おまつりでちょうちんが使われるのには意味がある

おまつりに行くと、そこには必ずちょうちんがありますね。そのちょうちんにはどんな意味があるのでしょうか。おまつりにちょうちんが欠かせない理由とは。

目次

  1. おまつりに行くと必ず見かけるちょうちん
  2. ちょうちんの歴史とおまつりでの役割
  3. ちょうちんは案内板
  4. ちょうちんに書かれた名前の意味
  5. おまつりにちょうちんは欠かせない

おまつりに行くと必ず見かけるちょうちん

提灯

おまつりに行くと必ず見かけるものと言えば「ちょうちん」ではないでしょうか。
しかし、どうしてちょうちんがあるのかということは、普段ほとんど考えたりしません。
ちょうちんにはどんな役割があるのでしょうか。
そしてその歴史はどんなものなのでしょうか。
おまつりに行くと必ずそこにある訳を考えてみましょう。

ちょうちんの歴史とおまつりでの役割

ちょうちんは室町時代に、中国からもたらされたものとされています。
当時はおまつりではなく、仏具的な役割として使われていたようですね。
江戸時代の中期にロウソクが大量に作られるようになり、大衆化されたようです。

暗闇を照らすのに使われるようになり、形も簡略化され、今のスタンダードな折り畳み式のちょうちんが誕生しました。
おまつりを夜まで楽しみたいという思いから、ちょうちんが必須化していったのかもしれませんね。

花火

夜のおまつりと言えば花火大会ですね。
こういった華やかなまつりを楽しみたいという思いから、ちょうちんが不可欠の物となっていったように思います。
子供の頃は、まつりの日でもない限り夜に出歩くことは許されませんでした。
だから夜のまつりにでかける時は、とてもドキドキしたものです。
それとちょうちんの幻想的な明かりが相まって、夜のおまつりはとても神秘的で楽しいものだったという記憶が今も思い出として残っています。

夜のおまつりでのちょうちんは、祭場などを華やかに飾る役割も大きいですね。
もしもちょうちんが無かったら、夜のおまつりは殺風景なものとなっていたことでしょう。
たいまつの火で夜のまつりを行っている風景を想像してみてください。
力強さは感じられても、楽しいおまつりという雰囲気ではないですよね。

ちょうちんは案内板

今のように電気が無い時代、夜を華やかな光で飾れるものと言えばちょうちんしかありませんでした。
ちょうちんはまつりの夜を照らすだけではなく、暗闇の中で人に何かを伝える案内板の役割もはたすようになっていきます。

ちょうちんは、屋台のラーメン屋や飲み屋の顔となっています。
ちょうちんを見れば引き寄せられる、そんな人もいるのではないでしょうか。
ちょうちんではなくLED電球で屋台のラーメン屋が営業していたら、ちょっと味気ないですよね。

ちょうちんには人々を案内する役割があります。
今でいう電飾看板といったところでしょうか。

ちょうちんに書かれた名前の意味

現代のおまつりでちょうちんの果たす役割というのは結構多いです。
その中で最もまつりのちょうちんの数を増やす要因となっているのが、何かをアピールする為ではないでしょうか。
千本鳥居ができた意味に似ている気がします。

千本鳥居は、願い事を叶えた人が奉納することでできたものです。
「自慢する為」、或いは「自己満足に浸る為」に奉納する人が多かったからできたと言えるかもしれません。
まつりに多く見かけるちょうちんは、このおまつりの開催に尽力した人の名前が書かれていたりします。
名前の書かれたちょうちん群は、ちょうちんに名前が書かれた人達でおまつりを共に作った証なのです。
映画のエンドロールに流れる名前のようなものです。
近所でお店を出している人なんかは、お店の宣伝の為に店名を書いていたりもしていますね。

自分がこのお祭りに尽力した証として、或いは何かを宣伝する為にちょうちんは使われているのです。
ちょうちんが多く華やかで明るいおまつりは、それだけ多くの人々が力を合わせて開催しているおまつりであるということなのです。

おまつりにちょうちんは欠かせない

このように、おまつりのちょうちんには色々な意味、必要性があります。
中国から伝わったとされるちょうちんは、仏具的な使用から始まり、暗闇を照らすものとなりました。
おまつりを華やかに飾り、盛り上げるものとなりました。
案内を掲示するものとなり、自分の名前をアピールしたり、宣伝効果を期待するものとなりました。
色々な役割を持ったちょうちんは、おまつりに無くてはならないものとなっていったのです。
おまつりに出かけた際には、そんな役割も少しは思い出しながら、ちょうちんを一つずつ見てまわるのも良いかもしれませんね。

雷門

おまつり以外でも、あらゆる所でちょうちんを見ることができるのが日本という国です。
もしも浅草の雷門にちょうちんがなければ、なんだか変な感じですよね。
このちょうちんを見なければ、浅草に行った気がしません。
浅草を訪れたら必ず見ておきたいですね。

「ちょうちん・まつり」に関連する記事

  • 神棚の向きはどの方角がいい?設置場所は?のサムネイル画像

    神棚の向きはどの方角がいい?設置場所は?

