初心者でも簡単!水墨画で竹に挑戦してみよう!

水墨画とは墨だけで描かれた絵のことです。よく見かける水墨画では竹が描かれていることが多いかと思います。水墨画をやるにあたって竹は基本的な技術がつまっています。竹が上手に描けるようになる方法をご紹介するので是非挑戦してみてください。

目次

  1. 水墨画とは
  2. 必要な道具
  3. 水墨画に挑戦しよう
  4. 竹の書き方
  5. おわりに

水墨画とは

水墨画

水墨画とは墨の濃淡を調節することで描かれた墨一色の絵画です。
その歴史は古く、日本には鎌倉時代に伝わってきました。

水墨画の歴史

水墨画は中国でうまれました。
唐の時代の後半に山水画の技法として成立しました。
日本に伝わってきたのは鎌倉時代で、禅とともに伝わり、日本に伝わった絵画は達磨図(だるまず)や瓢鮎図(ひょうねんず)などといった禅を表すものでしたが徐々に変化し、山水画も描かれるようになりました。

日本での水墨画

墨だけで描かれた絵画は、正倉院宝物の墨絵仏像のような奈良時代には描かれていたため古代から作成されていたことがわかります。
しかし美術的な水墨画とは墨だけで描かれているという意味ではなく、墨の濃淡やにじみ、かすれなどの表現をした中国風の作風のことであり日本の作品で言うと鎌倉時代ごろから描かれたものの事になります。
着彩画だとしても、水墨画の描法で墨が主、色が従のものは水墨画として扱われる事が多いです。

必要な道具

水墨画をやるにはどのような道具が必要なのかご紹介するので是非参考にしてみてくださいね。

道具を揃えよう!

習字セット

様々なものがありますが、初心者には中筆がおすすめです。
面相筆もあると細かいところも描けるので揃えておくと良いと思います。

墨には油から作られている油煙墨と松の木から作られている松煙墨があります。
油煙墨はあたたかみのある色で、松煙墨はさわやかな青みがかった色です。
どちらを使うかは好みですが、松煙墨は値段がはるので最初のうちは油煙墨を使うと良いでしょう。

生紙というにじみが出やすい紙と、ドーサ紙というにじみがあまり出ない紙があります。
書くものによって使い分けると良いですが、初心者のうちは生紙のひとつの画仙紙というものが値段的にもお手頃で扱いやすいのでおすすめです。

下敷き

新聞紙で大丈夫です。きちんとした物が良い方は白色のフェルトを購入してください。

絵皿

日本画用のお皿です。
食器でも良いような気がしますが、絵皿は側面が墨をきれるようになっているため日本画用の絵皿を準備してください。

筆洗い

水彩画用のバケツやコップなどで大丈夫です。

文鎮

様々な色や形のものがありますが、紙を押さえられれば良いのでどれを選んでも良いです。

墨をすって使いたい方は硯も用意しましょう。粒子の細かいものがおすすめですが、最初のうちは液状の墨を使うほうがおすすめなので急いで用意しなくても大丈夫です。

水墨画に挑戦しよう

道具を揃えたら、さっそく水墨画に挑戦してみましょう。

筆の準備

筆はまず全部ほぐしてから使います。
そして、水につけてからティッシュなど紙で拭き取ってから墨につけましょう。

基本の描き方

水墨画の基本の描き方をご紹介します。
まず、絵皿に墨を入れ筆に含ませて半紙に太く横に一本の線を描きましょう。
この時筆は寝かせるようにします。
何度も何度も描き、同じような太い線が描けるようになったら次のステップです。

