味とは?|仏花・種類・生花・造花・バラ

仏壇に花がお供えされているのを見たことある人が多いのではないでしょうか。しかし、その花がどのような意味や役割を持っているのか知らない方も多いはずです。仏壇にお供えする花が持つ意味や生け方、花の種類についてもご紹介します。

最終更新日: 2020年03月03日

仏壇に花を供える意味は?

仏壇

仏壇があるご家庭では仏壇に花が供えられているのはおなじみですよね。
仏壇がないご家庭の方でも、お墓にお供えしてある花なら見たことがあるのではないでしょうか?

そもそも、仏壇やお墓に花を供えるのはなぜなのでしょう。
それは、仏様にお供えすると良いと言われている5つのお供え物の中に、花が含まれているからです。

5つのお供え物を「五供(ごく)」と呼びます。
宗派によっての違いはありますが、基本的にはお香、花、灯明、水、飲食の5つが五供です。

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終活ねっと運営スタッフ

今回終活ねっとでは、仏壇にお供えする花について以下の項目を中心に解説していきます。

  • 仏壇に花を供える意味とは?
  • 花の生け方は?
  • 花は造花ではなく生花出ないといけない?
  • 仏壇に供える花の種類は?

花をお供えすることは知っているけど意味は知らないという人に役立つ記事となっています。
ぜひ最後までご覧ください。

仏壇の花の生け方の決まりは?

仏壇やお墓にお供えする花を「仏花」と呼びます。
こちらは基本的に一対でお供えする事が正式です。

同じ花束を2束作って、仏壇の両端にお供えします。
花の本数にも決まりがあって奇数が良いそうです。
3本、5本、7本といった本数が一般的です。

フラワーショップやスパーなどでは、既に仏花が用意されていて選ぶだけになっていますが、もしご自分が育てたお花などを仏壇に供える場合は参考になさってください。

仏壇に供えるのは絶対生花?造花はダメ?

仏壇

仏壇に供える花を仏花と呼ぶ事は分かりました。
では、仏花は造花ではなく必ず生花でなければいけないのでしょうか?

あくまでも基本的には生花が良いとされています。
しかし、お寺や仏壇で使う仏具の中に、「常花」と呼ばれる金属や木製の造花があります。

また、生花が傷みやすい夏の時期には、供える花を造花に限定しているお寺や納骨堂もあるそうです。

そのあたりを考えますと、仏壇に供える花は生花でなければいけないわけではなさそうです。
しかし、生花の持つ美しさや儚さは、なかなか造花では得ることは出来ませんね。

仏壇に供える花の種類は?

仏壇

仏壇に供える花にもマナーや決まりがあるのでしょうか?

仏壇に供える花にも決まりがあります。
一般的には散りやすい花や痛みやすい花はお供えしません。
また、トゲのある花や毒のある花、臭いのキツイ花も避けられる傾向にあります。

反対に仏壇にお供えするのにおすすめの花は、なんといっても菊ですね。
菊は長持ちしますし、香りもきつくありません。
また、比較的一年中入手がしやすい事も理由の一つです。

菊以外ではその季節に咲いている花がいいですね。
仏壇の花を見ると仏様と一緒に季節の移り変わりを感じる事が出来るなんて、なんだか幸せな気持ちになりませんか?

プリザーブドフラワーは最近のおすすめです

最近仏壇のお花として注目されているのが、プリザーブドフラワーです。
生花で作られた枯れないお花ですね!

プリザーブドフラワーでしたら管理も簡単なので、花の傷みが激しい夏の時期でも大丈夫です。
また、生の花から作られているので、造花に比べると生の花のみずみずしさを感じる事も出来ます。

バラの花が大好きだった故人には?

バラ

トゲのある花を仏壇に供えてはいけない事は分かっています。
しかし、故人の好きだった花がバラの花だった場合は、いったいどうしたらいいのでしょうか?

仏壇の外に花を供える場所を作る

故人がバラの花が大好きだった場合は、やはりバラの花をお供えしてあげたいですよね。
そのような時には、仏壇の外に花を供えられる場所を作る方法があります。

仏壇に供える花は、仏様にお供えしていると同時に、仏様から私たち生きている人間に対しての慈悲の心も表しているそうです。
その為、仏壇の花は仏様の方ではなく私たちの方を向いているのだそうです。

そのことから考えると、仏壇の外に花をお供えする場所を作る事は、生前大好きだったバラの花を供えて供養にしたいと願う、私たちの気持ちを叶えてくれますね。

バラの花のとげを全て切る

バラの花を供えたい場合は、バラの花のとげを全て切ってしまうという考えもあるそうです。
トゲのある花を、どうしても供えたい場合の正しい答えはないので、とげを全て切ってしまえばトゲのない花に変わるといった意味のようです。

しかし、あえてトゲのある花を供える場合の理由の多くは、故人が生前大好きだったという場合がほとんどでしょうから、それならば、トゲを切って供えるよりも、仏壇の外に供える場所を設ける方がいいかもしれません。

全ては供養の気持ちです

仏壇

仏壇に花を供える時の決まりやルールはいくつかありましたが、それらは全て亡くなった方を敬う気持ちの表れです。

決まりやルールを100%守って実行するよりも、毎日亡くなった方を思い出して手を合わせるだけでもいいのかもしれません。

亡くなった方との楽しかった日々を思い出しながら過ごしていく事が、本当の意味での供養なのかもしれませんね。

まとめ

仏壇

いかがでしたか?
仏壇があるご家庭も仏壇とは縁のないご家庭も、皆さんに共通してご先祖様はいらっしゃいます。

時々は思い出して、生きている人たちの近況報告をしてあげると、亡くなった方はきっと喜んでくれますね。
それが一番のご供養だと思います。

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