いつまでも傍に…。大切なペットの遺骨、どう保管する?

長い年月を連れ添ってきた、ペットの遺骨。亡くなってお骨になっても、大切なペットには、変わりない愛情を注ぎ続けたいと思うものです。「いつまでも永く大切にしておきたい」と思ったとき、遺骨をどのようにする方法がとれるのでしょう。後悔のないように、知っておきましょう。

目次

  1. ペットが亡くなった時、どうする?
  2. ペットを火葬する方法
  3. ペットの遺骨を傍に置いておく方法
  4. ペットの遺骨をお墓におさめる方法
  5. ペットの遺骨を大切にする方法まとめ

ペットが亡くなった時、どうする?

困った人々

大切なペットが亡くなった時、まずどのようにするべきでしょうか。

亡くなる原因は、さまざまです。どんなに大切にしていたとしても、亡くなるその時にそばにいられるとは限りませんし、亡くなる原因もその時になってみないとわからないこともあります。

交通事故などの突然の災いだったり、病気で長く寝ついていたり、あるいは眠るように穏やかに老衰で亡くなったり…そのときは突然に訪れるかもしれませんし、覚悟を決めて長く見守ったあとに訪れるかもしれません。

そのときのために、ペットを飼い始めたその時からでも早くはありません。
心構えと知識だけは、早いうちから用意しておきましょう。

すぐに埋葬・火葬する場合

亡くなった時に、すぐに埋葬・火葬をすると考えているのならば、それほど準備を要することはありません。即日でも翌日でも、しかるべき場所へ埋葬するなり、火葬するなりすればいいだけのことです。

埋葬する場合、そこが本当に自分のペットを埋葬して良い場所かどうか、しっかりと考えましょう。他人の所有地で許可を得ず処理しようとしているなら、それは思いとどまってください。他人の敷地や、市や国の所有地に勝手に埋めることは、してはいけません。
あなたにとっては大切なペットでも、他人にとってはそうとは限らないのです。
しかるべき許可をとり、常識を考え、マナーを守りましょう。

火葬をしようと考えている場合は、即日対応ができるかどうか、下調べをしっかりしておく必要があります。
ペットの火葬については、現代ではいろいろな設備と方法があります。自治体でペットの火葬を引き受けている場合もありますし、民間事業では個別に火葬をしてくれる会社もあります。これらの場合は、予約が必要だったり、火葬できる日にちが決まっている場合があります。

時間の経過や気温など、ご遺体が傷む心配がないのであれば、埋葬・火葬するまでの間、ペットが生前好きだった場所に安置し、好きだったフードやお水をお供えして、人間と同じように送ってあげましょう。
ペットをもっとも愛する飼い主であるあなたが、亡くなったペットを思いやり、気持ちがおさまるようにするのがいちばんです。

埋葬・火葬までに時間を要する場合

亡くなったあと、相当の時間をとって死を悼み、お別れの準備を整えたいと思っている方も多いでしょう。生前と同じ肉体を持っている姿に触れられるのは、遺骨になる前の限られた時間だけです。
生前の身体をもった状態を長く保っておきたいと思う気持ちもあるでしょう。

これらの場合は、埋葬・火葬できる日にちを待つ間、ご遺体が傷まないように保管する必要があります。

ごく短期間であれば、まずペットのご遺体を、エアコンのあるいちばん小さい部屋に安置しましょう。カーテンを閉めて、エアコンをできるだけ強くかけて、可能なかぎり部屋を冷やします。床に発泡スチロールの板を置き、その上にアイスノンを平らに置き、ペットシーツをかぶせて、その上にご遺体を安置します。さらにちいさな保冷剤で、ご遺体のおなかや肛門部まわりを冷たくします。内臓や粘膜は、特に傷みやすいからです。
ご遺体周りから冷気が逃げないように、薄手のタオルケットを被せるのも良いでしょう。

できれば、ドライアイスを使用するのがお勧めです。ドライアイスは、ご遺体に直接触れないように不織布で包むなどして置きましょう。
家庭用の冷蔵庫でドライアイスを長期間保管するのは難しいので、タウンページなど地域の店舗情報が調べられる雑誌を折に付け見ておき、ドライアイスを小売してくれる店舗を探しておくことをおすすめします。

