モンゴル人力士はなぜ相撲が強い?その理由を解説します!

モンゴル人力士たちが相撲で大活躍しています。なぜモンゴル人は相撲がこんなに強いのでしょうか?この記事では、その理由を詳しくご説明します。

目次

  1. モンゴル人力士が増えている
  2. 横綱もモンゴル人
  3. なぜモンゴル人は相撲が強い?
  4. モンゴル相撲の存在
  5. しかし、モンゴル人は親方になれない
  6. まとめ

モンゴル人力士が増えている

白鵬

現役横綱・モンゴル出身の白鵬

日本古来のスポーツである相撲ですが、最近ではモンゴル人力士が増えています。
幕内力士のほぼ半数が、モンゴル人を含む外国人力士だというのですから驚きです。
外国人力士が強くなりすぎたため、2002年には相撲協会によって帰化力士を含む外国人力士は1部屋1人までという規制もされました。

横綱もモンゴル人

2017年1月に19年ぶりに日本人横綱・稀勢の里が誕生しましたが、それまでの横綱は3人ともモンゴル出身の力士でした。
2003年3月に朝青竜がモンゴル人初の横綱となってから、白鵬・日馬富士・鶴竜の3人のモンゴル人力士が横綱につづいているのです。モンゴル人力士の強さが分かりますね。

なぜモンゴル人は相撲が強い?

モンゴル人が強い理由はさまざま考えられます。

日本とモンゴルの環境の違い

モンゴルには広大な自然があり、日本人の子どもとは比べられないほど外でよく遊びます。
モンゴルでは現在でも放牧しながら生活をするスタイルなので、子どもの頃から家畜を追うことで身体が鍛えられているのです。
現役横綱の白鵬も、これまでのモンゴルは昭和のはじめ頃の日本のようだったと語っています。

裸馬を乗りこなすモンゴル人

遊牧民族のモンゴル人は、幼い頃から馬を乗りこなします。
全身の筋肉が鍛えられる乗馬は、バランス感覚が重要な相撲に活かされていると考えられています。

食生活の違い

モンゴルでは、馬乳酒(ばにゅうしゅ)という馬乳を原料として作られた飲み物が飲まれています。
遊牧民族には欠かせない飲料で、ビタミン、ミネラル、カルシウムなどの栄養が豊富に含まれています。朝青龍は、日本でも馬乳酒を飲み続けていたそうです。
また、半年も続く厳しい冬を乗り越えるため、モンゴル人は肉類や乳製品もよく食べるので、日本人に比べて筋肉量が多いと言われています。

モンゴル相撲の存在

モンゴル相撲

モンゴル相撲の様子

「ブフ」と呼ばれるモンゴル相撲は、モンゴルの国技とされています。
神事でもある格闘技で、日本の相撲と非常に似通っています。
白鵬関の父、朝青龍の長兄であるドルゴルスレン・スミヤバザルもブフの力士なんですよ。

ブフと日本相撲の違い

ルールの違い

モンゴル相撲にも2種類のルールがありますが、足の裏以外の部分が地面に先につくと負け、または肘・膝・頭・背中・尻のいずれかが先に地面つくと負けになります。
日本相撲のルールとは違い、手が地面についても負けにならない場合があります。

相撲をとる時の衣装

ブフは民族帽子、首飾り、ベスト、パンツ、ブーツ、足袋、ひだのた膝あてなどさまざま装飾を組み合わせます。回し一本だけの日本相撲とは大違いですよね。

取組の場所

まず、モンゴル相撲には周りを囲った土俵がないので制限がありません。従って、日本相撲のような決まり手もありません。

取組の時間と相撲の頻度

モンゴル相撲には日本相撲と違って、取組時間の制限がありません。
そのため、日本相撲に比べるとモンゴル相撲は取組が長いという特徴があります。

また、日本の大相撲は年に6回開催されていますが、モンゴル相撲は国の祭典「ナーダム」の時だけ行われるので年に1回だけです。

モンゴル人は相撲に馴染み深い

細かいルールに違いはありますが、ブフに慣れ親しんでいるモンゴル人力士にとって日本相撲は馴染みやすいものなのでしょう。
ブフを知ることで、モンゴル人力士の強さの秘訣が分かるかもしれません。

しかし、モンゴル人は親方になれない

力士の寿命は短く、多くの力士が30代のうちに引退をします。
引退後は親方として相撲協会に残り部屋を持ったりしますが、外国人力士はそれを認められていません。

相撲協会の規則

国技ともいわれている相撲ですから、相撲協会の規則には親方になれるのは日本人と書かれています。
そのため、アメリカ出身の高見山や武蔵丸、モンゴル出身の旭天鵬などは国籍を変更しています。
国籍を変更しなかったモンゴル出身の朝青龍やエストニア出身の把瑠都は角界を去ることになりました。

今後どうなるのか

モンゴル人を筆頭として、活躍がめざましい外国人力士。
2017年1月現在、最多37回目の優勝記録を出している白鵬は、規則から国籍条項を外したいと考えているようです。
これほどまで強い横綱ですから、規則の変更はあり得ないことではなさそうです。

外国人力士にとって、国籍は簡単に捨てられるようなものではありません。国技である相撲、という位置づけと、どのように折り合いをつけていくのでしょうか。

まとめ

白鵬

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