日本で人形を家に飾る意味って?日本人形の意味と供養方法

日本の人形には色んな種類があるのをご存知でしょうか?意外と知らない日本人形の種類と人形の歴史について、供養の方法も合わせてご紹介していきます。

目次

  1. 日本人形とは
  2. 日本での人形の歴史
  3. 日本人形の種類
  4. 人形は怖い?
  5. 人形の供養方法
  6. まとめ

日本人形とは

日本人形と言われると、ちょっと怖い印象が強いという人も多いのではないでしょうか。
しかし、雛人形など言われてみると意外と身近にある怖くない日本人形も存在しています。

そもそもどうして人形は家に飾られているのでしょうか?
そこで今回は、日本人形の歴史と、意外と知らない人形の意味と種類についてご紹介します。

日本人形の意味

日本人形とは、日本の伝統的な着物や日本髪を結っている人形の事を言います。

日本での人形の歴史

日本だけではなく、世界中で古くから人形は使用されてきました。

その用途も様々です。

身代わりとしての人形

古代では世界中で、神様にお願いを行う場合に人身御供が行われていました。

そのような場合に、人形を生者の身代わりとして使用してきたと言われています。
人や動物の形を模して作ることで、人形にも同じ魂が宿ると信じられていたのです。

近年でも豊作などを願うために、神様に供物を捧げたりという儀式を行っていたりします。
しかし古代の場合、その供物が人間だった事もあったとされているのです。

昔は日本でも、日照りが続いたり、雨の日が続いたりする異常気象が起こったりすると、神様が荒ぶって災いを起こしているのだと信じられていました。

その神様の機嫌を直そうと、子どもや女性などを生贄に捧げていたとされています。

副葬品

古代の身分が高い人の墓には、一緒に沢山の埴輪が埋まっていたりします。
かつて高貴な人が亡くなった際には、その人に仕えていた人間も一緒に同じ墓に入る殉死といった行為が行われていました。

ですがあまりに人非道的であるとして殉死は廃止され、人間の代わりに人形を埋めるようになったとされています。

人形(ひとがた)

人形に切り取った和紙は、本人の代わりに穢れを引き受けてくれるとされていました。
身代わりとした後は川に流して洗い清めるという風習があり、地域によってはまだ行っているところもあります。

日本人形の種類

日本ではかつて、約半数の子どもは7歳まで生きられなかったとされています。
そのため、人間よりも彼岸に近い存在として「子どもは7歳までは神の子」と言われてきました。

親は子どもが出来るだけ長く生きられるようにと願いを込めて、人形を飾っていたとされています。

市松人形

江戸時代に実在した歌舞伎役者をモデルにして作成されたという説もあります。
日本人形として一番有名と言っても過言ではない人形です。

着せ替えが出来、男女両方の人形があります。

雛人形の脇に飾って置くのが一般的なようです。
かつては女の子が肌身離さず持ち歩いているという事も多かったとされています。

木目込人形

人形の胴体は木製で、その木に布の端を埋め込んで作られています。

そのため衣服の着せ替えは出来ないようになっているようです。

博多人形

博多人形は陶器で出来た人形です。
真っ白な磁器の肌に、衣服などは手書きで鮮やかに描かれています。

名前の通り博多地方のお土産として全国的に親しまれている人形の一つです。

陶器なので重さがありますし、落とすと割れます。

こけし

東北地方のお土産として有名な木製の人形です。頭と胴体だけのシンプルなデザインをしています。

江戸時代からあったとされる古い人形で、子どもの遊び道具として使用されてきたようです。

人形は怖い?

日本では大切に長く使っている道具には魂が宿ると考えられてきました。
また人形は人の形をしているため、他の物よりも魂が入りやすい依代として考えられているようです。

さらに日本だけではなく、海外でも人形はホラー作品の題材になったりとしているため、少し怖いものとして認識している人が多いようです。

人形の供養方法

大事に使った物には魂が宿るとした考えから、日本では道具などを捨てる際には、物に対する感謝の意を示して供養を行うのが良いと考えられてきました。

そこで、人形を供養してくれる場所についてご紹介します。

神社やお寺で供養

人形供養で有名な場所はいくつかありますが、それ以外にも全国各地の神社やお寺で人形供養をしてくれる場所はあります。
郵送での受付が可能な所や、供養完了の日付を知らせてくれる所、供養の際に同席できるものまで様々です。

事前に人形供養を行っているか、お近くの神社やお寺に問い合わせをしてみて下さい。
人形供養は自分が納得できる所にお願いするようにしましょう。

日本人形協会で供養

日本人形協会とは、その名前の通り日本人形を復興する会の事を指します。

日本人形の販売などの活動も行っていますが、人形供養も行っているようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は日本人形についてご紹介しました。

勿論気持ちの問題として、人形をそのまま捨てても特に問題はないと思います。

しかし、人形供養専門の場所もあることですし、大切に長く使っていた人形の最後には供養に出してみてはいかがでしょう?

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