    神棚は神社でいただいたお札をおまつりする場所です。神様がいる場所ですね。慣習として、向きや場所に気を配りたいところがたくさんあります。そこで、知っておきたい、神棚をおまつりするときの、向きや場所についてご紹介します。

  • 神道の神棚とお神札について、どうおまつりすればいいの?のサムネイル画像

    神道の神棚とお神札について、どうおまつりすればいいの?

    神道の神棚は、各家庭の屋内や事務所の清浄で明るく静かな場所に設けられ、神祇の分霊やお神札をおまつりして家庭祭祀を行ったり、商売繁盛等を願う施設です。神道の神棚は、仏教の仏壇とは違い、故人をまつる所ではなく、神様(お神札)のいらっしゃる所です。

  • 各家庭で先祖をまつっている仏壇、その仏壇の向きに決まりがあるかのサムネイル画像

    各家庭で先祖をまつっている仏壇、その仏壇の向きに決まりがあるか

    最近は仏壇の置いていない家庭が多いですが、いざ自分の家から亡くなった人が出たら仏壇が必要となりますが、さてこの仏壇の向きには決まりがあるのでしょうか?宗派別に仏壇の向きと仏壇のまつり方について調べて見ました。

  • 地鎮祭(じちんさい)・由来・目的・儀式!地鎮祭での服装!!のサムネイル画像

    地鎮祭(じちんさい)・由来・目的・儀式!地鎮祭での服装!!

    地鎮祭(安全祈願祭と呼ばれることも)は、なぜ行われるようになったのか、地鎮祭の意味は、地鎮祭はどのようなふうに行われるのか、地鎮祭での服装(個人宅での服装・会社、施設など多数の参列者がいる場合の服装)に関してご紹介したいと思います。

この記事に関するキーワード

ランキング

シェアする

関連する記事

「ちょうちん・まつり」についてさらに知りたい方へ

神棚の向きはどの方角がいい?設置場所は?のサムネイル画像

神棚の向きはどの方角がいい?設置場所は?

神道の神棚とお神札について、どうおまつりすればいいの?のサムネイル画像

神道の神棚とお神札について、どうおまつりすればいいの?

各家庭で先祖をまつっている仏壇、その仏壇の向きに決まりがあるかのサムネイル画像

各家庭で先祖をまつっている仏壇、その仏壇の向きに決まりがあるか

地鎮祭(じちんさい)・由来・目的・儀式!地鎮祭での服装!!のサムネイル画像

地鎮祭(じちんさい)・由来・目的・儀式!地鎮祭での服装!!

人気のキーワードの記事一覧

キーワード記事一覧へのリンクです

ランキング

よく読まれている記事です

神社参拝の正しい作法・仕方とは?参拝に適した時間や服装も紹介!のサムネイル画像

神社参拝の正しい作法・仕方とは?参拝に適した時間や服装も紹介!

1
神社のお賽銭はいくらがいいの?起源や相場・正しい作法まで解説!のサムネイル画像

神社のお賽銭はいくらがいいの?起源や相場・正しい作法まで解説!

2
年賀状はいつまでに出せば元旦に届く?販売期間や投函期間も解説!のサムネイル画像

年賀状はいつまでに出せば元旦に届く?販売期間や投函期間も解説!

3
神社と寺の違いって?それぞれの定義や参拝方法・建物の違いを解説のサムネイル画像

神社と寺の違いって?それぞれの定義や参拝方法・建物の違いを解説

4
年賀状の正しい書き方を知っていますか?立場別に文例をご紹介!のサムネイル画像

年賀状の正しい書き方を知っていますか?立場別に文例をご紹介!

5

関連する記事

「ちょうちん・まつり」についてさらに知りたい方へ

神棚の向きはどの方角がいい?設置場所は?のサムネイル画像

神棚の向きはどの方角がいい?設置場所は?

神道の神棚とお神札について、どうおまつりすればいいの?のサムネイル画像

神道の神棚とお神札について、どうおまつりすればいいの?

各家庭で先祖をまつっている仏壇、その仏壇の向きに決まりがあるかのサムネイル画像

各家庭で先祖をまつっている仏壇、その仏壇の向きに決まりがあるか

地鎮祭(じちんさい)・由来・目的・儀式!地鎮祭での服装!!のサムネイル画像

地鎮祭(じちんさい)・由来・目的・儀式!地鎮祭での服装!!

このページの先頭へ

終活ねっと 〜マガジン〜  Copyright© 株式会社 終活ねっと