日本各地に伝わる「かぐや姫(竹取物語)」の伝説

「かぐや姫(竹取物語)」は、日本最古の物語と言われており、日本各地に「かぐや姫」の伝説があります。「かぐや姫」ゆかりの地と伝説をご紹介します。

目次

  1. 日本最古の物語「かぐや姫」
  2. 静岡県富士市のかぐや姫伝説
  3. 奈良県北葛城郡広陵町のかぐや姫伝説
  4. 終活の専門家に相談してみよう

日本最古の物語「かぐや姫」

かぐや姫

「かぐや姫」として親しまれている「竹取物語」(「竹取の翁」「かぐや姫の物語」「たけとり」とも)は、作者、成立年とも不詳ですが、遅くても10世紀半ば(平安時代)までには出来上がっていたと考えられ、日本最古の物語と言われています。

古くから伝わる物語のため、日本の各地に「かぐや姫」の伝説、言い伝えがあります。
そんな「かぐや姫」ゆかりの地をご紹介します。

静岡県富士市のかぐや姫伝説

竹取物語

富士山のふもと、静岡県富士市にはこの地ならではの「かぐや姫」の伝説があるそうです。

かぐや姫は月に帰っていない?

一般に知られている「かぐや姫」の話では、かぐや姫は「月に帰ってしまった」とされていますが、富士市の伝説では、「富士山へ登っていって消えてしまった」そうです。それは、かぐや姫は「富士山そのものの祭神」とされているからだそうです。

また、かぐや姫を拾い、育てた竹取の翁とその妻も、「愛鷹(あしたか)」と「犬飼」という祭神になったとされているそうです。富士山の南麓には愛鷹山という山があることも興味深いですね。

富士山とかぐや姫のつながり

「かぐや姫」の話では、かぐや姫は月に帰る際、ときの帝に「不老不死の薬」を渡したとされています。しかし帝は、かぐや姫のいない世界で悲しみにくれ、その不老不死の薬を、日本で一番高い山である現在の富士山で燃やさせたそうです。

そのことから、不死の薬を燃やした山・不死山から転じて「富士山」と呼ばれるようになったという説があるそうです。

富士市のかぐや姫伝説ゆかりの名所

竹採公園

ここは、かぐや姫が育った場所と言われているそうです。
公園内には、竹採塚、神来の庭、神授の竹があります。竹採塚は、誰がいつ立てたものか分かっていませんが「竹採姫」と刻まれています。

瀧川神社

かぐや姫を育てた養父(竹取の翁)を祀っていたそうです。
そのことから、江戸時代以前には「父宮」とも呼ばれていたそうです。

今宮浅間神社

かぐや姫を育てた養母を祀っていたそうです。
そのことから、江戸時代以前には「母宮」とも呼ばれていたそうです。

富士山かぐや姫ミュージアム

この地域に伝わる「かぐや姫」の物語をたどる展示室があります。

奈良県北葛城郡広陵町のかぐや姫伝説

竹取物語

奈良県北葛城郡広陵町は、物語小説「竹取物語」(口頭伝承ではない)の考証から、「かぐや姫」の伝説発祥の地の有力な候補地として知られているそうです。

物語小説「竹取物語」からの考証

かぐや姫

かぐや姫のモデルは、「古事記」より「迦具夜比売命」(かぐやひめのみこと)が挙げられているそうです。迦具夜比売命は、大筒木垂根王(おおつつきたりねのみこ)の娘であり、大筒木垂根王の弟には「讃岐垂根王」(さぬきたりねのみこ)がいるそうです。

竹取の翁・讃岐造(さぬきのみやつこ)

かぐや姫の養父である竹取の翁は、原文では「さかきのみやつこ」「さるきのみやつこ」と記載されていますが、かぐや姫のモデルである迦具夜比売命の系譜から、「讃岐造」であるという見方があるそうです。広陵町にある「讃岐神社」との関係も指摘されているそうです。

求婚者1・阿倍御主人(あべのみうし)

かぐや姫へ求婚する公達の1人「右大臣あべのみうし」は、飛鳥時代に実在した阿倍御主人がモデルと言われています。

求婚者2・大伴御行(おおとものみゆき)

かぐや姫へ求婚する公達の1人「大納言大伴のみゆき」も、飛鳥時代に実在した大伴御行がモデルと言われています。

求婚者3・石上麻呂(いそのかみのまろ)

かぐや姫へ求婚する公達の1人「石上まろたり」も、飛鳥時代に実在した石上麻呂がモデルと言われています。

求婚者4・庫持皇子(くらもちのみこ)

庫持皇子は、飛鳥時代の貴族で母の姓が庫持である藤原不比等(ふじわらのふひと)がモデルと言われているそうです。

求婚者5・石作皇子(いしづくりのみこ)

「石作皇子」は、飛鳥時代の貴族で石作氏と同族である多治比嶋(たじひのしま)がモデルと言われているそうです。

かぐや姫に求婚した人物たちのモデルから、「竹取物語」は奈良時代初期を舞台にした物語と考えられているそうです。

この求婚者たちは壬申の乱(じんしんのらん・672年)に関係している人物であることから、やはり当時の都である飛鳥京(現在の奈良県高市郡明日香村)か藤原京(現在の奈良県橿原市(かしはらし)~高市郡明日香村)のあたりに住んでいたと考えられることができるようです。

このようなことから、現在の奈良県のあたりは、かぐや%E

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