仏壇を他人に譲ることはできる?|仏壇・譲る・リサイクル・買取

仏壇を他人に譲ることはできる?|仏壇・譲る・リサイクル・買取

環境の変化などで、仏壇を処分すべきか迷ったことはありませんか?処分するのは少し心苦しいので、欲しがっている方に譲ることができたらと考える方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、仏壇を他人に譲る場合にはどうすれば良いかをわかりやすく解説していきます。

最終更新日: 2020年02月29日

仏壇を譲るのはあり?

仏壇

亡くなった方のご供養をしていくのは生きる人間の務めではありますが、日常生活には思いがけないような事が起こります。
その上で中古の仏壇を譲り渡したい、譲ってもらいたいと思う場面が出てくるのは、昨今の時代の流れにおいては当然のことのようにも思えます。

その一方で、仏壇を他の中古品と同じようにやり取りすることに、躊躇してしまうという人もいるのではないでしょうか。

今回「終活ねっと」では、仏壇を他人に譲るということについてわかりやすく解説していきます。

記事の中心となる内容は以下のとおりです。

  • 仏壇を他人に譲ることはできる?

  • 仏壇の処分方法について

  • 仏壇はリメイクできる?

記事の後半には、仏壇のリメイクについても詳しく解説していますので、ぜひ最後まで読んでいただけたら幸いです。

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仏壇を他人に譲ることはできる?

仏壇

そもそも仏壇を他人に譲るということを、仏教的によくない行いだと感じてしまう方がいるかもしれません。
ですが事前にするべきことをきちんと行えば、仏壇もその他の中古品と同じように譲渡、譲受することができます

では仏壇を譲り渡す際には、事前にどのようなことを行えば良いのか、詳しく解説していきます。

閉眼供養をするべき

仏壇を仏具として使い始めるのにはまず開眼供養が必須であるのと同じに、仏壇を他人に譲る場合には、閉眼供養(へいがんくよう)をする必要があります。

閉眼供養は魂抜き、お性根抜きとも言われ、開眼供養によって仏壇に込められた仏様の魂を抜く儀式で、菩提寺や購入した仏具屋などで行ってもらえます。
閉眼供養を行うことで仏壇は手を合わせる対象ではなくなり、故人への思い入れなどをのぞけば仏教的には意味のないただの木箱となります。
閉眼供養にかかる費用はお布施という扱いになり、1万円から10万円と相場に幅があります。

ただし宗派が浄土真宗の場合は解釈が違うため、閉眼供養を行いません

仏壇の中身を確認する

仏壇には思わぬところに小引き出しがあるなど、意外にも収納する箇所がいくつも存在します。

仏壇を譲りわたす前には、中身をすべて出し空の状態にして、綺麗に掃除してから譲る必要があります。

中に貴重品や故人、家族の大切なものなどが入っていないか細部までよく確認しましょう

また以下のリンク記事では、仏壇を処分する場合についてさらに詳しく解説しております。
ぜひ、ご参照ください。

仏壇の処分方法について

お墓

では仏壇を譲る相手も特になく、廃棄処分する場合はどうすれば良いのでしょうか。
まず大前提として、仏壇を処分する際にも他人に譲る場合と同様に、必ず閉眼供養を行わなければいけません。

ここからは仏壇を廃棄処分する手段として、いくつかの方法をご紹介していきます。

菩提寺に依頼する

代々お世話になっている菩提寺がある家では、仏壇購入の際も菩提寺に開眼供養をお願いしているケースがほとんどです。
その場合には、仏壇を処分する時も同様に菩提寺で閉眼供養をしていただくと良いでしょう。

仏壇の閉眼供養からお焚き上げまでを、菩提寺の住職に一連の儀式として依頼することになります。

仏具店に依頼する

お付き合いのある菩提寺がなかったり所在地が遠い場合は、費用を支払い仏具店に処分を依頼するという方法もあります。
該当の仏壇を購入した仏具店はもちろん、購入していない店舗であっても場合によっては引き取ってもらえます

