仏壇は和室に置くべき?|おしゃれ・間取り・位置・新築・床の間

仏壇は和室に置くべき?|おしゃれ・間取り・位置・新築・床の間

仏壇は和室に置くイメージがありますが、最近は和室のない家も多いですよね。では、和室がない場合はどこに置けばいいのでしょうか?今回終活ねっとでは、仏壇は和室に置くべきかということだけでなく、仏間や床の間の説明や新築する際の配置についても紹介していきます。

最終更新日: 2020年02月29日

仏壇は和室に置くべき?

仏壇

仏壇といえば和室のイメージがあるのではないでしょうか。
しかし住宅事情もあり、いざ仏壇を置くとしたらどこに置くべきか、向きはどうするかなど気になる点がいろいろと出てくると思います。

今回「終活ねっと」では、仏壇は和室に置くべきか以下の項目を中心に解説しています。

  • 仏壇を和室に置く注意点や間取りなどについて

  • 新築を建てる場合の仏壇について

  • 和室に合うオススメの仏壇について

神棚の置き場所や、神棚と仏壇の両方を置く場合の注意点についても記載しています。
ぜひ最後まで読んでいただき参考にしてみてください。

仏壇を和室に置くことについて

仏壇

葬儀が終わって、納骨後に仏壇に位牌を置きますが、家に仏壇がない場合もあります。
仏壇がない場合は忌明け(一般的に四十九日)までに仏壇を用意し、法要の後に位牌を用意するのが最近の傾向となっています。

宗教によって異なりますが、一般的には葬儀のときに用いた白木の位牌は、後飾り祭壇に安置したあと四十九日法要のときに寺院に納めます。
同時に、代わりの塗り位牌に入魂供養をしてもらい、それを仏壇に安置します。

それでは、仏壇はどこに置くべきなのでしょうか
置く際の注意点や、また現代の間取りについても解説します。

和室である必要はない

和室がないタイプの家も増えていて、仏壇をどこに置くべきか迷うかもしれませんが、仏壇は必ずしも和室に置かなければならないという決まりはありません
仏壇には和室の畳の上に置いて座って拝むタイプのものがありますが、タンスや机の上に置けるタイプの仏壇もあります。

和室があれば仏壇を設置するのに最適ですが、なければ部屋に合った仏壇を選ぶようにしましょう
仏壇は大きさもデザインもさまざまなものがあり、洋間に合わせたデザインのものもあります。

和室に置く際の注意点

畳の上に仏壇を設置する場合は、畳が傷まないようにシートや保護マットを敷くと良いでしょう。
また、窓側など日当たりの良すぎる場所は仏壇が傷みやすいので避けましょう。

仏壇の向きについては、北向きを避ける、正面を南または東に向ける、など諸説あります。
宗派によっても推奨される仏壇の向きがありますのでそれも参考にしてみてください。
毎日手を合わせ供養を行うので、仏壇の扉がきちんと開けられ、あまり騒がしくない場所を選びましょう。

仏間や床の間について

和室には仏間や床の間と呼ばれるスペースがあります。
それぞれどういったためのものか、仏間や床の間について解説します。

仏間について

仏間とは、仏壇を設置するのに最適な場所を建築時に設けたスペースのことです。
仏壇や御本尊をお祀りしますので、直射日光や湿度が高くない風通しのよい場所であったり、人の出入りが激しくない場所であったりします。

仏間には仏壇を置くための奥行が設けられています。
仏間がある部屋は、法事のことも考えて続き間になっているところもあります。

床の間について

床の間は和室にある、掛け軸や花などを飾る一段高くなった板張りのスペースのことです。
部屋の上座に作られています。
時代劇でお殿様が家臣より一段高い場所に座っているシーンがありますが、あれが床の間のルーツだと言われています。

床の間は部屋の上座の位置を示していて、来客時にはその床の間のある上座に座ってもらうのが日本の風習となっています。

時代によってはこの床の間に仏壇や仏像も置かれていました。
床の間に仏壇?と違和感を持たれる方もいらっしゃるかもしれませんが、上座ということもあり神聖な場所という意味では適しており、仏壇を設置しても問題はありません

現代の家の間取りについて

現代の家の間取りの特長と、仏壇をどこに置くべきかについて解説します。

仏間・床の間・和室がないことが多い

最近では、仏間や床の間がない家も多くなってきました。
そもそも和室を作る家庭も少なくなってきています。

その原因としては畳文化が減っているということです。
畳よりフローリングの方が手間がかからず楽だという理由から、畳文化が減り和室を作る家庭も少ないため、仏間・床の間・和室がないことが多くなっています。

毎日手を合わせられる位置に置く

仏壇は毎日手を合わせられる場所に置きますが、御本尊がある場合は目の高さより上になるように設置してください。
見下ろす位置にならないようにするためです。

供養は朝は洗顔後、朝食前に行うことになっています。
ご飯や水またはお茶を供えてからロウソクに火をつけ、その火を線香に移してから供え、数珠を手にかけて合掌します。

他に、頂き物や旬のものを仏壇にお供えします。
ロウソクや線香の火の始末をきちんとして火事にならないように[/emp2]気をつけましょう。
寝る前は仏壇の扉を閉めます。

仏壇の置き場所については、以下の記事に宗派や風水による詳細がありますので参考にしてみてください。

神棚はどこに置くべき?

