仏壇に供えるご飯は毎日用意するべきなの?|仏壇・ご飯・毎日

仏壇に供えるご飯は毎日用意するべきなの?|仏壇・ご飯・毎日

よく仏壇にご飯や果物をお供えしていることがありますが、毎日必要なのでしょうか?もし毎日しなければいけないのであれば、仏壇にお供えするご飯の並べ方やタイミングなど決まり事はあるのでしょうか。そんな疑問について詳しくご紹介していきます。

2019-09-19

仏壇のご飯は毎日用意するべきなの?

仏壇

毎日仏壇にご飯を供えるといっても、置き方やお供えした後の食べ物はどうすればいいかなど悩みますよね。
それに、いつお供えをして下げたらいいのかなども曖昧です。

そこで今回終活ねっとでは、仏壇に毎日ご飯をお供えするのかについて解説いたします。
その他にもご飯をお供えするタイミングやルールについても詳しく紹介しています。

今回ご紹介する内容は以下の内容です。

  • 仏壇にご飯のお供えは毎日必要なのか

  • ご飯をお供えするときはどのようにすればいいのか

  • ご飯をお供えするときのルールとは

ぜひ最後までお付き合いください。

仏壇にお供えするご飯は毎日必要なの?

困った人々

仏壇にご飯をお供えするといっても、毎日必要なのでしょうか?
最近ではパン食や麺類も多く、加えて外食出かけてしまうこともしばしばあるでしょう。
そんなことを考えていると、毎日ご飯を炊くことが負担に感じるかもしれません。
毎日ご飯を炊くことが日常でない場合には、無理にお供えをする必要はないのです。

しかし、可能な限り1日に1度ご飯を炊きお供えするのが理想的です。
ご飯を炊いたときには、炊きたて一番のご飯をお供えしましょう。
また、生前故人が好物だったものをお供えすることも大切です。
仏壇にお供えする場合は、痛みにくい物を選ぶようにしましょう。

本来仏壇へのお給仕とは、「施しの精神」です。

仏壇へのお供えで重要なことは、仏様やご先祖様を敬い想う気持ちです。
毎日温かいご飯が食べれることや、見守っていてくれる感謝など伝えてみてはいかがでしょうか。

ご飯のお供えの仕方について

仏壇

仏壇のご飯のお供えの仕方とはどのようなものなのでしょうか?

仏壇にお供えするご飯を仏教では「飲食(おんじき)」と呼びます。
一般的には「仏飯(ぶっぱん)」「御仏飯(おぶっぱん)」「お鉢(おはち)」と呼ばれていますが、宗派によっては「お仏供(おぶく)」と呼ばれています。
また、地域によっても呼び名が異なりますがいずれも同じご飯のことを言います。

ご飯をお供えする理由は、仏様やご先祖様がお腹を空かせているからではありません
それは上記でも案内したように、感謝を伝えることが目的となるからです。
私たちは毎日命をいただいて生きています。
そのことを忘れず、日々過ごすことができる感謝と共にご飯をお供えしましょう。

宗派によってご飯の盛り方が変わるためよく確認するようにしましょう。

器と盛り方について

ご飯をお供えするためには、仏飯器(ぶっぱんき)という器が必要になってきます。
選び方も浄土真宗を除いては多くの宗派で決まりがないため、ある程度自由に選んでも問題ありません。
耐久性や仏壇と合うかなど、毎日のことになりますので考えて選ぶようにしましょう。
ただし、真宗大谷派では仏飯器じゃなく仏器(ぶっき)と呼びます。

ご飯の盛り方ですが、とくに守らなければいけない決まりはありません。
多くの場合、普通に食べる時と同じように盛り付けます
不安な場合はお寺に相談するのが良いでしょう。

しかし、浄土真宗の場合決められた盛り方があり本願寺派と大谷派で異なります。

本願寺派のご飯の盛り方は、蓮のつぼみをイメージしたものになります。
仏飯器にご飯を高く盛り、山型にしましょう
大谷派では蓮の実をイメージした形となり、仏飯器に円筒の形で盛りつけます
もちろん円筒形にするのは難しいので、盛糟(もっそう)という道具を使います。

お供えする位置

ご飯をお供えする場所ですが、特に決まりはありません
本尊である阿弥陀如来などの仏像の前にお供えします。
一般的には向かって右側がご飯、左側がお水となります。
大型の仏壇では、ご本尊の両脇にある「お脇掛(おわきがけ)」の前にもお供えすることが作法となります。
ですが、宗派によって異なる場合がありますので注意しましょう