仏具店は仏壇を扱うプロでもあるので、適切な処分をしてもらえる安心感があるのではないでしょうか。

かかる費用は閉眼供養も含め、1万円から数万円程度が相場です。

粗大ゴミとして処分する

先に記したように、閉眼供養を済ませた仏壇はただの木箱となってします。

ただの木箱となればそれぞれの自治体の方針にしたがって、粗大ゴミとして廃棄しても問題はありません。
特に大型であったり金属部分がある仏壇などは、解体して木材と金属に分別したのちに廃棄するとより良いでしょう。

費用の面では、これがもっとも安価に仏壇を処分することができる方法です。

買取に出す

近年、核家族化や集合住宅が増えた影響により、小型の仏壇が好まれるようになっています。
そのため一般的なサイズの仏壇をリサイクル業者に買い取ってもらっても、流通量に対して需要が少ないために、なかなか思うような値がつかないのが現状です。

その一方で金箔を施した金仏壇や、こだわりのある繊細な彫刻、希少な高級素材で造られた高級仏壇など、中には美術的価値のあるものもまれに存在します。

場合によっては貴金属の買取業者や古美術品を取り扱う業者に査定をしてもらい、思わぬ価値がつくこともあります。
訪問査定やメール、SNSを用いたものなど、各業者においてさまざまな査定方法があるので、心当たりがある際には利用してみると良いでしょう。

また仏壇の処分については、以下のリンクの記事でさらにくわしく解説しております。
ぜひ、ご参照ください。

仏壇はリメイクできる?

困った人々

先祖代々の仏壇は大きすぎるので環境の変化に合わせて小型の仏壇を新調したいけれど、仏壇を譲ったり廃棄処分するのは忍びないという方もいるのではないでしょうか。

そんな場合には多少費用がかかりますが、仏壇のリメイク専門業者にサイズやスタイルを作り替えてもらうことも可能です。

形あるものに対する思い入れは人それぞれです。
思いが残ったままのものを失うよりも、リメイクの専門業者に要望を伝えて話し合い、なじみある本来の仏壇の特徴を生かしてリフォームをするという解決方法もあります。

また仏壇の大きさについては、以下のリンクの記事でさらにくわしく解説しております。
ぜひ、ご参照ください。

仏壇を譲るのはあり?まとめ

仏壇

いかがでしたか?
今回「終活ねっと」では、仏壇を他人に譲るのは良いのか、仏壇の処分方法について解説してきました。
以下に記事のポイントをまとめておきます。

  • 他人に譲る際には、閉眼供養を行ってから譲るようにする。
    閉眼供養を行うことで仏壇は宗教的意味を持たない木箱ということになる。

  • 仏壇を譲渡する前に中身をよく確認して、空にし綺麗にしてから譲るようにする。

  • 廃棄処分する場合は、菩提寺に依頼して閉眼供養をしてからお焚き上げをしてもらうのが一般的。
    他には、仏具店に依頼して処分することができる。
    仏壇を購入していない仏具店であっても、請け負ってもらえることがある。

  • 仏壇を処分する場合は閉眼供養したのちに、粗大ゴミとして廃棄することもできる。
    金属部分がある仏壇などは解体し分別してから廃棄するのがベストである。

  • 一般的な仏壇は中古市場の流通量に対して需要が少なく、ほとんど値がつかない。
    一方、高級仏壇や金仏壇など、工芸品、美術品的価値のあるほんの一部のものでは、貴金属や古美術の買い取り業者で思わぬ高値がつくことがある。

  • 今ある仏壇の特徴を残しつつ、サイズやスタイルを作り替えてくれる仏壇のリメイク専門の業者がある。

想いの込もった存在である仏壇は、ある意味不可侵な存在であるとも言えます。

その処分を考えることは、やはり大きな責任を負うとともに精神的負担がともなうのが普通です。
そんな時にこれだけのさまざまな選択肢があることを知っておくのは、必ず人生の中で助けになるはずです。

「終活ねっと」では、他にも仏壇に関する記事を多数掲載しています。
ぜひそちらもご覧ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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