神社参拝の服装マナーは?通常の参拝と昇殿祈祷では違う?

神社参拝をするときの服装は、スーツがいいとか、露出がなければ大丈夫だとか色々いわれています。実際はどうなのでしょうか。実は、神社に行くときの服装は参拝のしかたで変わります。整理して説明したいと思います。

目次

  1. 神社参拝の服装マナーに自信はありますか
  2. 通常の参拝なら色やネクタイは好みで
  3. 神社参拝時に毛皮コートや夏の薄着は?
  4. 神社で昇殿祈祷(お祓い)を受けるなら
  5. 神社参拝の服装のまとめ

神社参拝の服装マナーに自信はありますか

困った人々

神社に参拝するときの服装について考えたことはありますか。神様にあいさつに行くわけですから、恥ずかしくない服装で行きたいものです。ただ、旅行で神社に寄るときにスーツなんて現実的ではありません。どうすればいいのでしょう。

神社の参拝のしかたは、拝殿の前で手を合わせる通常の参拝と、拝殿や本殿に上がって神職に祝詞をあげてもらう昇殿祈祷いわゆるお祓いの2つの参拝方法があります。このうち、正装しなければいけないのは昇殿祈祷の場合で、通常の参拝だけならよほどの服装でなければ失礼にはなりません。
この記事では、通常の参拝で許される服装・避けるべき服装を中心に、昇殿祈祷のときの服装の選び方についても紹介します。

通常の参拝なら色やネクタイは好みで

人々

通常の参拝であれば、それほど服装選びに悩む必要はありません。それでも、服装の色やネクタイの有無など気にし出したらきりがありませんよね。どの程度の服装が許容範囲なのでしょうか。

服の色は気にしなくて大丈夫

まず、服装の色が気になるところですが、神社の参拝については色に決まりはありません。ただ、洋装で参拝するなら原色を避けましょう。

ネクタイは不要

神社の参拝にネクタイは不要です。後述する昇殿祈祷では必要ですが、通常の参拝では堅苦しすぎる格好はかえって浮いてしまい、居心地が悪くなる場合もあります。
神社は神聖な場所であると同時に、庶民の憩いの場、地域の結びつきの場でもありますから、わざわざ着飾って参拝しなければいけないというのは誤解です。もっと気軽に考えて大丈夫です。

脚の露出は気を付けて

カジュアルでも大丈夫だとはいえ、気を付けたいのが肌の露出です。子どものハーフパンツや短めのスカートは許容されますが、大人なら男性は長ズボン着用、女性がスカートを穿く場合は膝下になるようにしましょう。
それから、年齢や性別を問わず、サンダルは避けるのがベターです。玉砂利で怪我するおそれもあります。

デニム・スニーカーは考え方次第

神社にはデニムはダメ、スニーカーもダメと書いてある本もありますが、私はそれほど気にすることはないと思います。
実際に、以前神社に勤めていたとき、デニムとスニーカーで出勤する人が多かったです。服装にうるさい神社でしたが注意はありませんでしたし、裏方作業はデニムやジャージで行っていました。参拝者と巫女では立場が違うというのはもっともですが、熱心な氏子さんたちもしばしばエプロン姿で参拝に訪れていたのを覚えています。
デニムやエプロンを失礼だと思う人はそれを避けて神社に行くのが一番です。しかし、信仰には服装という形より大事なものがあるはずなので、あまり服装にとらわれすぎてもいけません。
それから、石段の多いような神社や玉砂利を敷いた神社では革靴は傷だらけになりますし、足元も不安定になります。

神社参拝時に毛皮コートや夏の薄着は?

困った人々

冬の防寒着や夏の薄着はどこまで許されるのか紹介します。

冬のコート

冬のコートで悩みがちなのが、毛皮コートや襟やフードにファーがついているコートです。殺生をイメージさせるファーはNGともいいますが、実はそれは寺の場合です。元々神社にはそういう考え方はないので、あまり気にする必要はありません。
ただ、神社に来ている他の参拝者の中には、「毛皮はダメ」だと勘違いして信じてしまっている人も多いです。不快に思われないためには、他のコートがあるなら毛皮は避けた方がいいでしょう。
なお、邪魔になるので通常の参拝ではコートは脱がなくても構いません。鳥居をくぐる前に帽子と手袋だけ外してバッグにしまいましょう。

夏のノースリーブ

夏の服装で気になるのが、ノースリーブとサンダルだと思います。結論からいうと、どちらも避けるべきです。一般的に上の露出は肘と肩の中間くらいの袖丈が限度です。
既述の通り、下は大人の男性なら長ズボン、女性は膝下のものを選びましょう。足元もサンダルではなく、足を覆う靴を選んでください。

神社で昇殿祈祷(お祓い)を受けるなら

昇殿祈祷を受ける場合の服装について紹介します。

昇殿祈祷とは?

昇殿祈祷とは、一般の参拝客が上がれない拝殿や本殿に上がって、神職に祝詞をあげてもらう形の参拝をいいます。厄年に受けるお祓いや、戌の日参り、七五三の儀式なども昇殿祈祷の一種です。

服装はスーツが基本

人々

昇殿祈祷は何かのついでに行うものではなく、ある程度の心構えを持ってお願いするものなので、社会人であればスーツを着ましょう。ビジネス用で構いません。
カジュアルな格好でも許される神社もありますが、遠方からの参拝客でもカジュアルな服装だと「お帰りください」と容赦なく帰す神社も少なくないようです。

女性は膝が隠れる丈なら色つきのスーツやワンピースでも大丈夫です。引退世代はノーネクタイでもかっちりしたジャケットを羽織ることをおすすめします。お子さんはよそ行きの服装を意識して用意してあげてください。
靴は革靴がいいのですが、足元の悪い神社では持参してお手洗いで履き替えてもいいと思います。

神社参拝の服装のまとめ

神社

いかがでしたか?
神社の参拝の服装を紹介しました。今は神社も存続のために観光や町おこしに力を入れていて、気軽に参拝してもらえる場所にしようという流れにあります。通常の参拝であれば、服装について身構える必要はありません。
しかし、昇殿祈祷を受けるなら話は別です。気持ちが引き締まる服装で参拝したいですね。

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