ペットを火葬する方法

動物の遺体を焼却したい場合、保健所などで相談に応じてくれます。が、個別の火葬をして遺骨をひきとりたいならば、話は別です。しかるべき対応を取る必要があります。

自治体の焼却施設を利用する場合

自治体での火葬を希望する場合は、市役所に問い合わせをしてみましょう。扱い方は自治体それぞれによるので、いざというときになってから慌てないためにも、思い立った今の時点で確認することをおすすめします。ペットを飼おうと思った段階から確認しておいても、早くはありません。

この方法は比較的安価ですが、火葬の方法については、個別なのか他の物と一緒に焼くのか、確認したほうが良いです。立ち会いが不可能であることも多いので、承知しておきましょう。
遺骨の引き取りができない場合もありますし、引き取りができる場合も制約がつく場合もあります。引取りが可能な場合でも、自分のペットだという保証の上でお骨が引き取れるのかどうかを、確認したほうが良いでしょう。合同火葬の場合は、ほかの動物のお骨が混ざる可能性もあります。

民間の事業を利用する場合

民間業者に依頼する場合は、自分で希望する業者を探す必要があります。
「ペット・火葬・個別」でネット検索をしたり、タウンページなど電話帳の一覧をみると見つけることができるはずです。
こちらは費用がかさみますが、個別の対応が保証されています。火葬中ずっと立ち会いをしたり、お骨を拾わせてもらったりすることもできます。また、骨壷や袋を用意してくれたり、業者によってはちいさなお骨を保管しておくペンダントトップなどをくれる場合もあります。

いろいろな会社があるので、タウンページなどの電話帳やネット検索で、自分の希望にあった対応をしてくれるところを探しましょう。
費用については、ペットの大きさによって変わるところが多いです。対応区域や、対応できる日にち、立ち会いの可・不可など、綿密に話を聞きましょう。特に、極端に大きい・小さいペットについては、対応ができない場合もあります。しっかりと話を聞きましょう。

ペットの遺骨を傍に置いておく方法

犬

ペットのご遺体をお骨にしたあと、その遺骨をどうするかについても考えなくてはいけません。
自分が保管できるかぎり、お骨のままでずっとそばに置いておくのか、それとも加工するのか。
どういった方法があるのか、考えてみましょう。

お骨をそのままで保管する

火葬後、お骨をその形のままで保管する場合は、骨壷の管理に気をつけましょう。
ペット火葬の専門業者に個別対応を依頼した場合、多くの場合は陶器の骨壷に収めてくれます。素焼きではなく、つるりとした陶器なので、通気性がありません。お骨が傷まないように、適切な管理をしましょう。

ペットの遺骨を加工する

ペットの遺骨を、加工して保管する方法もあります。

ペンダントトップにするほか、ダイヤモンドに加工したりする方法もあります。
遺骨ではありませんが、ペットの毛などをマスコットなどに加工する方法もあります。

ペットの遺骨をお墓におさめる方法

ペット霊園

ペットを霊園にあずけ、遺骨をおさめる方法もあります。
ずっと手元に置いておきたくても、自分が遺骨を管理できなくなったあとはどうすればいいかと考えてしまうでしょう。そういったときは、ペット霊園や、ペット用の供養をおこなっているお墓に遺骨の管理を依頼する方法を考えてみましょう。

ペットを個別に火葬してくれる業者に依頼した場合は、そこで提携している霊園を紹介してくれる場合もあります。火葬したときは霊園におさめることを考えていなかったとしても、思い立ってお墓におさめようと思ったのであれば、その時に問い合わせをおこなってみても良いでしょう。

ペットの遺骨を大切にする方法まとめ

犬

大切なペットは、いつまでも愛で慈しみたいものです。
それは、亡くなったあとも、遺骨になってしまっても、変わることはないでしょう。

飼い主が後悔しないよう、ペットへの愛情を注いでいたことを誇りに思えるようにするためにも、ペットのご供養は大切なことです。

一番ペットを大切にしていた方が納得いく方法でご供養ができるようにするためには、切羽詰まったときに考えるのではなく、まだペットが元気なうちから考えて備えておくことが大切です。

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