神棚についても決まりがあります。
神棚の祀り方の主な注意点は次の通りです。

  • 設置場所

    家の中の清潔で明るい場所に設置します。
    みんなが集まりやすく、お祈りしやすい場所がよいでしょう。

  • 高さ

    目の高さより上に設置します。

  • 向き

    神棚の向きは南向きか東向きにします。

  • 上に部屋がある場合

    神棚の上に部屋があって人が歩く可能性がある場合は、天井に「雲」という字を書いた紙を貼ります。
    ここから上には何もありませんよ、という意味になります。
    奉書紙などの白い紙に書きます。
    ホームセンターの神棚コーナーに置いてあることもあります。

  • 避ける場所

    トイレなどの近くや、人の出入りの激しい場所は避けます。

  • 注意点

    仏壇と向かい合せにならないようにしましょう。
    どちらかにお尻を向けることになるからです。
    仏壇の上に置くのも避けます。

新築を建てる場合の仏壇について

人々

もし新築で家を建てる場合、仏壇をどこに置くべきか迷われることがあるかもしれません。
その際の注意点について以下にまとめてみましたので参考にしてみてください。

仏間は必要なの?

仏間は人によって必要であったりなかったりします。
最近は仏壇を持たない人もいます。
では、どのような人が仏間の必要性を感じるかというと、主に以下の理由によります。

  • もともと仏間を必要とするくらいの大きさの仏壇を持っている方

  • 実家の仏壇を受け継ぐ予定のある方

  • 今後、仏壇を置く予定のある方

大きな仏壇を置くにはそれなりのスペースがいります
仏壇を置くために、初めから仏間を用意することを考えるでしょう。
もともと洋間のタンスの上などに仏壇を設置していた方は、仏間にこだわることがないかもしれません。

仏間・床の間の位置

新築や改築で仏間や床の間を作るときは設計の段階で位置に気をつける必要があります。
仏間については、もともと仏壇を持っていたり購入予定の場合は、その仏壇に合わせた設計をお願いしましょう。

仏間や床の間の配置についての主な注意点は以下になります。

  • 仏間

    直射日光や湿気の多いところは避け、宗派によって方角が決まっている場合はそれを参考にします。
    騒がしい場所や水まわり、階段下なども避けます。
    毎日手を合わせられる身近な場所にしましょう。

  • 床の間

    仏間と同じ直射日光や湿気の多いところは避けます。
    家の中心に作られることが多いでしょう。
    設置条件が似ているので、仏間と同じ部屋に作られることもあります。

仏壇の引っ越しについては以下の記事に詳細がありますので、気になる方はぜひご覧ください。

和室に合うオススメの仏壇の種類

仏壇

ここでは和室に合うオススメの仏壇について解説します。
床置きタイプのものと現代仏壇などがあります。

床置きしたい場合

和室には床置きタイプの仏壇がよく見られます。
従来の仏壇は大きなものでは広さを必要としましたが、今は場所をとらない仏壇も数多くあります

床置きタイプですので、御本尊が目の高さより上になるように設計されています。
仏壇の高さはだいたい100~170㎝くらいのものになります。
仏間や床の間に収まり、仏壇の扉がきちんと開くものを選びましょう

コンパクトでおしゃれな仏壇

今はコンパクトでおしゃれな現代仏壇やモダン仏壇が数多くあります。
現代の家屋に合わせて、和室だけではなく洋間にも合うように設計された家具調の仏壇のことです。
インテリア仏壇やミニ仏壇などとも呼ばれています。

タンスの上にも置けるよう場所をとらないコンパクトな仏壇になっています。
材質にこだわったものや、扉を閉めると仏壇とはわからないデザインのものもあります。
お値段も数万円からのものがあります。

新しく仏壇を購入する際は、値段に幅があるので予算に注意しましょう
また宗派によって仏壇の中にまつる本尊や仏具が変わってくるので、寺院や仏具店に相談することも大切です

仏壇を和室に置くことまとめ

仏壇

いかがでしたでしょうか。
今回「終活ねっと」では、仏壇は和室に置くべきかということについて以下のことを解説してきました。

  • 仏壇を設置する場所は和室でなくても構わない。

  • 和室に仏壇を置く場合は、畳が傷まないように保護シートなどを敷いたり、直射日光による劣化に気をつける。

  • 仏間だけでなく、床の間もその由来から仏壇を置いても差し支えない。

  • 新築を立てる際はの仏間は、大きな仏壇を置くのであれば必要である。
    仏壇が小さいのであれば、現代は仏間や床の間がない家も多いので、毎日手を合わせられるリビングなどの場所に仏壇を設置しても問題ない。

  • 現代仏壇やモダン仏壇と呼ばれている家具調の仏壇は、和室に洋室にも合うよう設計されており、コンパクトなのでタンスの上にも置けるようになっている。

  • 新しく仏壇を購入する際は、値段に幅があるので予算に注意し、宗派によって仏壇の中にまつる本尊や仏具が変わってくるので、寺院や仏具店に相談することも大切である。

仏壇は必ずしも和室でなければならない、というわけではないのですね。
おしゃれでコンパクトな家具調の仏壇がたくさんあるので選択の幅も広がっています。
仏壇を選ぶ際は、宗派に合ったものはもちろんのこと、予算や部屋に合うかどうかも考慮することが大事ですね。

「終活ねっと」では、このほかにも葬儀や法事にまつわる記事を多数掲載しています。
ぜひそちらもご覧ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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