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仏壇を置く場所や置く向きと仏壇の仏具の並べ方

仏壇は、伝統的には北から南に向いて、日光が当たらないように配置されます。

また、仏具を整える際には主に仏像を中心として、両側には家系の先祖の像が並べられます。

仏壇に置かれるお供え物には、長期保存可能なものが好ましいとされています。

例えば和菓子、フルーツ、香り高い香り、花などが挙げられます。

仏壇を置く場所

仏壇の置き場所は、特に決まりはありません。家族みんなが集まる場所や、仏様をお祀りする専用の部屋などに置くとよいでしょう。

仏間は、仏様やご先祖様をお祀りする中心的な場所で、仏壇や仏像などの神具を納めるところです。

この部屋は、家族が集まって祈りや思索をする場所として、最も重要な場所とされている。

仏壇を置き場所を決める注意点

日当たりが強すぎずと湿気が少なくて風通しが良い場所

仏壇は、直射日光に当てると、変色や日焼けを起こし、劣化を早めることになるので、置かないようにしましょう。

逆に湿気が多いと、仏壇にカビが生えたり、線香に火がつきにくくなったりすることがあります。

お仏壇を守るためには、風通しがよく、湿度の低い場所を見つけることが大切です。

仏壇にお尻を向ける回数が少ない場所

ご本尊や位牌を安置している仏壇に背中を向けるのは失礼にあたります。

仏壇の前には、物や家具を置かないようにしましょう。物や家具の前に立つときに背中を向けてしまいます。

同じ部屋に仏壇と神棚がある場合は、向かい合わせではなく、横に並べて置くことをおすすめします。

そうすることで、仏壇と神棚が背中合わせになることを防げます。

仏壇を置く向き

東向きの宗派(浄土真宗・浄土宗・天台宗)

浄土宗、浄土真宗、天台宗などの宗派では、阿弥陀如来の住まわれる西方浄土があるとされる東向きに仏壇を置くことが伝統となっています。

困ったときにいつでも阿弥陀仏の助けを受けられるように東を向いて手を合わせられます。

東は、幸運と豊かなエネルギーを持つ方角で縁起が良いとされています。

そこで、ご本尊を東向きに安置し、西向きにお参りすることで、西方浄土とそのご加護を願っています。

南向きの宗派(禅宗・曹洞宗・臨済宗)

祭壇は、権力や地位に関する考えから、背中を北に、正面を南に向けて置く習慣がありました。南向きは身分の高い人、北向きは身分の低い人とされていました。

これは仏壇の配置にも応用され、本尊を南向きにすることで、地位の高さを象徴するようになりました。

また、仏壇を南向きにすることで、直射日光を避け、仏壇や仏具が傷むのを防ぐことができます。

また、仏壇は部屋の北側に置くことで、風通しがよくなり、日射の影響も受けにくくなります。このような仏壇の配置は、古代の中国や日本の風習に倣って受け継がれてきました。

本山中心の宗派(真言宗)

仏壇の向きは、宗派の中で最も重要視される本山との関係が重要視されます。

本尊が本山に向かう向きは、本山との位置関係で変わってきます。仏壇を設置するのに最適な向きは、宗派のお寺に相談することをお勧めします。

向きを問わない宗派(日蓮宗)

南向きや西向きの仏壇を好むのは、さまざまな信仰が根底にあります。

南向きの仏壇は中国の故事に由来し、西向きの仏壇は日蓮正宗の中心的な教えである『法華経』に由来するものです。

法華経では、釈迦と如来が西を向き、干菓子に背を向けている姿が描かれています。そのため、日蓮正宗の仏壇はなるべく南向きか西向きに置くとよいでしょう。

仏壇の仏具の並べ方

仏壇の中心は、最上段に飾られている御本尊です。御本尊の左右には、宗派の祖先を祀り、その名前を表示した掛け軸があります。

宗教的な用途に使われる位牌は、御本尊の視界を妨げないよう、仏壇の左右か低い位置に配置されています。

仏壇の最下段には、仏事を行うための中央のテーブルがあり、その両脇にはご飯やお茶の道具が置かれています。

その下の段には、花立、香炉、火立、マッチ燻し、リンが置かれています。これで日蓮正宗の仏壇の典型的なセットが完成します。

仏壇のお供え物の種類

故人や仏様を敬うには、和菓子や果物、飲み物、花、ろうそくなど、日持ちのする生ものをお供えするのが適しています。

お供え物は、亡くなった方の味の好みを反映させるとよいでしょう。

お仏壇の前にお線香をたき、清らかな香りを漂わせ、ご先祖様と仏様に安らぎを与えます。

また、お香の香りは、供養する家族や参拝者を清める役割も果たします。

死者には栄養が必要だと考えられているので、お盆の間は仏壇に常に水を流しておく習慣があります。

仏壇を置く場所についてよくある質問

仏壇を置く場所を教えてください

仏壇の置き場所は、特に決まりはありません。家族みんなが集まる場所や、仏様をお祀りする専用の部屋などに置くとよいでしょう。仏間は、仏様やご先祖様をお祀りする中心的な場所で、仏壇や仏像などの神具を納めるところです。

仏壇を置き場所を決める注意点を教えてください

仏壇は、直射日光に当てると、変色や日焼けを起こし、劣化を早めることになるので、置かないようにしましょう。逆に湿気が多いと、仏壇にカビが生えたり、線香に火がつきにくくなったりすることがあります。お仏壇を守るためには、風通しがよく、湿度の低い場所を見つけることが大切です。

仏壇を置く向きを教えてください

仏壇は部屋の北側に置くことで、風通しがよくなり、日射の影響も受けにくくなります。このような仏壇の配置は、古代の中国や日本の風習に倣って受け継がれてきました。浄土宗、浄土真宗、天台宗などの宗派では、南向きに置きます。真言宗は本山との関係が重要視されるため、本山との位置関係で変わってきます。

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