百人一首、 競技かるたの方法を覚えよう!

百人一首を使った競技かるたは、老若男女問わず幅広く親しまれ、一般的には伝統文化に親しむという活動の側面と、競技かるたそのものは瞬発力・記憶力・精神力が必要とされ、スポーツとしての側面も持っています。今回は百人一首の競技かるたについて解説していきます。

目次

  1. 百人一首、競技かるたの試合方法
  2. 審判
  3. 規則
  4. 競技かるた、試合の方式
  5. 百人一首、競技かるた用語解説
  6. 競技かるたのまとめ

百人一首、競技かるたの試合方法

試合の流れ

*試合に先立ち、競技者は、対戦者、読手の順に礼をします。

1. 競技者2人は、百人一首の100枚の札を裏向けにしてよく混ぜます。
 互いに25枚ずつ取り、自分の陣地(自陣)に左右87cm以内に3段に分けて並べます。相手の陣地 (敵陣)にも同様に並べられます。

2. 残りの50枚は競技には使用せず箱にしまいます。但し、読み手は100枚の札を読みますので、
 このしまった札を空札(からふだ)と呼びます。

3. 15分間の暗記時間が設けられ、その間に自陣・敵陣の50枚の札の位置を暗記します。

4. 詠み手は、まず序歌という、百人一首に入っていない和歌を詠みあげます。
全日本かるた協会の指定序歌は、
 「難波津に 咲くやこの花 冬ごもり 今は春べと 咲くやこの花」が、詠まれます。

5. そこから百首の詠み札が順不同に詠まれていきます。場に置かれている字札には下の句のみ書   かれているのに対して、詠まれるのは上の句からです。

6. 自陣の札を取ると一枚減り、敵陣の札を取ったら相手に札を一枚送って自陣の札を一枚減らしま  す。 こうして、自陣の札を早くゼロにした方が勝ちとなり

7. とり札が取られた場合、詠み手はその取られた札の下の句から詠み、次の札の上の句を詠みます。

審判

基本的に審判はいません。どちらが早く取ったかは、お互いで確認して決めます。
お互いが、同時に札を取ったと認めた場合、自陣にその札があった方の「取り」となります。

規則

1.読まれた札のある陣地であれば、どの札を触れてもよいことになっていますので、まとめて札を払うことができます。

2.最初に使った手、右手なら右手を、試合の最後まで使います。

競技かるた、試合の方式

競技かるた大会の方式には、個人戦と団体戦がありいます。

個人戦

個人戦はトーナメント方式で行われます。
全日本かるた協会が主催する大会に於いて通常の公式戦は、A級(四段以上)、B級(二段、三段)、C級(初段)、D級・E級(無段)の5階級に分かれて実施され、下位の級で一定以上の成績を修めると、昇段の権利を得て上位の級に昇級します。

団体戦

団体戦の方式は、大会により異なりますが、5人形式で行われることが多いです。
この5人形式では、5組同時に試合を行い、3勝した方の勝ちとなります。
団体戦では試合中のメンバー間で声をかけあっても良いことになっていて、個人戦とはまた違った雰囲気があり、盛り上がります。

百人一首

百人一首、競技かるた用語解説

決まり字

百人一首の中には、上の句の出だしの文字が同じ並びの歌があります。ここで決まり字という規則があり、この決まり字とは上の句のここまで読まれれば、下の句が判るいう部分の文字の数のことをいいます。
例えば、上の句が「あき」で始まる歌は、百首中に二首あります。
①あきかぜに たなびくくもの たえまより もれいずるつきの かげのさやけさ 
②あきのたの かりほのいほの とまをあらみ わがころもでは つゆにぬれつつ
そして、三字目の「か」または「の」を聞けば、下の句が何か判ります。これを三字決まりと呼びます。
このように、百人一首の決まり字は分類してみると、一字決まりから、六字決まりまであり、それぞれに含まれる、和歌の数は下記の通りとなります。

一字決まり・・・・・・7首
二字決きまり・・・・・42首
三字決まり・・・・・・37首
四字決まり・・・・・・6首
五字決まり・・・・・・2首
六字決まり・・・・・・ 6首

競技かるたでは、この決まり字を確実に覚え応用することで、有利に試合を進めることができます!

送り札

敵陣の札を取った場合、また相手が「お手つき」をした時に相手に渡す札のこと。
どの札を送るか? そして、送った札を、相手がどこに置くか? などこの送り札が勝敗を分ける重要なポイントとなります。

お手つき

以下の場合はお手つきと呼ばれ、相手側から札を1枚送られることになります。
・自陣にある札が読まれたのに、敵陣の札に触れてしまった場合。
・敵陣にある札が読まれたのに、自陣の札に触れてしまった場合。
・空札が読まれたのに、札に触れてしまった場合
両者ともお手付きをした場合は「共お手(共付き)」と呼ばれ、互いに送り札は行いません。

ダブる

自陣にある札が詠まれた時にその札を取られ、さらに、敵陣の札に触れた場合、自陣の札を取られたことで一枚。お手つきをしたことで一枚、計2枚のダブルで札を送られること。

大山札

6字決まりの札で、「あさぼらけ」「きみがため」「わたのはら」で始まり、6文字目まで聞かないと、下の句が判別が出来ない札のことです。

囲い手

札を触れずに手で囲って、相手に取られないようにする方法のこと。特に大山札など決まり字が長い場合に使われ、決まり字まで読まれるのに時間がかかるので、可能性がある札を囲い手をして相手が取れないようにします。

攻めがるた

敵陣の札を積極的に取りに行く戦い方。 例えば自分の得意な札を相手に送り、それを取ることで試合を有利に進めること。

友札

決まり字が途中まで一緒の札のこと。特に、自陣に決まり字が途中まで一緒のものが複数枚ある場合の札を指します

運命戦

競技カルタで自陣・敵陣ともに、残りの札が1枚ずつになった場合のこと。通常この状態で敵陣の札を取るのは難しいので、自陣の札を確実に取る方が有利とされています。 この場合の勝敗は、どちらの札が先に読まれるかに左右され、運命に委ねられたような状態なのでこう呼ばれます。

競技かるたのまとめ

百人一首を取り巻く文化的な活動の側面は、映画やテレビ、漫画やアニメなどでも盛んに取り上げられるようになり、それに伴って学校やサークルでの競技かるたも盛んになり、その人気は大きく広がっているようです。
サア、あなたも百人一首を覚えて、競技かるたに挑んでみてはいかが?

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