春の季語にはどんなものがある?少し変わった季語もご紹介!

俳句を詠むのに欠かせない季語、皆さんはどれくらいご存知ですか?この記事では、春の季語についてご紹介します。思わず俳句を詠みたくなる、風流な春の季語もあるんですよ。

目次

  1. 季語とは
  2. 春の季語をご紹介
  3. 少し変わった春の季語
  4. 「歳時記」で春の季語をもっと知ろう!
  5. いかがでしたか?
  6. 終活の専門家に相談してみよう

季語とは

季語は、主に俳句で使われる特定の季節を表す言葉です。
例えば、「花」は春、「ほととぎす」は夏、「月」は秋、「雪」は冬を表している季語です。
季語には、誰もがそう思うものもありますが、「月」は秋に見るのが最も美しい、という日本人ならではの美意識が影響したものもあります。

季語の歴史

日本では古来より季節を強く意識しており、平安時代後期には季語が成立していました。
中古三十六歌仙の一人・能因(のういん)の『能因歌枕』では、150の季語が月別に分類されています。
新しい言葉はどんどん季語に取り入れられており、現在は5000以上に増えています。

俳句に欠かせない季語

「五・七・五」のリズムで詠まれるものには俳句と川柳があります。
俳句は、その17文字の中に必ず季語を入れなければなりません。一方、川柳は季語がなくても問題ありません。

春の季語をご紹介

では、春の季語にはどのようなものがあるのでしょうか。
代表的なものをご紹介していきます。

梅・椿・桜・すみれなど日本を代表する花から、ライラック・チューリップ・アネモネ・ヒアシンスなど外国の花も季語になっています。
なお「花」という言葉は、季語では総じて桜のことを指しています。

野菜・草木

菜の花・ほうれん草・水菜・春菊・蓬・わかめ・海苔・つくし・にんにく・わさびなど、春を代表する野菜などの食べ物も季語になっています。
季語を覚えていれば、食べ物の旬もよく分かりそうですね。

動物・虫・魚

かえる・おたまじゃくし・たにし・うぐいす・ひばり・つばめ・イソギンチャク・ヤドカリ・蝶・ハチ・鰆(さわら)・鰊(にしん)・蛤(はまぐり)などがあります。
春らしいと思えるものから、季語と知っていないと分からないようなものもありますね。

行事・生活

季語になるのは、自然の物事ばかりではありません。
春分の日・建国記念日・桃の節句・ひな祭り・春祭・御水取・入学・卒業・エイプリールフールなど、人の生活に関わる言葉も季語になっています。

少し変わった春の季語

定番の季語は、春のものと分かりやすいものが多かったですよね。
ここでは、ちょっと変わった春を表現する季語をご紹介します。

山笑う

山笑う

寒い冬が終わり、青々と育つ木や春を喜ぶかのように咲く花の景色を、昔の人は「山笑う」と表現しました。のどかで明るい山々の様子は、本当に山が笑っているようです。
日本語らしい風流な季語ですよね。

故郷(ふるさと)やどちらを見ても山笑ふ

これは、正岡子規の俳句です。「山笑う」の意味が分かっていれば何も難しくない俳句なのですが、子規の故郷である四国の半島では、笑うような山が無かったようなのです。
この俳句は、子規が移り住んだ京都で詠んだもので、その山々の様子に改めて感動したのでしょう。故郷に呼びかけているような俳句ですね。

亀鳴く

亀

ご存知の通り、亀は実際に鳴くことはありません。
長い冬が終わり、冬眠していた生き物たちが目覚める様子を「鳴く」と表現しているのです。
たくさんの動物たちが活発に動き出す、賑やかな春の情景が想像できますね。

亀鳴くを信じていたし死ぬるまで

東京出身の俳人・能村登四郎(1911年1月5日~2001年5月24日)の俳句です。
現実には聞こえるはずのない声を死ぬまで信じていたい、という俳人の心を詠んでいます。
俳句の世界で生きた俳人の切実な気持ちが感じられます。

猫の恋

猫

「猫の恋」だけではなく、恋猫・猫さかる・浮かれ猫・猫の夫・猫の妻・猫の契・戯れ猫・通ふ猫など、たくさんの春の季語があります。
そしてどれもが、猫が恋をしている様子を表しています。激しくなる猫たちの繁殖期の様子が、春を象徴するモチーフとなったのでしょう。

またうどな犬ふみつけて猫の恋

江戸時代の俳人・松尾芭蕉の俳句です。
「またうど」とは漢字で「全人」と書き、真面目なという意味になります。ここでは、真面目な犬が猫に踏みつけられている様子を詠んでいます。
門を守っている真面目な犬を気にもせず、お構いなしに出ていってしまう恋愛至上主義の猫の姿が面白おかしく詠まれているのです。

「歳時記」で春の季語をもっと知ろう!

歳時記とは、俳句の季語を集めて分類した書物です。
これを読んで季語を知れば、思わず俳句が詠みたくなってしまうかも。

今はじめる人のための俳句歳時記 新版(角川ソフィア文庫)
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いかがでしたか?

季語を知っていくと、こんな言葉も春のものだったんだ、という発見が見つかっていきます。
春の季語を見ているだけで、暖かな情景が浮かぶようです。日本特有の美しい四季を、季語を使って表現してみて下さい。

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