次は筆を立てて、筆先だけで細い線を描く練習をしましょう。
こちらも同じように描けるまでやりましょう。

この太い線と細い線は水墨画を描く時の基本で、そこにぼかしをくわえたりにじみを出したりしていきます。

竹の書き方

水墨画

水墨画で竹が描かれているのをよく見るかと思います。
竹には水墨画の基本がたくさんつまっているので是非竹の練習をして基本をマスターしてみてくださいね。

初心者でも簡単に竹を描こう

ではさっそく初心者でも簡単に竹が描けるようになる手順をご紹介します。

①筆に墨を含ませる

筆の先から半分程度に濃い墨を含ませます。
残った部分に絵皿で薄めた墨をかるくつけます。
こうすることで濃淡が出て、綺麗に描けます。

②竹の幹を描く

水墨画

筆を横に倒し、上へ竹の幹を描いていきます。
曲がってしまわないようにしっかりとおさえておきましょう。
この時、さっさっさっと描かないと墨が滲みすぎてしまいます。

竹の節のところで1回ピタッと止めるようにしましょう。
次も同じようにさっと描いて竹の節のところで止めるを繰り返します。

③二本目の竹の幹を描く

二本目は少し曲がるように筆を倒して描きましょう。
水分を多く含ませないようにして、かすれが出るようにするとより見栄えが良いです。
勢い良く筆を動かすのがコツです。

④節を作る

竹の幹を描き終えたら節の部分に線を入れましょう。

⑤葉っぱを描く

筆の先を整えて少し立てます、そして素早く抜き上げます。
色の濃い葉と薄い葉を入れると奥行きが出てより竹らしくなります。

⑥竹の枝を描く

枝は節から生えるのでそこを意識しましょう。
中筆でも大丈夫ですが、面相筆という細い筆があると良いかもしれません。
枝も竹の幹と同じように筆を止めながら描くと良いです。

おわりに

いかがだったでしょうか。
文字だけ見ていると難しく感じるかもしれませんが、実際ここでご紹介した竹の書き方通りにやってみると簡単に竹が描けます。
何度も挑戦して竹の書き方と基本をマスターしてみてください。
そして是非水墨画の世界を楽しんでくださいね♪

「水墨画・竹」に関連する記事

「水墨画・竹」についてさらに知りたい方へ

  • 技法を知って水墨画の世界を楽しんでみませんか?

    技法を知って水墨画の世界を楽しんでみませんか?

    皆さん水墨画はご存知ですか?見たことはありますでしょうか?描かれたことはありますか?鑑賞だけにせよ、描かれていたとしても技法について知ってみませんか?水墨画の技法について知ればもっと違う視点でも楽しめると思います!

  • 水墨画の魅力。昔から現代に至るまで有名な水墨画人と作品をご紹介!

    水墨画の魅力。昔から現代に至るまで有名な水墨画人と作品をご紹介!

    墨一色で表現される水墨画になぜ心惹きつけられるのか。有名な水墨画人たち、雪舟、牧谿、狩野 探幽、長谷川等伯の作品を通して水墨画の魅力をお伝えします!まだ現代の若手水墨画人として有名な土屋秋恆さんの作品をご紹介!

  • 習字を始めようとしている方必見!おすすめの筆の選び方教えます!

    習字を始めようとしている方必見!おすすめの筆の選び方教えます!

    字が奇麗に書ける人って素敵ですよね。習字は何歳からでも始めることができます。今では通信講座でも習字を習うことができる時代です。習字には筆が必要で、筆には種類があるんです。今回は習字で使用する筆について学んでいきましょう。

  • 【初心者必見】鉛筆画の描き方やテクニックとは?

    【初心者必見】鉛筆画の描き方やテクニックとは?

    誰でも一度は鉛筆画に触れてみたことがあるのではないでしょうか?そんな鉛筆画も一見簡単そうに見えて様々なテクニックがあり大変奥が深いものです。道具も揃えやすく簡単にはじめやすいので鉛筆画のテクニックをご紹介したいと思います!

  • 油絵の描き方とは?初心者でもできるコツを紹介!

    油絵の描き方とは?初心者でもできるコツを紹介!

    油絵は美術展をはじめ、教科書などにもよくのっていて目にする機会が多いと思います。しかし、実際に油絵を描く機会はなかなか無く、描き方が分からないという人も多いのではないでしょうか?簡単な油絵の描き方をご紹介するので是非挑戦してみてください。

この記事に関するキーワード

ランキング

よく読まれている記事です

シェアする

このページの先頭へ

終活ねっと 〜マガジン〜  Copyright© 株式会社 終活ねっと