お供えするタイミング

ご飯をお供えするタイミングですが、一般的には朝となります。
毎日感謝の気持ちを込めて炊いたご飯を、朝一番に仏様に召し上がっていただきます。
なので、ご飯が炊き上がったらまず最初に仏壇にお供えするようにしましょう
タイミングや回数などに関してとくに決まりはありません。
ですが、毎日朝一回お供えするというのが一般的です。

片付けるタイミング

お供えしたご飯を下げるタイミングについても、とくに決まっているわけではありません。
ですが、仏様やご先祖様や故人にとっての一番のご馳走はご飯の湯気です。
湯気が出ている間はそのままお供えし、湯気がなくなったら下げます
仏教の戒律では、午後は食事をしてはいけないことになっています。
したがって、午前中に下げることが望ましいとされています。

そうは言っても、毎日を過ごしていると忙しい朝の日もあるでしょう。
そんな時は朝出かける前にご飯をお供えし、帰宅した後に下げても問題ありません
また、夏場などの暑い時期は食品がとても傷みやすく心配になります。
その場合はお供えをし、すぐにお参りをして下げてしまっても大丈夫です。

ご飯のお供えに関するルールについて

人々

ご飯をお供えする際のルールやマナーについて見てきまししたが、特に決まった形式があるわけではないということがわかったと思います。
ここではご飯のお供えに関するルールについて解説しますが、こちらも必ず守らなければならないというものではありません。

宗派によって多少の決まり事はありますが、ご飯をお供えするときは何が一番大事なのかということです。
物事に縛られ事務的にこなすというよりも、ストレスを感じることなく日常生活の中に取り入れていくのが良いでしょう。

仏飯は白米じゃないといけないの?

ご飯をお供えする場合、必ずしも白飯である必要はありません
毎日生活していると、炊き込みご飯や混ぜご飯などその日の献立によって変わってくるでしょう。
そんな時は、炊き込みご飯などをお供えしても問題ありません。
それに仏壇の開眼供養などをする場合、めでたいことなので赤飯にするのが一般的です。

さらにいうと、ご飯である必要もありません
パンやコーヒーなど、故人が毎食摂っていた場合はむしろ喜んでくれることでしょう。
またおやつなどを食べる場合は仏壇に一度お供えをし、そのあと家族で食べるというのも大きな供養になります。

お盆にお供えするご飯については、こちらの記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。

ラップをしてもいいの?

仏壇にご飯をお供えするとき、衛生面を気にしてラップを被せたくなることもあるでしょう。
しかしラップを被せてしまうと、ご馳走が仏様やご先祖様に届かなくなってしまいます。
そのため、せっかく用意しても供養にならないのです。

ご飯をお供えする際は、ラップを被せることは控えましょう

仏壇のご飯は下げた後食べるの?

仏壇にお供えした後のご飯は、家族で頂くことをおすすめします
しかし、衛生上の問題や冷めて固くなり食べられない場合もあります。
その場合は捨ててしまっても問題ありません。

捨て方としては土に返したり鳥や虫に食べてもらうなどが好ましいですが、難しい場合はそのままゴミ箱でも問題ありません。

ご先祖様の数分ご飯は必要?

仏壇にご飯をお供えするとき、ご飯の数は幾つにすればいいのか気になることもあるでしょう。
しかし、上でも案内したように仏様やご先祖様の好物は湯気です。
お供えしたものは湯気や精気になって届くと言われており、ご先祖様の数だけ用意する必要はありません。

しかし、その土地の風習や家によって異なることがあります
よく分からない場合には、親戚の方に相談すると良いでしょう。

仏壇のご飯は毎日必要なのかまとめ

人々

いかがでしたでしょうか?
今回終活ねっとでは、仏壇に供えるご飯は毎日必要なのかどうかやご飯をお供えする際のルールについて詳しく紹介してきました。

ここまでの内容をまとめると以下のようになります。

  • 仏壇にお供えするご飯は毎日じゃなくてもよい。

  • ご飯をお供えする場合、宗派や地域によって多少の違いはあれど基本的には変わらない。

  • ご飯をお供えするときは、日々過ごすことができる感謝を共に伝える。

  • お供えするご飯は白飯以外のものでも問題ない。

  • お供えする際のルールはとくに無く、その気持ちが大事。

何事も最初から完璧にする必要はありません。
仏壇のお供えについて、大切なことは仏様やご先祖様を敬う気持ちです。
あまり気負わず、自分のできる範囲で続けていくと良いでしょう。

終活ねっとでは、仏壇に関する様々な記事を掲載しております。
仏壇に供える果物については、こちらの記事でより詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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